消化を助け、ガン予防も期待できる白い野菜と言えば…

立冬が過ぎて、寒さが本格的になってきました。

雪が楽しみな神先です

コロナの感染者数も落ち着いてきて、重症者数も減ってきました。

第6波が心配ですが、今までの指標から新しい指標に変更されましたね。

コロナ以外にも、この時期は胃腸炎にも気を付けたい時期になりました。

 

今日は「大根」のお話です。

大根 野菜 画像2 フリー写真素材「花ざかりの森」

大根はアブラナ科に属し、

辛みの成分である「イソチオシアネート」が大根の先端の方に多く含まれています。

イソチオシアネートには、優れた殺菌作用や血栓の予防効果があり、

がんの抑制効果にも期待できるといわれています。

 

他にも、大根の食物繊維(リグニン)は

マクロファージという免疫細胞の働きを高め

免疫システムを強化してくれます。

 

生大根を薄く切って、

よく噛んで唾液と混ぜて食べるのが

抗がん作用を引き出すコツです。

 

消化酵素ででんぷんを分解するのジアスターゼは、

食べ物の消化を促進し、胸やけや胃もたれを防ぎます。

二日酔いの緩和にもおすすめです。

消化酵素は大根の皮に多いです。

 

大根の葉の部分には根に含まれていないビタミンAや、

多くのビタミンCが含まれています。

両方とも抗酸化作用が期待できます。

皮膚や粘膜を強化して美肌効果も期待できます。

他にも、カルシウムやカリウムなどの栄養も豊富です。

 

 

東洋医学的な考えとしては、

風寒・・・寒気からの風邪を回復させる

寛胸利膈・・・胸苦しい感じの解消

下気和中・・・気の巡りを促し、整腸して胃腸の働きを良くする

化痰消食散結・・・痰の出をよくし、消化を促す

解毒・・・体内の毒素を分解する     など

 

 

 

大根おろしや、大根サラダ、おでんの大根など、

大根を食べて胃腸の働きを助け、

免疫力を高めて、美肌になって、

風邪や胃腸炎、コロナ、ガンなどの予防をしましょう!

簡単☆ズボラ大根~少し煮込んで放置しておくだけ^^ レシピ・作り方 ...

今週も宿泊治療にお越し頂いてます

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのは、このような方々です。

  • 11月8日~11月12日  岐阜県より  脊髄小脳変性症の患者さん。
  • 11月8日~11月13日  滋賀県より  パーキンソンの患者さん。
  • 11月8日~11月13日  静岡県より  脳室周囲白質軟化症の患者さん。
  • 11月13日~11月14日  愛知県より  自閉症の患者さん。

今週もお越し頂く患者さんが快適に過ごせるように、精一杯サポートさせて頂きま日す。

前田針灸接骨院:川崎

 

患者さんにとって「もっと便利に!」ということで、当院も LINE を使って予約ができるようになりました。患者さんからも好評で、続々登録頂いております。電話が苦手、電話する暇がないって方はぜひ、ご活用ください。

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(*返信は診療受付時間のみの対応となります。ご予約の際は、ご注意ください。)

正座できない膝、伸びない膝に『コレ』をオススメする3つの理由

もし、あなたが正座できなかったり、お膝が曲がったまま伸びきらないのであれば、このブログは、きっとお役に立つでしょう。

なぜなら、お膝の動きを制限する硬い筋肉や関節を緩める方法をご紹介しているからです。

動画は見て頂けたでしょうか?

硬い筋肉や関節を緩めるのに、この治療機器はとても効果的なんです。

なぜ、そんなことが言えるのでしょう?

理由は3つあります。

 

1つ目:1秒間に100万回のマッサージ効果

この治療器は、ある方法で体に振動を伝えます。その振動は1秒間に100万回(設定によっては300万回も可能です)。

1秒間に100万回の振動を硬い筋肉や関節に伝えることができ、マッサージ的な効果を及ぼします。

100万回のマッサージ・・・。私たちが1時間、必死にマッサージしたとしても、100万回なんて無理。それをたった1秒で、できちゃうんですから最近に治療機器はすごいですね。

「確かに凄いけど・・・逆に何だか痛そう。」

と思われるかもしれませんが、痛みはまったくありません。むしろ、何も感じません。揉み返しなんかも一切ありません。

 

2つ目:温め効果

この1秒間に100万回、振動が伝わることで体の細胞同士に摩擦が生じます。この時、生まれる摩擦熱もジワ~っと硬い筋肉や関節を緩めてくれます。

私たちにとって、同様の効果を持つ身近な物がありますよね?

そう、電子レンジです。

電子レンジは、電磁波を使って細胞を震わせて熱を生み、温めます。この治療機器は電磁波ではないのですが、同じような原理で温めてくれます。

 

3つ目:体の奥まで届く

電気を利用した治療機器、低周波治療器などは主に皮膚表面で広がり、なかなか体の奥、深部まで到達できません。

ですが、この治療機器の振動は、皮膚から最大で5~6cmの深さまで届くと言われています。これは他の治療機器ではマネできない特徴の1つです。

人の体の構造は、ミルフィーユのように層になっています。表面の筋肉だけでなく、深部の筋肉や組織にアプローチできるからこそ、よりお膝の動きをスムーズにするのに効果的です。

 

こんな機能を備えた治療機器、いったいその正体は?

 

その答えは・・・超音波です。

これは、超音波を利用した治療機器なんです。音の波、音波を硬い筋肉や関節に当てて緩めていきます。

そんな効果を持つ超音波なんですが、実際に照射されても、何も感じません。そのため施術中、患者さんは『やられている感』は少ないです。そういった意味では、電気治療の方が『やられている感』はあるでしょう。

 

ですが、硬い筋肉や関節を緩める効果は絶大です。私は大好きです。(個人の意見ですけど・・・。)

 

そんな超音波に今回はスポットを当てて『見える形』で、その威力をお伝えさせて頂きました。

もし、あなたが正座できないなら・・・

常にお膝が曲がり、伸びにくいなら・・・

ぜひ一度、超音波による治療を受けてみてはいかがでしょうか?

 

前田針灸接骨院:裏戸 雅行

 

追伸:当院では、動作改善法という治療メニューで超音波治療器を使っています。ご相談、お問い合わせもお気軽にどうぞ! お問い合わせ先は こちら です。

 

多系統萎縮症(MSA)でお越しのFさんのご紹介☆

こんにちは!鍼灸師の髙橋です

 

今回は先日2回目の宿泊集中治療にお越し頂いた静岡県からお越しのFさんのご紹介です。

「患者様の声」も書いて頂きました。このブログの最後に載せますので、ぜひご覧ください

 

もともと東京分院の銀座針灸院に通っていて、昨年初めて大阪本院に来て頂きました。

 

 

Fさんの病名は「多系統萎縮症(MSA)」です。診断されたのは約1年前です。

昨年の2月頃から歩きにくさを感じ、その年の5月頃から足の運びが悪くなったそうです。

 

現在の症状としては、ふらつき・しゃべりにくさ・細かい字が書きにくい・夜中にトイレに起きるのでぐっすり眠れない、などがあります。

新脳針+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)を受けて頂きました。

 

宿泊集中治療2日目の夜、気づいたら寝ていて、朝になっていたそうです

途中でトイレに目覚めることなく10時間眠ることが出来たとのことです!

「数年ぶりにこんなに寝た!」とFさん。

連続で寝れるって気持ちいいし、幸せですよね~

 

針をすることで、自律神経も整い、トイレの回数や睡眠が改善されたりという効果があります。

 

また最終日には、イスに座って靴をはいていたのが、

てすりにつかまって立ちながらはくことが出来たとのことです

 

5泊6日の宿泊集中治療、お疲れ様でした!

「くたくたです」とおっしゃっていましたが、完走できましたね

 

ちなみにFさんは、お笑いが好きとのことで、VODで関西の番組を見るほどなんだとか。

私もお笑いは好きで、とくに今は「有吉の壁」という番組がお気に入りです。

このお話も出来て、沢山笑えて楽しかったです!

ありがとうございました!笑

 

さて、これからどんどん寒くなってきますが、

体を冷やさぬよう、気を付けましょうね

 

▽書いて頂いた「患者様の声」はこちらです。

 

鍼灸師 髙橋

秋冬のお花たち

11月になり、当院のエントランスのお花たちも秋冬バージョンになりました。

まずは、チョコレートコスモスと、ギバナコスモスとトウガラシ・ブラックの寄せ植え。オレンジと黒でハロウィンをイメージした寄せ植えです。

チョコレートコスモスはカカオの香りがしますが、嗅いでみていただけましたか?甘い美味しそうな香りがして、色も素敵で一目惚れして買いました。

 

 

 

次は「ももこ」という品種のフリルパンジーです。春になると、「ももこ」の間から別のお花が出てきますのでお楽しみに!!

 

 

 

 

駐車場の壁には、パンジーとビオラの品種改良の「よく咲くスミレ」を植えました。

 

 

 

 

 

 

 

道路沿いの花壇には、夏にはジニアプロフュージョンというお花を植えていましたが、今回はよく咲くスミレを3色植えてみました。(真ん中にはアジサイが植えてあります)

 

当院の前を通る方に、お花の力で元気になっていただけるように、春まで頑張ってお手入れしたいと思います!!

副院長 前田京子

今週も宿泊治療にお越し頂いてます

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのは、このような方々です。

  • 10月29日~11月3日  福岡県より  脳室周囲白質軟化症の患者さん。
  • 11月1日~11月6日   東京都より  股関節痛の患者さん。

今週もお越し頂く患者さんが快適に過ごせるように、精一杯サポートさせて頂きま日す。

前田針灸接骨院:川崎

 

患者さんにとって「もっと便利に!」ということで、当院も LINE を使って予約ができるようになりました。患者さんからも好評で、続々登録頂いております。電話が苦手、電話する暇がないって方はぜひ、ご活用ください。

LINEのご登録はこちらよりお願いします。

(*返信は診療受付時間のみの対応となります。ご予約の際は、ご注意ください。)

あなたも不完全な体ですか?

先日、ある患者さんから、こんな質問がありました。

 

松本さん(仮名):「先生、私の背中の痛みって、体をひねって使っていることが原因なんですよね。」

(個人を特定できないように、仮名を使わせて頂いております。)

私:「はい、そうです。」

私:「松本さんの場合、過去に足首を捻挫をされていて、そのせいで左の足首がグラグラなんです。」

私:「そのため、身体は右足で体を支えようとします。」

私:「その時に、どうしてもこの辺りで体がねじれて緊張が入り、背中や腰がしんどくなるのが、松本さんの状態です。」

私:「この辺です。」

 

と、言って私は松本さんの背中に手を置きました。

 

松本さん:「あぁ・・・はい、そこです!」

松本さん:「先生、これ・・・家では何とかできないんでしょうか?」

 

私:「そうですね・・・ケアはできます。でも、あくまで『ケア』です。」

私:「根本的な原因を一人で解決するのは難しいと思います。」

私:「なぜなら、人の体って、そこまで精密に出来ていないんですよ。」

 

松本さん:「へぇ~」

私:「なんとなく、この辺がジワ~と痛むってのはわかると思います。」

松本さん:「あっ、はい!」

 

私:「でも、それは『症状』であって、『原因』ではないんです。」

私:「松本さんの場合、『原因』は固まって動きの悪い箇所があります。」

私:「固まって動きの悪い箇所をカバーして、動き過ぎ、負担がかかっている箇所に『症状』が出ているんです。」

私:「『症状』はわかります。でも、『原因』は分かりにくいんです。自分では・・・。」

私:「だって、何番目の背骨の動きが悪いなぁ~とか、どこどこの関節が固まって動いてないなぁ~とか、ここの関節ねじってるなぁ~って、感じることあります?」

 

松本さん「う~ん、ない・・・です。」

私:「ですよね~」

 

私:「神経を通じて、ちゃんと脳にはそういった情報も届いてるんですよ。」

私:「でも、そういった情報って感覚として人は感じにくいんです。人の感覚って、意識して感じることが出来るものと、意識しても感じることが出来ないものがあるんですよ。」

 

松本さん:「へぇ~、そうなんですね。」

 

私:「はい、人って不完全な生き物なんです。(笑)」

 

不完全な人の体。

私たちは、自分が感覚として感じとれるものが、すべてと思いがちです。でも、実はそうじゃありません。

「動きが悪い」といった感覚は何となくしかわかりません。

体が「硬い」って感覚もストレッチした時くらいしか実感しないんじゃないでしょうか?

「こっちに関節をねじっている」って感覚があったら、傷める前に自分で治そうとしませんか?

だから、『痛み』として感じるまで、わからないんです。

 

自分でケアするのも大事です。ですが、それでもダメなら、やっぱり施術を受けてもらうことが大事。

体の緊張や硬さ、関節のねじれといった、自分では気づけないポイントも改善するためにはね。

それが、あなたの症状を改善する第一歩です。

 

ほったらかしにして、爆弾が破裂しないようにね。

あなたの導火線の火は消えていますか? それともパチパチパチと火花をあげていますか? あと数秒しかない!なんて状態ではないですよね?

 

前田針灸接骨院:裏戸 雅行

「冬至養生(とうちようじょう)」

こんにちは!鍼灸師の髙橋です

もうすぐ10月も終わりますね。

急に寒くなりましたが、皆様体調は大丈夫でしょうか?

 

私もなるべく体を冷やさないように気を付けています。

 

さて今回は、これから迎える冬の体調管理について中医学的に少しお伝えしたいなと思います。

 

冬は、ホルモンバランスや老化などをつかさどる「腎」の働きが弱くなりやすい季節です。「腎」には風邪などから体を守る力も蓄えられています。

体を温める働きもありますので、冬は「腎」を労わることがポイントです

 

具体的には、

 

①冬は寒さで夏の時期よりもエネルギーを多く使うため、いつもより少し早めに眠りましょう。

 

そして朝は日が出てから起きるといいですね

でも、睡眠時間が長ければいいということでもないので、

しっかり眠れたな~という感覚を大事にして、自分に合った睡眠時間を探ってみてはいかがでしょうか。

 

②「腎」を養う黒い食材をとりましょう。

 

中医学では黒い食べ物が「腎」を養うとされています。

例えば、黒ごま・黒きくらげ・こんぶ・黒まめなど。

 

ちなみに私は今、ちょうど黒きくらげにハマっていて、

あらゆる料理に入れています

とくに生のきくらげは肉厚でぷりっぷりで本当に美味しいです!!!

今もこうして書いているだけで食べたくなってきました

 

また、これからさらに寒さが厳しくなってくると血の巡りが悪くなってしまいます。なのでほんの少し辛味を入れて、血の巡りをよくするのも良いですね!

汗を沢山かくほどの強い辛味は、体の熱をうばって逆に冷やしてしまうので気を付けましょう!

 

そして古くから中国では「冬至養生(とうちようじょう)」という言葉があります。

これは冬を利用して養生するという意味で、蓄えの季節である冬の時期に「腎」を養生し、1年を乗り切る備えをするという考え方です。

ぜひこの言葉を頭の片隅にでも・・・

 

鍼灸師 髙橋

自閉症児の父として~20年間の歩みをふりかえって~

自閉症と診断された4歳から当院に通院しているKちゃんは、現在25歳になりました。(もうKちゃんというには失礼な年齢かもしれませんが、そばにいて癒される性格は、やっぱり呼び名もKちゃんのままです)

お父様がKちゃんの成長と療育についてまとめた内容を、Kちゃんが通所している「ワークセンター中授」で「自閉症児の父として~20年の歩みをふりかえって~」という1冊の本にまとめてに発行し、当院に寄贈してくださいました。

一般の書店での販売はされていません。当院の待合室に置かせていただこうと思っていますので、是非お読みいただくと参考になると思います。(購入をご希望される場合は、当院受付にお声掛けください。手配させていただきいます。)

療育の記録をまとめたものや、文集や手紙などいろいろな形の記録をまとめたものです。当院の鍼灸治療についても、治療を開始する前は、夜なかなか寝ずに困っていた症状(睡眠障害)が、治療を開始してから改善した事や、言葉が発達し意思疎通ができるようになったと書いてくださっています。

 

 

Kちゃんの療育について真正面から取り組んできたお父さん、お母さんの手探りで子育てされる様子や、日々の療育にたくさんの方々が関わって成長した事が細かく書かれた内容に、4歳からKちゃんを知っている私は胸が熱くなりました。

25歳になったKちゃんは、現在大阪市内のグループホームに入所しています。月曜日から金曜日まで大阪市の授産所「ワークセンター中授」にて仕事をし(お父さんはグループホームの近くで一人で暮らし、授産所までの送迎をされています)、土日は家族揃って和歌山のご自宅で過ごす(普段はお母さんが住んでいます)という、Kちゃん中心の生活をご家族で頑張っています。

そんな愛情に包まれて育ったKちゃんは笑顔は昔から変わらずほんわかとしていて、人懐っこく明るい性格はそばにいる人を癒してくれます。

Kちゃんのこれからの人生を陰ながら応援しています。

副院長 前田京子