今週の宿泊のお知らせ

先週は寒暖差が激しかったですね。

「三寒四温」納得です。

春はもうすぐそこまで来てるってことですね

 

さて、今週も集中治療で当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

 

  • 愛知県より    発達遅滞の患者様
  • 千葉県より    多系統萎縮症の患者様

 

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせ、

笑顔になっていただけるよう精一杯サポートしていきます!

受付

【大阪本院】Airペイを導入しました!

こんにちは!

大阪本院 太田です。

本日よりAirペイを導入しました!

お使いいただけるクレジット決済、電子マネー決済は以下の通りになります。

ご不明な点などございましたらスタッフまでお聞きください。

大阪本院 柔道整復師 太田

今週の宿泊のお知らせ

3月になったとはいえまだまだ寒い日が続いてますね

体調管理も大変ですね

エントランスは色とりどりの春のお花に変わりました

お越しの際には是非ご覧ください

今週も集中治療で当院での施設をご利用いただくのはこのようしな方々です。

  • 愛知県より    多系統萎縮症の患者様
  • 東京都より    脳室周囲白質軟化症の患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう精一杯サポートさせて頂きます。

受付

集中宿泊治療に来られたTさんの治療の様子をご紹介!

こんにちは!

大阪本院 プログラム担当 柔道整復師の太田です

今回は集中宿泊治療を受けられたTさんのプログラムの様子をすこしご紹介します。

Tさんはジストニアと言われる難病の中の斜頚と呼ばれる自分の意思に反して首が傾いてしまう症状を

少しでも良くしようと本院に来られました。

趣味はマラソンで「また走れるようになりたい」という思いもお持ちだったので私たちもその思いに

全力で寄り添わせてもらいました!

受けられたメニューは

・新脳針治療

・動作改善法

・指頭感覚法

・温熱療法

・リセプター療法

この中から温熱療法、リセプター療法、動作改善法の様子をご紹介します。


〈温熱療法の様子〉

Tさんは首が左下に向いてしまうのを必死に防ごうとして後頭部から腰にかけてすごく緊張していました。

その筋緊張を取り除きさらに副交感神経を優位にして体をリラックスさせる目的として温熱療法を行いました。


〈動作改善法の様子〉

 

動作改善法では過緊張した筋肉に電気刺激を加え緩めたり反対に働いていない筋肉にアプローチを

加え筋のバランスを整えて各関節の正しい動きを導き出します。

Tさんは頚左側、胸部、背中全体の筋緊張がみられたので刺激を加え

緊張を緩め、動きやすい様に調整しました。


〈リセプター療法の様子〉

リセプター療法では身体の様々な部位で感じる感覚を高め、そこから体の反応、反射も

高めてゆく事を目的とした運動療法を行います。

左の写真はボクシングのミット打ちをしている写真です。

目的としてはTさんは左に引っ張られ右に向きにくいので「ミットを打つ自身の拳を

顔を動かしながら追ってください」と指示して動きを引き出そうとしました。

右の写真は指先に棒を一つ置きそれを左右90度落とさないように動かしていきます。

この時も目と顔で棒を追い首の左右の可動域を付けていきました。

これら二つの共通している所は楽しみながら行ったという点です。

治療の一環ではありますが楽しんですることで症状に意識が向かずに改善できればと

思っております。


最終日には顔も晴々していて姿勢もそこまで気にならないくらいになりました!

1週間本当にお疲れ様でした!!

以上、治療の紹介でした!

今後もこのような紹介をしていくのでお楽しみに!

 

大阪本院 柔道整復師 太田 勇斗

この冬よく食べたもの~気力をアップさせる食事~

2024年になって初めての投稿になります。

月日の経つのは本当に早いです。

今年の目標に「毎月コラムをアップする!」と掲げたのに

すでに1月はアップ出来ませんでした。

患者様からも「京子の部屋見てます」と言っていただいていたのに反省しています。

2月からは頑張ります!!

 

さてこの冬に私が良く食べていたものをご紹介します。

因みに今回ご紹介する食事は本院スタッフのまかないランチです。

 

 

・ごはん

・あおさの味噌汁

・とろろ

・切り干し大根の煮物

私の実家の熊谷産の大和芋はねばりが強く精のつく冬の食材です。

大和芋のぬるぬる成分には大根の3倍の消化酵素がふくまれていますので

胃腸の弱い方や気力のない時にはお勧めです。

冬は黒い物を食べると体に良いとされていますので、海苔は是非食べたいですね。

あおさのりは、普通の海苔よりもカルシウムが多いですが、普通の海苔もカリウムやマグネシウム

などのミネラルが多く身体に大切な栄養素が取れます。

 

・親子丼

・具沢山味噌汁(大根、人参、豆腐、大豆、大根の葉、鶏団子)

・かぼちゃの煮物

鶏肉は身体を温めるので、冬は豚肉や牛肉よりもおすすめです。

羊肉は身体を温める作用が強いので冬の「ジンギスカン」は良いですが

夏の暑い日のジンギスカンはあまりお勧めできないです。

かぼちゃも冬の野菜で身体を温めますし、胃腸にも優しく気力のない時にも気を補ってくれる食

材です。

 

先日の診療で「やる気が起きない」という患者様がいらっしゃいました。

以前「うつは心の風邪」というコマーシャルがあってから心療内科に気軽に通院される方が増

え、当院に来られる方もお薬を服用していらっしゃる方もいらっしゃいます。

うつ、やる気が起きないというのは気の滞りや気が足りない状態です。

そんな時は食事で補っていきましょう。

かぼちゃの他、お米、味噌、山芋、じゃがいも、さつまいも、しいたけ類、豆類、鶏肉、豚肉、

牛肉などなど、、、

簡単に言うと、ごはんと具沢山味噌汁を食べると良いということです。

お米のパワーについてまた次回書いていきます。

前田京子

『京子の部屋へようこそ』を更新しました。

『京子の部屋へようこそ』を更新しました。

 

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

この冬よく食べたもの~気力をアップさせる食事~ – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

ドイツから「ミュンヘン・オイリュトミー・アンサンブル ALEPH」初来日公演!

当院に昨年からフォーカルジストニアで来院されている

ドイツ国籍のピアニストの患者様が所属する

「ミュンヘン・オイリュトミー・アンサンブル ALEPH」が

初来日・大阪公演されることになりました!

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ドイツ発祥の運動芸術

「ミュンヘン・オイリュトミー・アンサンブル ALEPH」

 

 

『暗闇に灯る響き』

<音楽と詩をからだの動きで綴る未来への願い>

 

 

日時は 2024年5月26日(日) 18時30分(開場18時)

場所は 茨木市立生涯学習センター・きらめきホール

入場料(全席自由)大人1900円/高校生1000円

(大人同伴の中学生以下は無料)

 

 

詳細は下記添付のポスターを参照ください。

公演ポスター表(PDF)

公演ポスター裏面(PDF)

 

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観覧希望の方、先着20名様ご招待!!

3月29日(金)までに当院受付へご連絡ください。

 

 

ルドルフ・シュタイナーによって創設されたオイリュトミー。*

ぜひ、この機会にドイツ発祥の運動芸術「ミュンヘン・オイリュトミー・アンサンブル ALEPH」をご鑑賞ください!!!

 

*オイリュトミー (Eurythmie)とは、ルドルフ・シュタイナーによって創造された運動を主体とする芸術である。

総合芸術パフォーミング・アーツであるとも言われる。

ギリシア語のευ(eu:美しい)、ρυθμός(rythmos:リズム)から名付けられた。

英語読みの「ユーリズミー(Eurythmy)」と呼ばれることもある。専門家はオイリュトミストと呼ばれる。(Wikipediaより抜粋)

 

 

フォーカルジストニアの「患者様の声」はコチラ ↓ ↓ ↓

「指の動きが良くなりました」【フォーカルジストニア】60代/男性 – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

 

院長コラム『ちょっと診ましょう!』更新いたしました。

院長コラム『ちょっと診ましょう!』
足の三里穴の偉大な効果について・・・

「東洋医学」とは?
鍼灸治療と科学のお話です。
是非!ご拝読ください。

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

足三里穴の偉大な効果 – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

NHKスペシャル…足三里穴の偉大な効果

ちょっと診ましょう

 

2024年を迎え、アッツと言う間に2月となりました。
久しぶりの『ちょっと診ましよう』になりましたが、
今年も一年頑張って投稿していこうと思っています。

さっそくチャチャの話題からですが…
我が家の愛犬「チャチャ」パグ犬 雌14歳、いよいよ立てなくなり、
その介護の時間に追われています。

しかし、チャチャは自力で立てないものの、食欲はあり良いウンチも出て、
力強く良く鳴きます。

だけど、私達が仕事で留守中、一日中ずっと家で過ごすのはとても、
困難であるため、今年に入りチャチャと出勤し事務所に居させる事にしました。

私も妻も安心です。

 

さて…

今回の”ちょっと診ましょう” は、先日、NHKフロンティアで東洋医学の最先端についての放送がされていました。
そして各国の鍼灸や漢方の現状の内容をピックアップし、
『東洋医学とは何か』と題して、鍼灸と科学についてお話ししたいと思います。


この写真は・・・鍼灸や漢方などがいつの時代から治療として施されていたのか? それは遠い昔の5千年前、
1991年にイタリア・オーストラリア国境付近にあるアルプスの氷河から奇跡的に発見された「アイスマン」からその謎が解き明かされてきました。

アイスマンとはミイラの呼称で、その身体の背中や足など、現代の経穴・ツボとされる場所に刺青の跡があった事から・・・
治療目的で鍼治療が発祥されていたのではと推測されています。

その頃から東洋医学と言える治療がなされていたとは・・・
5000年前の先人達から現代人長年の治療経験と、各国の医学と融合により、
鍼灸理論を科学的根拠として今日に確立されてきました。

中国医学3000年と言われる歴史をはるかに上回る、驚異的な治療経験から現代にいたるのでしょう。

 

その鍼灸を科学の根拠ともいえる、足三里の偉大な効果と迷走神経との関係についてお伝えいたします。

 

 

私達は病になる時、さまざまななウイルスや細菌と戦いなが生きていますが、体力や気力が落ちた時に
さまざまな病にかかっていきます。
鍼灸や漢方は感染した体内の炎症を抑えて身体を守るメカニズムを活性化してくれるのです。
そして難病の治療にも多くの効果をもたらす事ができるのです。

各国ではさまざまな鍼や灸、漢方薬など東洋医学として、さまざまな手技がなされています。

では、その一部をご紹介致します・・・

南アフリカ ダーバンにあるベルヘブンメモリアルセンター内のモクサアフリカのマーリン・ヤング鍼灸師は南アフリカ国内で薬物依存症になった方々へ「足三里」にお灸をする事で、疲労や睡眠障がいの改善に大変効果があり、免疫力の強化などさまざまなサポートをし、また耳介付近のツボ刺激により、迷走神経を介してエイズやマラリアなどによる感染症に対しても効果を高め、貧しい人々に安価で手軽な治療法だと、凄く喜ばれています。

その活動はたいへんな効果を及ぼし薬物依存症から解放される人々が増えているそうです。

(患者自身が足三里にお灸をしているシーン)

 

特に『足三里』のツボは非常に効果があり、他にもさまざまな作用をもたらします。

 

また、メキシコのベニート・フアレス自治大学・ロサス教授は細菌やウイルスの感染が原因で全身に炎症が発症する敗血症患者に鍼灸を施術しました。

 

たいていの人は細菌やウイルスに感染すると自己免疫力のシステムが働き免疫細胞が活性化し、病原体を攻撃し感染を抑え込む事で炎症反応が起きます。

しかし免疫細胞が働き過ぎると自分の細胞まで攻撃し、血管や神経までも攻撃してしまうのですが、マウス実験で敗血症を起こしたマウスの足三里に鍼灸を施す事で、
その過剰な攻撃を抑える事が証明されたのです。

 

南アフリカのもぐさと同様、足三里への鍼刺激は炎症を抑える非常に強い効果が確認され組織を回復する効果が確認されました。

 

 

【足三里穴と迷走神経】

足三里は全身を巡る神経(迷走神経)に働き、足三里を鍼で刺激するとシグナルは脊髄を登り、そして脳に到達するのです。
その脳から発する迷走神経のシグナルは脳から身体に降りる際に心臓や肺など各臓器にメッセージを伝えるたいへん重要な神経なのです。

臓器と臓器の間に、まるで迷走するかの様に張り巡らされる迷走神経は臓器同士の会話を起こさせるメッセンジャー物質が飛び交い、お互い助け合い、
生きるすべを持たせるのです。

ほぼ全身に張り巡らされ迷走するので、このような名前がついた迷走神経は、特に脳から腎臓の副腎皮質に到達し、ドーパミン(神経伝達物質)を放出し、血管を通じて全身を巡って行くのです。

≪※ドーパミン=脳では意欲や幸福をもたらし、そして免疫にも関係している≫

ドーパミンが暴走している免疫細胞に結合すると免疫細胞の暴走がストップ、炎症物質の放出が収まり全身の炎症反応が収まると言う…炎症を抑える事で、さまざまな病気の治療に役立ちます。

 

鍼灸は糖尿病や動脈硬化、腰痛、肩こりなどの慢性病、そしてうつ、不安などの精神疾患にも効果をもたらし、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、
ジストニアなど難病の治療にも期待がもたされます。

今後も鍼灸の科学的な研究が進む事で、その効果を正しく評価する事が可能となりました。
鍼灸はもはや『東洋の神秘』ではなく、科学的な裏付けを持つ治療法なのです。

※一部写真は、実際のNHKスペシャル番組より引用。

 

また、次回も鍼灸と科学についてお話しできればと思っております。

 

コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど感染症にかからないよう、
未病としても鍼灸をおすすめいたします。

もうすぐ私の一番大好きな季節・・・春
陽気で明るく元気な身体で春を迎えましょう!

院長