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自閉症スペクトラムの疑いのTくん3歳

先週宿泊治療に京都から来ていたTくん。

発語はあるが、会話ができない。成立しないのがお母さんは気になっておられました。

 

3歳の検診で

「軽度精神発達遅滞」

「自閉症スペクトラムの疑い」

と診断されました。

 

ネットでいろいろ調べて当院で宿泊治療ができることもあり来院されました。

HPを見て「新脳針(針灸治療)」の他に「リセプター療法」も気になっておられました。

 

そこで 「新脳針(針灸治療)」 と 「リセプター療法」を併用して受けて頂きました。

針灸治療では、最初は何をされるのか分からず嫌がっている様子もありましたが、

二回目からは準備を促すと自らベッドに上がって横になってくれました。

 

【小児はりを受けるTくん】

 

リセプター療法では、まずは興味のあることを中心に楽しんでもらいます。

徐々にルールを決めて声かけをしていきます。

聞くこと。

待つこと。

考えること。

いろんな刺激が脳の働きを促します。

先生の言うことに対する理解が少しずつ早くなってきました。

繰り返しの経験が神経のネットワークを強くしてくれます。

 

宿泊治療を受けた感想をお母さんが書いてくれました。

「患者様の声」は こちら

 

表情豊かなTくん。これからのTくんの成長が楽しみです。

 

鍼灸師 神先崇