指頭感覚法で多系統萎縮症の呂律を改善

今回は指頭感覚法を受けることによって、呂律、舌の動きがどのように変わったのか載せたいと思います。

先週、集中治療でお越しのSさん。

呂律が回りづらいとの悩みがあり、指頭感覚法を受けました。

基本のリハビリでは患者様が「自分」で舌、口を動かしたりしますが

指頭感覚法では施術者が「施術者の手」で舌を動かし神経の伝達を拡げ、凝り固まった口の中をほぐしていきます。

15分の施術が終わると

受ける前は「舌」が唇より先に出なかったのが、出るようになりました。

呂律も治療の回数を重ねることによって、相手に伝わりづらかったのが聞き取りやすくなり、効果を実感します。

伝えたいのに「言葉」が伝わりづらいのはもどかしい気持ちになりますよね。

そんな悩みのある方は是非、指頭感覚法を受けてみてください。

お待ちしております。

鍼灸科:水足 知繁

【年末年始の診療時間について】

(再度、お知らせいたします)

寒さ厳しい日も出てきましたね。

足元の冷えにご注意くださいませ。

さて、年末年始は

12月29日(日)~1月5日(日)

お休みとさせていただきます。

年内最後は、12月28日(土)12時30分 受付終了です。

年始は、1月6日(月)9時 から平常診療です。

年末年始は混み合うことが予想されますので、早めのご予約をお願いします。

 

手洗い、うがい、鍼灸(^^♪ で、元気に過ごしていきましょう!

進行の遅い多系統萎縮症【MSA】患者さんは・・・。 

第1回 本院スタッフインタビュー:院長代理 神先先生

個人的な意見ですけど…

進行の遅い多系統萎縮症【MSA】患者さんは…。

 

今回のブログは、前田針灸接骨院で日々、患者さんに向き合っている鍼灸師の先生に色々とお話を伺ってみました。

その先生方の疾患に対する印象や経験してきたこと、日々、どんな思いで患者さんと向き合っているのか? 今まで担当してきた患者さんとのエピソードなんかも少しご紹介していこうと思います。

第1回目の今回は、本院に長年勤め、経験豊富な院長代理こと神先先生にMSA(多系統萎縮症)患者さんについて、色々と聞いてみました。

裏戸:「神先先生は、MSA(多系統萎縮症)という疾患に対して、どんな印象を持っていますか?」

神先:「フラつきがきつく、体の緊張もきつい患者さんが多い印象です。」

神先:「多くの患者さんを施術していますけど、お身体を診させてもらった時、針を打つときの感触でも、そのように感じることが多いです。」

神先:「特に首回りが、ガチガチに固まっていることが多いですね。」

裏戸:「確かに、動作改善法で施術していても、首回りは… 特に頭蓋骨と環椎(首の1番目の骨)あたりは、動きの悪い方が多いです。」

 

裏戸:「MSA(多系統萎縮症)患者さんは、どんな症状で困っている方が多いですか?」

神先:「ふらつきによる歩きにくさがメインですが、呂律が回りにくく、しゃべりづらいため、コミュニケーションが取りづらくなることに、困っている患者さんは多いですね。」

神先:「相手に気を使ってしまうし… 1人で自宅に居ることも多いため、しゃべる機会も少なくなってしまいます。」

神先:「しゃべる機会が少ない ⇒ しゃべらない ⇒ 呂律が回りづらくなる ⇒ しゃべるのが億劫になる ⇒ しゃべらない ⇒ といった悪循環に陥ってしまいます。」

裏戸:「しゃべらないと、今度はしゃべれなくなる。人の体は使わないと、ドンドン使えなくなりますもんね。」

 

裏戸:「ご家族さんは、どんなことで困られている方が多いですか? どんな悩みをよく聞きますか?」

神先:「睡眠に関しての悩みも多いです。夜、寝ていてもトイレに行きたくなり、しっかり眠ることができない。」

神先:「杖や歩行器をお使いになられていても、転倒のリスクがあるため、なかなか1人にできない、転倒して骨折でもしたら…。というお悩みはよく聞きます。」

神先:「あと…リハビリを勧めるけど、身内だから勧めてもなかなかやってくれない、というのも多いですね。」

裏戸:「ちょっとでもいいから、そこは頑張って欲しいですね。」

神先:「座っている時間を増やすだけでも、リハビリになりますからね。」

 

裏戸:「MSA患者さんを治療していて、改善例やエピソードがあれば、ぜひ、教えてください。

神先:「そうですね、気持ちの面で前向きに変わってくれる事が大きいかなぁ…。それ以外にも、お通じの改善や睡眠の質の向上など、色々とあるけど、やっぱり笑顔が増えるのが1番ですね。」

神先:「あるMSA患者さんは、ホームセンターに行きたいと言い出し、実際に自分で木材を購入してきて、訪問リハビリで使うストレッチボードを自分で作ったという話を聞かされた時は、正直ビックリしました。」

裏戸:「えぇ!! それは凄いですね」

神先:「治療に対しても、始めはそこまで積極的ではなかったですけど…。奥さんも、ご主人さんのこのような変化をうれしく思ってくれていました。」

( 上記の症例はこちら )

 

裏戸:「逆に、上手くいかなかったことは、ありますか?」

神先:「難しいご病気だから、致し方ないところは、あるのかもしれないけど…、治療に対して前向きに受け取ってもらえないこともありますね。」

神先:「家族に連れて来てもらっても『やってても変わらなければ、いっしょやろ…』と。」

神先:「希望や目標を持っていて、切り替えができた方、切り替えできない方、切り替えようとして頑張っている方、色々な患者さんがいますから…。患者さんの性格によっても反応が違います。」

神先:「会話のキャッチボールだったり、リハビリに対する気持ちだったり…。」

神先:「自分から行動してくれるか、どうか…。やっぱり、そこが大きいと感じます。自分から動いてくれている人の方が、病気の進行も遅いように感じます。」

裏戸:「過去には、娘さんの結婚式でバージンロードを一緒に歩くために…といった具体的な目標をお持ちの患者さんもおられましたもんね。」

神先:「そうですね。やはり目標を持っている方がいいですね。小さな目標でいいので、持ってもらえるように心がけています。」

裏戸:「神先先生、今日はお忙しい中、協力いただき、ありがとうございました。」

神先:「いえいえ、こちらこそ。」

 

今回は、短い時間でしたけど、本院院長代理、神先先生の治療観に少し触れてみました。

体を動かすことは、単なる運動という意味だけじゃなく、気持ちの面でも大きな影響を与えます。

当院でのレセプター療法、動作改善法は身体を動かすきっかけ作りにも役立っています。

少しでもいいので、毎日の習慣として体を動かす機会を創ってみて下さい。

 

前田針灸接骨院

動作改善法 担当:裏戸 雅行

2019年度 忘年会

先日12月7日に診療後、当院の直ぐそばにある焼肉屋「五光」で忘年会を行いました。

 

 

 

水足先生が今回初めての司会を緊張しながらでしたが、しっかり務めていました。

 

 

 

 

今回はコース料理で、いろんな種類のお肉や料理を食べる事が出来て診療後の疲れた体に染み渡りました!

 

 


 

おいしいご飯も進み会話も弾んで、色んなお話が聞けてとてもいい忘年会になりました。

今年も残りあとわずか、当院の診療日もあと二週間程になりますがスタッフ一同、気を引き締めて残りの診療に当たらせていただきます!

最近インフルエンザや風邪などが流行してきていますので、手洗いうがいなど感染予防をしっかりして、よい年末年始を迎えましょう。

 

 

 

鍼灸科 吉川 大貴

あなたの知らない姿勢の秘密④ (全5回)

こんなに弊害があることを知っても、

あなたはまだ、足を組みますか?

この秘密を応用すれば、普段の生活で筋肉の活動量を上げ、カロリー消費を高め、

代謝を手軽にアップすることも可能です。代謝が上がれば、血流改善や免疫力UPにも!

  • 足を組んで座る
  • ” 休め ” の姿勢で立ち続ける
  • 壁にもたれて立つ

このような姿勢が身体に良くない、ということは、皆さんも何となくご存じのことでしょう。

では・・・ これらの姿勢は、なぜ身体に良くないのでしょう? これらの姿勢に共通することとは?

それが COG と COP の一致 です。

COG とは、center of gravity の略語で、身体重心のことです。

身体重心とは、物を1点で支えられるポイント。例えて言うなら、やじろべーがバランスを取って、支えているポイントのことです。

COP とは、center of pressure の略語で、床反力を統合した作用線のことです。

床反力とは、地面に対して私たちが働きかけている力のことです。私たちが地面に立つことが出来るのも、体重と同等の力を地面から反力として受けているからなんです。もし、あなたが底なし沼の上に立ってしまったとしたら、地面からの床反力を受ける事ができず、そのまま沈んでしまいます。

逆に、あなたの体重以上の力で地面を蹴ることが出来るから、重力に逆らってジャンプすることが出来ます。

つまり・・・ COPとは、あなたが地面に圧力をかけるポイントのことです。

そして、”COG と COP の一致” とは、体を支えるポイントの上に、体の重心を乗せ込むことです。

左右片側、どちらかの足に体重をかけて立ったり、歩いたりすること。

左右片側、どちらかのお尻に体重をかけて座ること。

モデルさんのように、1本の線の上を歩くのも、足を組んで座るのも、壁にもたれて立つのも、これに当たります。

COG と COP を一致させると、身体では何が起こるのでしょう?

じつは、このような姿勢を取ると、体幹を支える ” 腹圧 ” が下がってしまいます。

 

ここで、腹圧について少しおさらいをしてみましょう。

腹圧とは、簡単に言うと・・・ ” お腹を膨らませる力 ” のことです。 腹筋ではなく、” 腹圧 ” です。

イメージしてみてください。

お腹に左右1つづつ風船が入っているところを。実は、その風船が膨らんだり、しぼんだりして体幹を支えています。

この風船が膨らむから、体幹が安定します。足をドーンと地面に着いた時の衝撃も吸収してくれますし、上半身の重さも支えてくれます。

この風船が膨らんで腹圧が上がると、体幹が安定します。だから、手足を柔軟に動かすことが出来るんです。

逆にこの風船がしぼんで腹圧が下がると、体幹が不安定になります。そうすると手足の動きについていけず、体を痛めたり、バランスを崩しやすくなります。

このような機能を持つ腹圧は、意識してコントロールすることもできますが、普段は無意識下で働いています。

重要なポイントなのでもう1度いいます。

この腹圧は無意識下で自動的に、勝手に働きます。

人は ” 前にならえ ” の姿勢をパッと取っても、バランスを崩して前に倒れる事はありません。なぜでしょう・・・?

これは前にならえの姿勢をとる直前に、身体が勝手に重心を後方に移動させて、腕の重さで前に転倒することを防ぐからです。このように腹圧がしっかり機能していると、重心をコントロールできるため、体幹をしっかり支えます。

この腹圧が下がってしまうと、背骨が中心となって身体を支える事になります。

今まで、腹圧と背骨で体幹を支えていたのが、腹圧が下がってしまうことで、背骨への負荷が大きくなります。結果、腰を痛めてしまいます。

このような状態で、さらに身体を傾けるような姿勢をとると・・・ さらに負担が大きくなることは、想像に難しくないでしょう。

こういった理由で、足を組んで座るのは、身体に良くないんです。

 

ですが・・・!!

足を組まず、” 休 ”めの姿勢を取らず、壁にもたれないように心掛けていただければ・・・

COGとCOPが一致しない運動を心掛けて頂ければ・・・

腹圧は、高める事が可能です。

腹圧は、横隔膜、腹横筋 (腹筋の一番深層の筋)、骨盤底筋で囲まれた空間で、内側から外側へ向かう力のことです。

腹圧が高まると、このような体幹の筋肉が働き、腰への負担は減ります。

筋肉の活動量も増え、筋活動も増加します。そうするとカロリー消費も上がり、代謝もアップします。

代謝がアップすると、血流の改善も見込まれますし、そうすると疲労の回復を早めたり、免疫力アップにもつながります。

 

もし、あなたが足を組まないで座っているのがツライのであれば・・・

もし、あなたが ” 休め ” の姿勢を取らずに立ち続ける事がツライのであれば・・・

もし、あなたが立っていると、壁にもたれたくなるなら・・・

あなたの姿勢は崩れていることでしょう。腹圧を上げたくても、上がりにくい身体になっていることが予想できます。その場合は、治療が必要になってきます。

性別、年齢、疾患に関わらず、すべての人に共通する法則を基に、理想的な身体に整えていくのが動作改善法です。

今までになかった新しい角度からのアプローチである動作改善法。慢性的な症状でお困りの方は、ぜひ受診ください。

 

前田針灸接骨院

動作改善法 担当 裏戸 雅行

2歳の男の子たちのPVL集中治療。

愛知県からお越しの、Kくん!PVLの患者さんです。

今回で三回目の集中治療です。一回目のころは、つかまり立ちはできていたのですが、すぐしゃがんでしまっていました。

でも今回、歩行器を使い登場!行動が活発になってきました。

院内を駆け回っちゃった!よ!!!(by Kくん)

久しぶりのアラジン!

立ち乗りも様になってきました。踵も前に比べると付くようになってきました!

そして、以前はアラジンに登るため手を貸したり何らかの形で補助をしていたのですが、今回初めて自力でよじ登る事が出来ました!!!

思わず、僕とKくんのお母さんも「よっしゃーーー!!!」と叫びました。

バランスボールで、体幹へアプローチ!!!

お母さんもKちゃんのできる事が増えるたびに、笑顔になり、微笑ましい親子を見ていて私達も嬉しさいっぱいです。

鍼治療、頑張り終わったKくん!!!

うん!うん!頑張った!頑張った!!!

動作改善法での、アプローチの様子も!

広島県からお越しのRくん。Kくんと同じくPVLの患者さんです。

Rくんは、初めての集中治療です。慣れない環境なので、最初は何をしても泣いていました。

スタンディングボードで、立位の感覚。キャッチボールで、距離感や手の感覚などを目的に行いました。

バランスボールで、空間認識の方にもアプローチしていきます。

小児鍼は、気持ちいいね!

Rくん、リセプター療法でいっぱい動いたので小児鍼と動作改善法でリラックス~。

一緒に集中治療したKくん、Rくん!同い歳同士でお友達になりました!

 

出来ることが増えお母さんたちが喜び、それと同時にスッタフ全員喜びを感じてます!!!これからも、皆さんに喜んでもらえるように日々頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

 

針灸師 田村勇貴