秋冬のお花たち

11月になり、当院のエントランスのお花たちも秋冬バージョンになりました。

まずは、チョコレートコスモスと、ギバナコスモスとトウガラシ・ブラックの寄せ植え。オレンジと黒でハロウィンをイメージした寄せ植えです。

チョコレートコスモスはカカオの香りがしますが、嗅いでみていただけましたか?甘い美味しそうな香りがして、色も素敵で一目惚れして買いました。

 

 

 

次は「ももこ」という品種のフリルパンジーです。春になると、「ももこ」の間から別のお花が出てきますのでお楽しみに!!

 

 

 

 

駐車場の壁には、パンジーとビオラの品種改良の「よく咲くスミレ」を植えました。

 

 

 

 

 

 

 

道路沿いの花壇には、夏にはジニアプロフュージョンというお花を植えていましたが、今回はよく咲くスミレを3色植えてみました。(真ん中にはアジサイが植えてあります)

 

当院の前を通る方に、お花の力で元気になっていただけるように、春まで頑張ってお手入れしたいと思います!!

副院長 前田京子

今週も宿泊治療にお越し頂いてます

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのは、このような方々です。

  • 10月29日~11月3日  福岡県より  脳室周囲白質軟化症の患者さん。
  • 11月1日~11月6日   東京都より  股関節痛の患者さん。

今週もお越し頂く患者さんが快適に過ごせるように、精一杯サポートさせて頂きま日す。

前田針灸接骨院:川崎

 

患者さんにとって「もっと便利に!」ということで、当院も LINE を使って予約ができるようになりました。患者さんからも好評で、続々登録頂いております。電話が苦手、電話する暇がないって方はぜひ、ご活用ください。

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あなたも不完全な体ですか?

先日、ある患者さんから、こんな質問がありました。

 

松本さん(仮名):「先生、私の背中の痛みって、体をひねって使っていることが原因なんですよね。」

(個人を特定できないように、仮名を使わせて頂いております。)

私:「はい、そうです。」

私:「松本さんの場合、過去に足首を捻挫をされていて、そのせいで左の足首がグラグラなんです。」

私:「そのため、身体は右足で体を支えようとします。」

私:「その時に、どうしてもこの辺りで体がねじれて緊張が入り、背中や腰がしんどくなるのが、松本さんの状態です。」

私:「この辺です。」

 

と、言って私は松本さんの背中に手を置きました。

 

松本さん:「あぁ・・・はい、そこです!」

松本さん:「先生、これ・・・家では何とかできないんでしょうか?」

 

私:「そうですね・・・ケアはできます。でも、あくまで『ケア』です。」

私:「根本的な原因を一人で解決するのは難しいと思います。」

私:「なぜなら、人の体って、そこまで精密に出来ていないんですよ。」

 

松本さん:「へぇ~」

私:「なんとなく、この辺がジワ~と痛むってのはわかると思います。」

松本さん:「あっ、はい!」

 

私:「でも、それは『症状』であって、『原因』ではないんです。」

私:「松本さんの場合、『原因』は固まって動きの悪い箇所があります。」

私:「固まって動きの悪い箇所をカバーして、動き過ぎ、負担がかかっている箇所に『症状』が出ているんです。」

私:「『症状』はわかります。でも、『原因』は分かりにくいんです。自分では・・・。」

私:「だって、何番目の背骨の動きが悪いなぁ~とか、どこどこの関節が固まって動いてないなぁ~とか、ここの関節ねじってるなぁ~って、感じることあります?」

 

松本さん「う~ん、ない・・・です。」

私:「ですよね~」

 

私:「神経を通じて、ちゃんと脳にはそういった情報も届いてるんですよ。」

私:「でも、そういった情報って感覚として人は感じにくいんです。人の感覚って、意識して感じることが出来るものと、意識しても感じることが出来ないものがあるんですよ。」

 

松本さん:「へぇ~、そうなんですね。」

 

私:「はい、人って不完全な生き物なんです。(笑)」

 

不完全な人の体。

私たちは、自分が感覚として感じとれるものが、すべてと思いがちです。でも、実はそうじゃありません。

「動きが悪い」といった感覚は何となくしかわかりません。

体が「硬い」って感覚もストレッチした時くらいしか実感しないんじゃないでしょうか?

「こっちに関節をねじっている」って感覚があったら、傷める前に自分で治そうとしませんか?

だから、『痛み』として感じるまで、わからないんです。

 

自分でケアするのも大事です。ですが、それでもダメなら、やっぱり施術を受けてもらうことが大事。

体の緊張や硬さ、関節のねじれといった、自分では気づけないポイントも改善するためにはね。

それが、あなたの症状を改善する第一歩です。

 

ほったらかしにして、爆弾が破裂しないようにね。

あなたの導火線の火は消えていますか? それともパチパチパチと火花をあげていますか? あと数秒しかない!なんて状態ではないですよね?

 

前田針灸接骨院:裏戸 雅行

「冬至養生(とうちようじょう)」

こんにちは!鍼灸師の髙橋です

もうすぐ10月も終わりますね。

急に寒くなりましたが、皆様体調は大丈夫でしょうか?

 

私もなるべく体を冷やさないように気を付けています。

 

さて今回は、これから迎える冬の体調管理について中医学的に少しお伝えしたいなと思います。

 

冬は、ホルモンバランスや老化などをつかさどる「腎」の働きが弱くなりやすい季節です。「腎」には風邪などから体を守る力も蓄えられています。

体を温める働きもありますので、冬は「腎」を労わることがポイントです

 

具体的には、

 

①冬は寒さで夏の時期よりもエネルギーを多く使うため、いつもより少し早めに眠りましょう。

 

そして朝は日が出てから起きるといいですね

でも、睡眠時間が長ければいいということでもないので、

しっかり眠れたな~という感覚を大事にして、自分に合った睡眠時間を探ってみてはいかがでしょうか。

 

②「腎」を養う黒い食材をとりましょう。

 

中医学では黒い食べ物が「腎」を養うとされています。

例えば、黒ごま・黒きくらげ・こんぶ・黒まめなど。

 

ちなみに私は今、ちょうど黒きくらげにハマっていて、

あらゆる料理に入れています

とくに生のきくらげは肉厚でぷりっぷりで本当に美味しいです!!!

今もこうして書いているだけで食べたくなってきました

 

また、これからさらに寒さが厳しくなってくると血の巡りが悪くなってしまいます。なのでほんの少し辛味を入れて、血の巡りをよくするのも良いですね!

汗を沢山かくほどの強い辛味は、体の熱をうばって逆に冷やしてしまうので気を付けましょう!

 

そして古くから中国では「冬至養生(とうちようじょう)」という言葉があります。

これは冬を利用して養生するという意味で、蓄えの季節である冬の時期に「腎」を養生し、1年を乗り切る備えをするという考え方です。

ぜひこの言葉を頭の片隅にでも・・・

 

鍼灸師 髙橋

自閉症児の父として~20年間の歩みをふりかえって~

自閉症と診断された4歳から当院に通院しているKちゃんは、現在25歳になりました。(もうKちゃんというには失礼な年齢かもしれませんが、そばにいて癒される性格は、やっぱり呼び名もKちゃんのままです)

お父様がKちゃんの成長と療育についてまとめた内容を、Kちゃんが通所している「ワークセンター中授」で「自閉症児の父として~20年の歩みをふりかえって~」という1冊の本にまとめてに発行し、当院に寄贈してくださいました。

一般の書店での販売はされていません。当院の待合室に置かせていただこうと思っていますので、是非お読みいただくと参考になると思います。(購入をご希望される場合は、当院受付にお声掛けください。手配させていただきいます。)

療育の記録をまとめたものや、文集や手紙などいろいろな形の記録をまとめたものです。当院の鍼灸治療についても、治療を開始する前は、夜なかなか寝ずに困っていた症状(睡眠障害)が、治療を開始してから改善した事や、言葉が発達し意思疎通ができるようになったと書いてくださっています。

 

 

Kちゃんの療育について真正面から取り組んできたお父さん、お母さんの手探りで子育てされる様子や、日々の療育にたくさんの方々が関わって成長した事が細かく書かれた内容に、4歳からKちゃんを知っている私は胸が熱くなりました。

25歳になったKちゃんは、現在大阪市内のグループホームに入所しています。月曜日から金曜日まで大阪市の授産所「ワークセンター中授」にて仕事をし(お父さんはグループホームの近くで一人で暮らし、授産所までの送迎をされています)、土日は家族揃って和歌山のご自宅で過ごす(普段はお母さんが住んでいます)という、Kちゃん中心の生活をご家族で頑張っています。

そんな愛情に包まれて育ったKちゃんは笑顔は昔から変わらずほんわかとしていて、人懐っこく明るい性格はそばにいる人を癒してくれます。

Kちゃんのこれからの人生を陰ながら応援しています。

副院長 前田京子

今週も宿泊治療にお越し頂いてます

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのは、このような方々です。

  • 10月25日~10月30日  高知県より  脊髄小脳変性症の患者さん。
  • 10月25日~10月30日  静岡県より  多系統萎縮症の患者さん。
  • 10月29日~11月3日    福岡県より  脳室周囲白質軟化症の患者さん。
  • 10月29日~10月31日  愛知県より  自閉症の患者さん。

今週もお越し頂く患者さんが快適に過ごせるように、精一杯サポートさせて頂きま日す。

前田針灸接骨院:川崎

 

患者さんにとって「もっと便利に!」ということで、当院も LINE を使って予約ができるようになりました。患者さんからも好評で、続々登録頂いております。電話が苦手、電話する暇がないって方はぜひ、ご活用ください。

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美肌や便秘・高血圧・ストレス対策にもなるお野菜

先週、日が暮れた京都でサッカーの試合に出場しました神先です。

前半で交代し、クールダウンの途中の一枚です。

雨上がりの京都の夜はとても寒かったです

温かいものが食べたくなりました。

そう考えると、もうお鍋の季節ですね。

 

お鍋と言えば・・・

白菜を入れることが多いのではないでしょうか?

 

今日はそんな白菜のお話。

旬の食材「白菜」のだしレシピ~白菜のだしポタージュ~|おだしの ...

 

白菜は95%が水分でできており、栄養素は豊富なわけではありませんが、

ビタミンやカリウム、カルシウムなどがバランスよく含まれ、食物繊維も多いです。

 

 

東洋医学的な考えとしては、

消食下気・・・消化を促進し、胃腸を整える

清血除煩・・・浄血作用があり、ストレスを抑える

通便・・・便秘を解消する

解酒毒・・・酒の毒を解消する      など

 

胃腸を助けて便通を良くする作用があります。

過食すると下痢を引き起こすことがあるので控えめにするか、

ショウガなどの食材と一緒に食べるとよいでしょう。

 

食材では、

豚肉と白菜を組み合わせることによって

ビタミンCやE、たんぱく質、鉄分と一緒に酸化を防ぎ、

きれいな肌を作る効果や抗ストレス効果、貧血防止など幅広い効果があります。

白菜と豚肉のミルフィーユ鍋なんていかがでしょうか?

白菜と豚バラ肉のミルフィーユ鍋 レシピ・作り方 by まみんちよ ...

 

白菜はカリウムを多く含んでいるため、

塩分を排出して高血圧を予防する効果も期待されています。

ビタミンCやカリウムなどは水溶性(水に溶け出しやすい)の栄養素なので、

スープや煮込み料理などは汁ごと食べることがお勧めです。

 

急な気温の変化にも対応できる元気な身体造りをしていきましょう!

 

針施術って、これくらい痛いです!

針施術は、実際に針を体に打つため、無痛ではありません。

「チクッ」と感じたり、針施術独特の「ズーン」とした感覚を受け取ることがあります。

ですが、「いつ打たれたのか、全然わからなかったわぁ・・・。」って患者さんもおられます。

事実、注射よりは痛みは少ないでしょう。

なぜなら、薬剤を体に注射するために注射針は筒状になっています。

そのため注射針は『輪っか』で刺さります。

『輪っか』状に皮膚を傷つけます。

細胞レベルで考えても、ダメージを受ける範囲は多くなりますよね。

ですが、針施術の針は筒状になっていません。

『点』で刺さります。

最小限しか皮膚を傷つけません。

それに針施術の針はすごく細いです。

筒状になった注射針の中を通るくらいに。

 

さぁ~ あなたはどっちの針の方が痛いと思いますか?

 

あなたの『痛み』はあなたしか感じることができません。

それに『痛み』は個人差があります。

屈強でガッチリ、筋骨隆々の男の方でも「うおぉぉぉーーー!」と声をあげられる方もいれば、スラッとした女性で涼しい顔して針施術を受けて帰られる方もいます。

でも、総じて言えることは・・・

「思ってたよりも痛くなかった」って感想を頂くことの方が多いです。

あなたも日頃の疲れをリフレッシュする方法として針施術を取り入れて、血流を改善してみるのはいかがでしょうか?

蒸し暑い残暑を乗り切るために針施術を取り入れて、ツボ刺激によって内臓の働きを高めてみるのはいかがでしょう?

今より快適な毎日のために、東洋医学を取り入れてみるのはいかがでしょう?

今日、針施術の予約を取るのはいかがでしょうか?

予約は こちら からどうぞ

あなたのご来院をお待ちしております。

 

前田針灸接骨院 裏戸 雅行

 

追伸:私も鍼灸師の免許を持っています。おなかの調子が悪い時や風邪気味の時は、自分で自分に針施術しています。私自身は針の刺激、嫌いではないのですが、奥さんには不評でした。(笑)針独特の「ずーん」って感じがね。もっぱら奥さんの施術は、針を使わず、手技で貢献しています。

 

 

 

 

 

 

脊髄小脳変性症(SCD)の治療で3回目の宿泊治療のYさん☆

こんにちは。鍼灸師の髙橋です。

いよいよ秋冬らしい気候になってきましたね

急に気温が下がるとすごく寒く感じますね。服装でうまく調節していきましょう。

私も半袖から長袖に移行しました

 

さて今回は、3回目の宿泊集中治療にお越しのYさんのご紹介です!

前回が7月だったので約3か月ぶりです。

 

Yさんの現状としては、脊髄小脳変性症(SCD)によるふらつき・頭のフラフラ感・膝裏の痛み・身体の硬さ・浮腫などがあります。

院内の移動は車イスですが、自宅では手すりがあれば歩行は出来るとのことです。

 

 

今回も新脳針(鍼灸治療)+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)を午前午後とみっちり受けて頂きました。

 

▽まずは新脳針(鍼灸治療)の様子

1日2回治療で、仰向けとうつ伏せで行います。

 

▽リセプターの様子

普段は週2日のリハビリに加え、ご自身でも色々と身体を動かしているそうです!

素晴らしいですねやはり何事も日々の積み重ねが、大事ですね。

 

何にもしていないな~という方は今日から、出来る範囲で構いません。

座っている時に足首を動かしてみたり、手をグーパーしてみたり、寝ながらでも良いです。工夫してやってみてはいかがでしょうか?

 

中には「何をしたらいいか分からない」方もいらっしゃるかと思います。

実際私も患者さんから聞かれることは多々あります。

とりあえず今すぐ出来ることは、、、深呼吸はいかがでしょうか。

1日10回を目標に!1回1回をしっかり大事に深呼吸をしてみましょう!

秒数に捉われず、自由に、自分の感覚で!

 

そして何か知ろうとする気持ちや新しく始めるということは、脳や心身にとって良い刺激となると私は思います。

できないことだけに捉われず、何ができるのか、今一度ご自身に目を向けてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

さて、今回もしっかり約1週間頑張ったYさん!!お疲れ様でした

そして一緒に来て下さった奥様もお疲れ様でした

 

ちなみにYさんはこのブログを毎日見ているとのことで、

過去の内容もよく覚えて下さっています!

ブログを書いている側としては、非常に嬉しいですね

本当にありがとうございます!!

ぜひこれからも毎日よろしくお願いします

 

鍼灸師 髙橋