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「冬至養生(とうちようじょう)」
こんにちは!鍼灸師の髙橋です
もうすぐ10月も終わりますね。
急に寒くなりましたが、皆様体調は大丈夫でしょうか?
私もなるべく体を冷やさないように気を付けています。
さて今回は、これから迎える冬の体調管理について中医学的に少しお伝えしたいなと思います。
冬は、ホルモンバランスや老化などをつかさどる「腎」の働きが弱くなりやすい季節です。「腎」には風邪などから体を守る力も蓄えられています。
体を温める働きもありますので、冬は「腎」を労わることがポイントです
具体的には、
①冬は寒さで夏の時期よりもエネルギーを多く使うため、いつもより少し早めに眠りましょう。
そして朝は日が出てから起きるといいですね
でも、睡眠時間が長ければいいということでもないので、
しっかり眠れたな~という感覚を大事にして、自分に合った睡眠時間を探ってみてはいかがでしょうか。
②「腎」を養う黒い食材をとりましょう。
中医学では黒い食べ物が「腎」を養うとされています。
例えば、黒ごま・黒きくらげ・こんぶ・黒まめなど。
ちなみに私は今、ちょうど黒きくらげにハマっていて、
あらゆる料理に入れています
とくに生のきくらげは肉厚でぷりっぷりで本当に美味しいです!!!
今もこうして書いているだけで食べたくなってきました
また、これからさらに寒さが厳しくなってくると血の巡りが悪くなってしまいます。なのでほんの少し辛味を入れて、血の巡りをよくするのも良いですね!
汗を沢山かくほどの強い辛味は、体の熱をうばって逆に冷やしてしまうので気を付けましょう!
そして古くから中国では「冬至養生(とうちようじょう)」という言葉があります。
これは冬を利用して養生するという意味で、蓄えの季節である冬の時期に「腎」を養生し、1年を乗り切る備えをするという考え方です。
ぜひこの言葉を頭の片隅にでも・・・
鍼灸師 髙橋