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脳アミロイドアンギオパチーの新脳針【診療日誌】
脳アミロイドアンギオパチーと認知機能低下でお悩みの患者様の施術経過。
大阪前田鍼灸院には、近年、物忘れや認知機能の低下、高次脳機能障害に関するご相談が増えています。
今回ご紹介するのは、脳アミロイドアンギオパチーと診断された60代の患者様のケースです。
患者様Aさんは60代に入ってから、
- パソコンや携帯電話の操作方法がわからなくなる
- 適切な言葉が出てこない
- 歩行時のバランスが不安定になる
- 自分が何をしようとしていたのか思い出せない
- 周囲の状況把握が難しくなる
といった症状が徐々に現れるようになりました。
(患者様によれば突然発症することもあります)
これまで問題なく行えていた日常生活の動作に支障をきたすようになり、ご本人だけでなくご家族も大きな不安を抱えるようになったそうです。

ご主人の変化に驚かれた奥様が専門医療機関への受診を勧められ、大手病院で精密検査を受けた結果、「脳アミロイドアンギオパチー(CAA)」と診断されました。
その後、症状の管理を目的として複数の薬剤が処方されました。
しかし服薬を続ける中で、
- 顔や手足のむくみ
- ろれつが回りにくい
- 言葉が聞き取りづらくなる
といった症状を感じるようになり、不安を抱えながら当院へご相談に来られました。
脳アミロイドアンギオパチー(CAA)とは
脳アミロイドアンギオパチー(Cerebral Amyloid Angiopathy:CAA)は、アミロイドβというタンパク質が脳の血管壁に蓄積することで、血管が弱くなり、脳出血や認知機能の低下などを引き起こす疾患です。
加齢とともに発症リスクが高くなり、アルツハイマー病との関連も指摘されています。
主な症状として、
- 物忘れ
- 判断力や集中力の低下
- 言葉が出にくい
- 歩行障害やバランス障害
- 高次脳機能障害
などがみられることがあります。
高次脳機能障害とは、脳の損傷や機能低下によって、
- 記憶する
- 考える
- 判断する
- 計画する
- 会話する
といった高度な脳の働きに支障が生じる状態です。

外見からはわかりにくいことも多く、ご本人やご家族が「なぜできなくなったのかわからない」と悩まれるケースも少なくありません。
大阪前田鍼灸院での取り組み
当院では、このような脳アミロイドアンギオパチーなどの認知機能の低下や高次脳機能障害でお悩みの患者様に対し、
新脳針(W)を中心に、温熱療法やリセプター療法などを組み合わせた施術プログラムをご提案しています。施術では、
- 自律神経のバランスを整えること
- 温熱療法で免疫力を高める事
- リセプター(運動)することで、空間認知を高める事
- 言葉がけと行動でリズムをとり、脳で記憶すること
- 全身の血流や脳の血液循環を促進すること
- 心身の緊張を和らげること
- 本来備わる自然治癒力を引き出すこと
を目標として取り組んでいます。
患者様ご本人が前向きな気持ちを持ち、ご家族とともに日々の生活を大切にしながら過ごせるよう、継続的なサポートを行っています。

物忘れや認知機能の低下は、「年齢のせいだから」と見過ごされてしまうことがあります。
しかし、その背景には脳アミロイドアンギオパチーや認知症、高次脳機能障害などの疾患が隠れている場合もあります。
気になる症状がある場合は、まず専門医による診断を受けることが大切です。そのうえで、日常生活の質(QOL)の維持や心身のケアの一環として、鍼灸施術を取り入れる選択肢もあります。
大阪前田鍼灸院では、一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、健康な毎日をサポートしてまいります。
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院長 前田為康













