癌からの生還…

小寺さんと院長・副院長とは以前より音楽関係で知り合いでしたが、
癌を患っていたとは全くしらず、
ある日鍼灸についてご相談がありました。

今から約2年前の事ですが…
大腸癌から肝臓癌に転移し、たいへんな抗がん剤治療を受け、
全身倦怠感、嘔吐、めまい、耳鳴り、首肩の痛み、腰痛、視力低下など…
様々な副作用が発生していました。

何事にも一生懸命な小寺さんは癌を発症する前、仕事の傍ら子供達に水泳を教えるボランティアをされていた事があり、常に身体が冷えていたそうです、その他にもいろいろな仕事のストレスもあったそうで、これらが原因だとはっきりわかりませんが、
ちょうどこの頃に癌が発覚したそうです。

そして行動力のある小寺さんは癌が発覚してから直ぐお仕事を辞めて治療に専念、
優しい奥様と2人でゆっくり過ごす生活に切り替えたそうです。

お家は長閑な山間にあり、
家と隣接する畑でお花や野菜を栽培し自然の土や水に触れ、
自家栽培で収穫した野菜を食べるといった生活に切り替えました。
仕事を辞めて治療に専念する生活を選んだ決断は良かったものの、
抗がん剤治療の副作用では随分苦しみが続き、また手術も何度か繰り返し、
たいへんな日々を過ごされたそうです。

ちょうどその副作用の苦しみと闘っている頃に、
鍼とお灸で治療スタートいたしました。

苦しみながらも頑張って通院いただき、
改善してきたのは…
①手指先の痺れが緩和。
②吐気が軽減。
③肩こりや腰の痛みが軽減。
④気持ちが楽になってきた。
⑤外出する意欲が出てきた。
⑥低かった体温が一度上昇した。
⑦何よりの効果は『安心感』…ご本人より
など様々な副作用と見られる症状が減少し体調は好機一転、
回復してきました。

OPEによる癌摘出の成果もありましたが、
今でも針による免疫力アップ、肉体的、精神的にも体調管理を目的に毎週治療に来ていただいています。

小寺さんの養生訓は…
①ストレスから解放して遊ぶ事!
②自然と触れ合い楽しむ事!(土や水を触る、綺麗な空気を吸う)
③癌を受け入れ、前向きな心を持つ!
④今受けている鍼治療を信じる事!

毎日が楽しくて楽しくて…
と…
なんともプラス思考の小寺様であります。

これからは趣味の魚釣りや旅行へ行き、
園芸、野菜栽培などにも意欲を燃やしてほしいです、
また、そろそろお仕事も復活されると意気込んでおられます。

今日は久しぶりに3人で写真を撮りました。
良い笑顔ですね(^^)/

いつまでもお元気で、頑張ってください。

 

失敗しない靴選び ~運動不足解消への第一歩~

失敗しない靴選び

運動不足解消への第一歩

コロナウィルスの影響による政府の緊急事態宣言によって、あなたも自粛した生活を送られてきたのではないでしょうか。

『新しくできた、ここのお店に行ってみない?』と仲の良い友達と予定していた外出。

『うわ~キレイに咲いて、やっぱり桜の下飲むビールは最高やね』と楽しみにしていたお花見や準備していたイベントも延期・中止に。

『今年のGWはどこ行く?ここ行ってみない?』『今度、孫が帰ってくるから、一緒にあそこへ出かけてみようかしら…。』きっとあなたも強い意志を持って自粛されてきたことだと思います。

『仕方ないね・・・』と自分に言い聞かせても『ハァ…』とため息をつくことが多かったのではないでしょうか。

現在、完全にコロナウィルスの脅威が無くなったわけではありません。

それに第2波、第3波の可能性もまだ残されています。

ですが・・・

やっと部分的ではありますが、緊急事態宣言が解除されました。元の生活を取り戻すのにまた、一歩近づけましたね。

最高の季節

気づけば外は・・・

新緑の木々や温かい日差し、さわやかな風、散歩するだけでも少し汗ばむくらいの気持ちの良い陽気ですもの。

外に出たくて、うずうずしている方も多いのではないでしょうか?

ですが、気を付けて頂きたいのは『運動を始める時』です。

今まで外出を自粛していた分、きっとあなたの体力・筋力は『あなたが思っている以上に低下している』ことでしょう。

ちょっとした買い物に出かけた時、あなたは以前より、自分の体力の低下を感じませんでしたか?

『あっ!』と思ったときにはバランスを崩して、転倒につながる、腰や膝を傷めてしまう。筋力が低下してしまうと、こういったことにもつながりかねません。

外出や運動を再開した途端に、体を傷めてしまっては本末転倒ですよね。

少しでも外出や運動時の体の負担を減らすために、あなたにも、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

それが『正しい運動靴の選び方』です。

今まで『靴の選び方』について知る機会は少なかったのではないでしょうか?

クロックスやスリッポンのような靴だと、足をサポートしてくれません。

● もとの体力、もとの筋力を取り戻したいと願うあなた

● 心機一転、ウォーキングやジョギングをやってみようと思うあなた

今後の靴選びにも活用できる知識です。

また、仲の良い友達とのお出かけや家族での旅行が、気兼ねなくできるその日のためにもぜひ、知っておいてください。

失敗しない靴選び

靴選びのポイントは3つあります。

1つ目のポイント:かかとをしっかり支えるもの

これは、かかとを覆う部分がしっかりしているものが理想的です。

なぜなら、歩いていて、かかとを接地した時、足は衝撃を緩衝するために『かかとが少し内側に倒れます』これを倒れすぎないようにサポートするためです。

かかとには『ふくろはぎの筋肉』が、アキレス腱を通じてつながっています。

つまり、歩行時にもし、あなたのかかとが内側に倒れすぎれば、それだけで『ふくろはぎの筋肉』は引っ張られ、負担がかかります。

2つ目のポイント:靴の前1/3がしっかり曲がる

楽な歩行を実現するためには、足の親指の付け根がしっかり曲がり、地面に力を伝える必要があります。

そのためには、靴の前1/3がしっかり曲がることが大事です。

3つ目のポイント:靴をねじった時の剛性

靴のつま先の方とかかとの部分を持って少しねじります。この時にある程度の抵抗感がある方が望ましいです。

これは、かかとを接地した時に、かかとが少し内側に倒れます。それに伴って、足の内側に荷重がかかり、指を含めた足の前半部分が広がります。

これをサポートするためです。

このサポートによって、足が広がり過ぎないようにします。これにより足が衝撃を吸収するのを助け、親指の根元がしっかり曲がり、地面を蹴るように導きます。

靴選びには注意点も2つあります。

1つ目の注意点:ソールにエアクッションが入っているものや柔らかい素材で出来ているものは避ける。

2つ目の注意点:ソールが細かなブロックで分割されているものは避ける

以上、3つのポイントと2つの注意点が『靴選びで失敗しないポイント』です。

もし、あなたがこのような靴を履いて、運動しても足や膝に痛みや違和感を感じるようであれば、それは施術が必要な状態かもしれません。一度、072-873-7171までお電話いただき、当院での施術をご予約下さい。

このブログがあなたの体力・筋力を取り戻して頂ける手助けとなれば幸いです。

動作改善法 担当:裏戸 雅行

 

宿泊集中治療(SCD)

千葉県からお越しのTさん
10日間の宿泊集中治療を進めています。
舌の使い方に対して指頭感覚法を施し、
舌の動きやストレッチを行います。

 

 

呂律が回りづらいとのことで、舌を前に出したり…引いたり…
舌をいっぱい出して(べーっ!)ガーゼに触れる…
徐々にパターンが出来てスムーズな動きとなってきます。

 

次に新脳針

新脳針では神経のネットワークを高め運動野の反応を高めます。
0,7ミリアンペアの超微弱電流を注入します。

 

リセプター療法

リセプター療法では、
手足・体幹から感じる反応、反射を高め
動きが活発になり、運動学習として正しい運動が脳に記憶されます。
手でボールをキャッチ…
ぶら下がり器で下肢のバランス歩行
平均台を使っての歩行訓練など、
その患者様に合わせて運動メニューを作成します。

 

千葉県は緊急事態宣言が解除となりましたが、
コロナの影響がまだまだ心配ではありますが、施術を受ける事を必要だと千葉県から飛行機で来院されました。
他にも当院で宿泊集中治療を受けたいと希望される患者様はおられますので、
安全を期して万全な体制でお受けしております。

ご主人様と仲良く、

病気と向き合い頑張っておられます。

 

動画はこちら

【コロナ太りが解消?】自宅で出来るダイエット方法。

コロナの影響で、家に居る時間が多いのではないでしょうか?

それだと、どうしても運動不足になりますよね。

太ってしまった」と悩んでいる方もいると思います。

そんな悩みを解消すべく、動画でダイエット方法(筋トレ)をまとめました。

家でも出来ますので、気になる方は宜しければ見てください。

 

筋トレを教える前に、筋肉について説明させて頂きます。

 

人間の筋肉には、赤筋、白筋、中間筋があります。

そこで、今回のメインになるのが中間筋です。

中間筋は、ピンク筋とも言われています。

その筋肉を鍛えることが、今回の目的です。

なぜそのピンク筋を鍛えたらいいのか?

それは、睡眠中にも脂肪燃焼をしてくれるからです。

これを聞いたら、俄然やる気が出てくるのではないでしょうか?

ピンク筋恐るべしですね。

そんなスーパー筋肉であるピンク筋を鍛えて、スリムな体系を維持しましょう。

筋トレ(薪割りスクワット)方法

1,肩幅より脚を拡げる

2,身体の前で手を組む

3,4秒かけて腰を下ろす

4,下ろしている時は、膝が足先より前にいかないように注意する。

5,膝が足先より出ないためにも、お尻を後ろに突き出す。

6,腕をゆっくり5回振る。薪を割るイメージで、90度まで上げるのがポイント。

7,振り終わったら、3秒かけて元の姿勢に戻る

文章で書くとこのような感じです。

これらの工程を1回とします。

10回1セットとし、1日3セットを目処にして下さい。

なので、朝・昼・夜と10回ずつしてみてはいかがでしょうか?

※肩・腰・膝が悪い方は無理をしないで下さい。

しんどい場合は、自分のペースに合わせていただくようお願いします。

動画はこちらになります。

 

まとめ

  • 家でも簡単にできる
  • ピンク筋は睡眠中にも脂肪燃焼効果がある
  • 肩・腰・膝が悪い方は、無理をしない

 

身体が資本となります。

健康に過ごし、コロナに負けないように頑張っていきましょう。

 

鍼灸師:水足 知繁

 

 

眼のマッサージです!!

他県では自粛の規制が緩んで、ほんの少しではありますが前の日常に近づいてきましたね^^

そうとはいえ、大阪にある本院、東京にある分院の銀座針灸院など人口の多い都市部に関してはまだまだ自粛が続いており、リモートワークなどインターネットを使って仕事をされている方が多いかと思います。

そこで、前と比べると目に負担がかかることが多くなり眼精疲労や眼瞼痙攣または顔に疲労を感じたりと色々な負担があるかと思い今回は目に関するマッサージをお伝えしたいと思います!!

 

 

 

☆ポイント☆

1、1つのツボにつき1分くらい押したり、揉んだりするといいです。

2、ツボの周辺にある硬い所、ブヨブヨする所、押して気持ちのいい所をマッサージすることをお勧めします。

3、押しすぎると筋肉が固まってしまうので押しすぎずに心地よい所で止めるといいです^^

是非参考にしてやってみて下さい!

鍼灸師 吉川 大貴

特に印象に残っている一症例(鍼灸師:高橋)

みなさん、こんにちは(*^▽^*)ノ

前回の神先先生に続き、今回は高橋が「今まで施術をしてきた中で特に印象に残っている患者様」を紹介します。

文字ばかりになってしまいますが、ぜひ最後までご覧くださいませ☆

 

【患者様情報】

痙性斜頚と診断された20代男性。治療期間は約9ヶ月、治療回数は60回。

【症状】

約1年前から首がピクッと右へ向くようになり、病院を受診したところ「痙性斜頚」と診断されました。

だんだん症状はひどくなり、来院当初は首が勝手に右を向いてしまい、手でむりやり押さえないと前を向けない状態でした。歩くのも大変なため、タクシーで来院されていました。病院で処方された薬は効かず、こちらに来てくださったそうです。

 

【治療経過】

はじめは首だけではなく背中や腰にも痛みが出ていました。だいたい治療開始から10回目ぐらいでその痛みは消失し、触った感じのカチコチ感も減少していきました。

後頭部もとても硬く、ギューっとシワができるような状態でしたが、少しずつ緩和していきました。治療ペースは、最初はほぼ毎日来てくれました。

 

20回目ぐらいで左を向ける時間が長くなっていきました。その頃はだいたい週2~3回ぐらいのペースだったと思います。まだこの時は、うつ伏せの施術中も首が結構動いてしまう状態でした。

 

30回目ぐらいで施術中は首が動かずじっと止まることが出来るようになりました。そしてだんだん右を向く頻度も減っていきました。

最初は前を向いて歩くのも大変だったのでタクシーで来ていましたが、40回目ぐらいで、歩いて来院することも帰ることも出来るようになりました。

帰り際にその姿を待合室から見送った時、なんだかとても嬉しかったですそしてその時の患者様の笑顔を今でも鮮明に覚えています。

 

その後もだいたい週1回のペースで継続し、50回目ぐらいで勝手に入ってしまっていた首の力を自分で抜けるようになり、まっすぐ前を向けるようになりました。そして身体作りと仕事復帰に向けてジムにも通い始めたとのことです。

 

なにが経過良好につながったのかをあらためて考えてみると、いろいろとありますがやはり、患者様自身が諦めずに治療を継続してくれたことが大きかったと思います。

症状がきついと外出するのも本当に大変なのに、治療を信じてしっかり通ってくれました。

 

以上が私のとくに印象に残っている患者様のご紹介でした!

長くなってしまいましたが、それぐらい印象的ということでお許しを☆

 

最後に、この患者様から頂いた喜びの声も

併せてこちらからどうぞ(^▽^)

 

では今日も笑顔でがんばりましょう♪

 

鍼灸師 高橋愛美

宿泊集中治療のご予約について

4月7日からの緊急事態宣言が発令されてから宿泊のご予約をキャンセルさせていただいていましたが、

5月7日からは施術が必要と望まれている患者様に対しまして感染予防に万全を期して宿泊集中治療をお受けしていきたいと思います。

尚、
宿泊受け入れは
5階…(マンション個室タイプ)
4階…(マンション個室タイプ)
3階…(1組のみ)
(風呂・キッチンなど共同スペースがあるため1組のみ)
合計4組
とさせていただきます。

※新規の患者様は病態や状況によってお断りする事があります。

お部屋と院内について感染予防など消毒に徹し、
皆様をお迎えいたします。

ご質問等ございましたら、ホームページの問合せフォームからメールでお問い合わせいただきますようよろしくお願いします。

簡単「肩こり」改善運動

肩こりで、凝りやすい筋肉の多くは肩甲骨に付いています。
肩甲骨は、意識的に動かすことが少ないため筋肉が固まりやすく肩こりに関連してきます。

肩甲骨を、動かすことによる効果
1)固まった筋肉がほぐれる。
2)血流が良くなる。
3)悪い物質(発痛物質、老廃物など)を流す。
4)代謝up
などの効果があります!!!

動作中でのポイント&注意点
1)呼吸を止めない。
2)肘を床と平行にまっすぐ動かす
3)腰を反らない
以上です。

回数は、10回1セットです。
目安は、3セットです。
頑張っていきましょう!!!

※痛みのある場合は、控えてください。

 

 

針灸師 田村勇貴

特に印象に残っている一症例(鍼灸師:神先)

今年はコロナ禍で自粛のGWとなりますが、

気持ちまで病むことが無いように、

楽しむ気持ちで、笑顔で過ごしましょう\(^o^)/

 

今回は、今までの治療の中で、特に印象に残っている一症例を書いてみます。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

さて、私(神先)が印象に残っている患者様は、

まだ担当しだして間もない頃の患者様のお話です。

小学校の先生でとても活発的な50代の女性。

何度も繰り返す腰痛で心を病んでしまい行動力が低下し、休職を余儀なくされました。

日常生活の中で繰り返す腰痛で「またなってしまったらどうしよう」と不安が募り、

立ち上がることも怖くなっていました。

針治療で筋肉的な緊張も減って腰の痛みも減ったのですが、

どうしても不安で教科書などの重い物を持つことも怖くなってしまいました。

そんな中、

「不安ばかりを考えても未来は分からないことだから、

楽しく動いている姿を想像してみてください」

と伝えることで、その患者様の行動が変わってきました。

針治療で筋肉的な負担を減らせたとしても、

心の負担を減らす事は、言葉がけがとても大切だと感じた患者様です。

 

最近ではインターネットで自分の症状を調べては、

不安が膨らんでしまい行動が制限されてしまう患者様が増えているように感じます。

 

今では、現状をしっかりと伝え、不安を減らし、前向きな未来を想像できるように、

「愛ある治療」を心がけています(*^。^*)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

鍼灸師 神先崇

PVLのRくん、1週間の成長物語

新型コロナウィルスの影響で、今、現在当院の宿泊治療もお断りしている状態です。

(4月30日の時点)

ですが、宿泊治療を通じて、PVLのお子さんの親御さんより、このような『喜びの声』を

頂くこともありました。

それを今日は皆さんにご紹介したいと思います。


今回、私は息子Rために、前田針灸接骨院に宿泊治療でお世話になることを心に決めました。

息子のRは、緊急帝王切開で31週と3日で生まれました。

保育器で2か月すごしたあと、MRIの画像診断でPVL(脳室周囲白質軟化症)の

診断を受けました。


病院でのリハビリを通じて、寝返り、手をついた状態でのお座り、伝え歩きまでは、

何とかできるようになったのですが、そこからの次のステップには、なかなか進めずに

いました。

足首は硬く、伝え歩きの際にも、かかとは浮いたままでした。

一人で床に座らせてみても、手をついていなければ安定せず、すぐにコロンと倒れてしまう

ような状態でした。

【このままで、かかとをつけて立ったり、歩いたりできるようなるのかなぁ…】、

【支えがなくても座れるようになるのかなぁ…】

「うん、頑張ろうね!」と息子には声をかけて・・・

【きっと大丈夫】とギュっと抱っこしていました。

ですが、親として【何とかしてあげたい】という気持ちは、日に日に強くなりました。

空いた時間にネットを使って調べていた時に、偶然、見つけたのが大阪の前田針灸接骨院

でした。


職業柄、西洋医学の知識は、持ち合わせていたのですが、東洋医学の知識は全くありません

でした。

【本当に効果があるのだろうか?】

【でも、今のままのリハビリだけで本当にいいのだろか?】

そんな思いが毎日、頭の中を駆け巡っていました。旦那とも毎日、話し合いました。

考えれば、考えるほど【何かを変えたい】という思いは強くなりました。

そして・・・【この子のために今できることはやろう!】

私は1っ歩踏み出すことを決めました。


大阪の前田針灸接骨院でのアプローチは、今までの病院でのリハビリとは違ったものでした。

息子は針施術、リセプター療法、動作改善法を受診することに。

リセプター療法は、体を動かすことをメインとしています。

【もうちょっとやん!】

『頑張ってぇ~』と色々な課題に向き合う息子を見守りました。

動作改善法では、関節を柔らかくして、動く範囲を広げ、よりスムーズな運動に導くことを

メインとしています。

【気持ちよさそうやなぁ…】

施術が気持ちいいのか、途中で寝てしまうこともありました。

針の施術では、不安と針の刺激から泣いてしまうことが多かったです。

【ちょっとだけ頑張って!】

と息子への針施術をサポートしながら、「大丈夫、大丈夫、もう終わるよ」って

声をかけ続けました。


そんな宿泊治療をはじめて3日目くらいのことです。

【あれ?気のせいかな?】

と思ったのですが、気のせいではなかったです。「おっ、すごいやん!」思わず声を

あげちゃいました。

息子が体を支えなくても座れていたんです。まだ、短い時間でしたが、

でも確かに息子は少しづつ変わってきていました。

「R君、すごーい!!、ちゃんと着いてるやん!」足首の硬さも改善がみられ、

立った時にかかとが着くようになってきていました。

 
そして、1週間の大阪での生活も終わりに近づいてきたころ、思わず・・・

【えぇっ、できた…!】

一瞬、私の時間が止まったように感じました。「やったぁやん、Rくん!すごーい」と

周りの目も気にせず、気づいたら飛び跳ねていました。

動作改善法の先生のサポート付きだったのですが、息子がイスから『ヨイショ』って

感じで立ち上がり、そのまま少しの時間、立つことができたんです。

しかも、かかとは着いていました。


【早かったなぁ…この1週間】

カレンダーに目をやり、フゥーと一息ため息をつきました。

『よく頑張ったね、Rくん!!』たった1週間という短い時間でしたが、

そこには以前より、ちょっと成長した息子の姿がありました。


今回が初めての宿泊治療だったRくん。すべてのPVLのお子さんがRくんのように良好な

経過をたどるとは言えませんが、

1週間という短い期間でもこのような成長を見せてくれました。

きっと、あなたのお子さんも・・・。

あなたのお子さんの成長も促せるように当院は、全力で取り組ませて頂くことを

お約束させていただきます。


裏戸 雅行