PVL治療のご紹介(^_^.)

愛知県からお越しのTくん
双子の兄弟のTくんとお兄ちゃんのYくん
の楽しい治療風景のご紹介です。

一人のTくんの症状はPVL(脳室周囲白質軟化症)で、
毎週家族で日帰りで来ていただいてます。

この日はお兄ちゃんも後ろに乗り、3人でアラジンを楽しみました。

アラジンは、
自然な体幹バランス運動で、風の感覚、移動の感覚、スピードの感覚、
手足の踏ん張る感覚…など様々な要素が入ります。

次にバランスボール
この運動も人気の一つで、丸いボールに乗る事でバランスがとりにくく
なるのですが、わざとバランスの悪い状態にして、いろいろな方向へ動かくと自然に手足を使いバランスを保持しようと働きます。

この動きのタイミング、反応が日常生活に於いてもバランスを取るきっかけになります。

 

 

 

 

 

スタンディングボード

立つ感覚を覚え、PVL特徴の尖足を補正し、
移動する事により、歩きたいと言う気持ちを高めます。

お母さんと手を繋いで移動したり、兄弟と追いかけまわったり、
すごくスリルな感覚を覚える事が出来ます。

 

 

 

 

動作改善法①

マイクロカレントの電流を特殊なグローブで注入し、
関節を和らげるテクニック
すごく筋肉が和らぎ動きに対して、スムーズな方向へ導きます。

また、筋力強化にも使用できるのですよ…
パッドを貼りつけ、筋力UPにも活用出来ます。

 

 

動作法改善法②

裏戸先生による動作改善法は体幹の筋バランスによる関節の動きの調整、
掛け声と共に身体を揺さぶり、座位のまま保持能力を高めます。

 

 

新脳針&小児はり

一番の目的である、新脳針は頭皮に刺鍼した鍼から0,7ミリアンペアの超微弱電流を
注入し、弱ってる神経を高め、脳の神経ネットワークを広げ伝達機能を高める療法です。

頭以外の身体にも鍼を打ちますよ。

新脳針の仕上げは、鍼を刺さず接触させるだけの【小児鍼】
これはとても気持ちがよく、好む子供が多いのです。

皮膚感覚の刺激、免疫力アップ、自律神経の調節など、
良い効果が期待できます。

お父さん・お母さんの愛情をいっぱい受けて、兄弟にもまれ、遊びながら
すくすく育っているTくん…とても可愛いですね(^_^)/

 

当院では、いろいろな症状のお子様が、リセプター療法を受けていただいています。
これから夏休み!

全力で子供たちの可能性を引き出していきますね~

スタッフ一同
頑張ります!

院長
前田為康

 

銀座針灸院で33年の先生

今週1週間、東京から院長と交代診療にお越しに来られた、銀座針灸院副院長、前田明善先生のご紹介をします!

明善先生は、分院の銀座針灸院で33年間勤務している鍼灸師です。

私が生まれる前から銀座針灸院に勤務しているのはすばらしいです!!

 

▼滅多にないチャンスなので、昼休みに私も治療をしていただきました。

 

主に、中医学(東洋医学)と西洋医学の良いところを組み合わせ、患者様に合わせて治療に応用していきます。

 

 

明善先生の治療を受けれる絶好のチャンスです!

是非一度、当院に足を運んでみませんか?

*基本午前診療のみ。

*金曜日は堂島針灸接骨院勤務となっております。

 

針灸科:水足 知繁

 

 

トゥモローランド・臨時休園の御知らせ

本日、大阪府を震源とする地震により、トゥモローランドは臨時休園させていただきます。
余震が予測され子供たちの安全を考慮し、スタッフの帰宅が困難と予測されるため
の判断とさせていただきました。

どうぞ、ご理解の程、宜しくお願い致します。

トゥモローランド
代表 前田為康

本日の診療に関して

皆さん本日の朝におきました地震の影響は大丈夫でしょうか?

当院は通常どうり診療しておりますのでご安心してご来院下さい。

ただ、エレベーターが地震の影響で止まっております。

お手数ですが、非常階段よりお上がり下さい。

電話も繋がり始めたので余震の心配でキャンセル、変更される場合もお電話お待ちしております!

針灸科 吉川

銀座針灸院 副院長 前田明善先生 特別診療のお知らせ

来週6月18日(月)から23日(土)まで、銀座針灸院副院長の前田明善先生の特別診療とな

ります。

勤続33年の技を是非受けにいらしてください。

尚、院長は銀座針灸院へ回診となりますので、院長希望の方は他の先生になりますことを

ご了承お願いいたします。

 

レノックスガストー症候群のA君の嬉しい治療経過報告

A君(2歳)は去年10月頃から週2回の頻度でてんかん発作が多くなり、レノックスガストー症候群と診断されました。

薬の量を増やした時、それまで歩けていたのが歩けなくなり、表情も乏しくなり、ママが病気の治療について調べていたところ、銀座針灸院のホームページにたどり着きました。

A君は去年11月から治療をはじめ、最初の1ヶ月は週に3回頑張って治療に通ってくれました。

通院し始めてまもなくの12月に私が銀座の日曜診療に行った時に、A君のママに出会い、「宿泊治療に来て、針治療だけでなく、リセプター療法もやってみてはどうですか?」とお伝えしました。

大阪の前田鍼灸接骨院では、院長が長年の障がい者スポーツ指導の経験や、2度のパラリンピック帯同経験を生かし、障がいの子供さんに特化した運動療法=リセプター療法があり、鍼灸治療に加えてリセプター療法を受けることにより、遊びの中から身体を動かすことを学びます。

一度動かしたという履歴がとても大事で、家に帰ってからもその動きだけでなく、新たな動きを見せてくれるお子様が多かったからです。それをA君のママにお伝えすると、早速今年の1月に1回目の宿泊治療に来てくださいました。

その頃は、発作の頻度は週に1回くらいに減ってはいましたが言葉はほんの少しでした。

1回目の宿泊治療後、自分で歩きたがることが多くなり20歩くらいは歩けるようになりました。また、発作からの戻りも早くなっただけでなく、1ヶ月くらいは発作が出なかったとのことでした。

2回目の宿泊治療は3月に来てくださいました。

2度の宿泊治療の後、一度退行したように見えた動きもどんどん自分から身体を動かしたがるようになり、少しすると再び歩けるようになりました。そして、言葉もどんどん出てくるようになりました。

かかりつけの病院の担当医も、それまでの経過をみていて鍼灸治療が良い効果を出しているとはなかなか言ってくださらなかったのが、最近のA君の成長ぶりを見て「鍼灸治療の効果と言わざるを得ないと言ってくれているんです」と嬉しそうに話してくれました。

私が長年てんかんのお子様を見ていて感じることは、お薬が増えて大きく改善されることはないのではないか、逆にお薬が減ると成長がみられる子が多いのではないか、という事です。

てんかんは、脳の何らかの異常興奮です。

私達は鍼灸治療でその興奮を抑える事を目的として治療をしますが、それに加えてご家庭での生活習慣の見直しができるところはないでしょうか?

お子様の就寝時間が遅くなってはいませんか?

テレビやゲーム、ケータイの画面を見る時間が長くはなっていませんか?

スーパーのお総菜やコンビニの食事、外食で栄養が取れていると思っていることはないでしょうか?

てんかん発作があるからと言って、家の中ばかりで、外遊びを制限していませんか?

もう一度できることから見直して、お薬を増やさないで興奮を鎮める方法を一緒に考えましょう。

 

▼可愛いA君の笑顔がこれからもずっと見られますように・・・

そして、てんかんをお持ちの方の力となれますように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

埼玉からお越しのR君の宿泊治療風景

5月の最終週、埼玉県から副腎白質ジストロフィーのR君(小学2年生)が宿泊治療に来てくれました。

普段は銀座針灸院に週1回通っているのですが、本院での集中治療と、リセプター療法、動作法の全ての治療を受けています。

 

両手両足が硬直して想い通りに動く事が出来ない。

又、言葉が出せないので意思疎通が難しい中、四人体制で一生懸命に頑張ってました。

他動運動を加えながら、徐々に硬直した関節を緩めていき、ストレッチや歩行訓練をしました。

 

▼スタンディングボードに乗って受付までお散歩。

受付さんと握手!!

人との関わりや声掛けはとても大事です。

 

 

 

 

 

 

 

▼ジョーバには接骨の藏満先生と乗り、手はトゥモローランドの木口先生に持ってもらいなが

ら上手にバランスよく乗れました。

 

 

▼そして、なんといっても院長先生の枠にとらわれないリセプターでは、逆立ちだってします。

これは、受容器(リセプター)に刺激を与え、身体の反応や動きを高めるためだそうです。

 

 

リセプター療法に携わりながら、R君の日に日に成長していく姿が楽しみです!

 

針灸科:水足 知繁