『太陽と地球からの恵み、…そしてテントサウナ!』

11月も半ば、秋も深まり、いよいよ冬を迎える準備をしているところですが、

まだまだ温かい日が続いております…

皆さまお元気でしょうか?

 

私は久しぶりの休日にテントサウナのイベントへ行ってきました。

ここは滋賀県琵琶湖の近江舞子にある雄松館のプライベートビーチです。

今回の目的はさまざまな鋭気を自然界からいただきく事が目的です。

 

前日の土曜日仕事を終え夕方に近江舞子に到着、

駐車場で車中泊し、早朝から日の出と共に朝日光を浴びながらテントサウナに入りました。

 

 

 

 

 

 

夜から朝に変わる朝日光には脳内物質の一つである”セロトニン”が分泌しやすくなります。

そのセロトニンの分泌は、体内のリズムが整い、やる気と勇気が湧いてくるとてもポジティブに働く、
神経伝達物質のです。

そして日光にはビタミンDが含まれ、体内にカルシウムが吸収し免疫力がついてきます。

 

 

私は昨年の秋にも参加したことがあり、今回で2回目!

⇓(昨年のブログ)

https://maeda-shinkyu.com/news/%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%b5%e3%82%a6%e3%83%8a%e3%81%ae%e5%8a%b9%e8%83%bd%ef%bc%81/

 

このイベントは、サウナテントパーティーというサウナ愛好者の有志の方々で開催されていますが、

ほとんど広告や告知などなく、SNSでさりげなくお知らせしている程度なので、

開催日程を見逃す事が多いのですよ。

 

この日の気温は約15度で肌寒かったですが・・・

ビーチにはテントサウナが3つあり、それぞれテント内には薪ストーブが設置され80~100℃の高温状態に保たれ、その薪ストーブの周囲にある木製の椅子に座って汗を流します。

そして、薪ストーブの上のストーンにアロマ水をかけ、熱したサウナストーンにかけると一気に蒸発し水蒸気によって体感温度が上がしくみ…これをロウリューと呼びます。

 

ローリュウはもともとフィンランドから伝わったもので

サウナで熱々になった身体を琵琶湖の湖水で一気に冷やします。

「サウナ→冷水→外気浴(休憩)」の順番を繰り返し行う事で、サウナの効果を得られます(温冷交代浴)。

サウナの中にいると水圧もかからず体がどんどん温まり、血管が広がって大量の血液が体を流れます。サウナ浴中は通常時の約2倍もの血液が流れるのだとか…。

血流が良くなることで全身の細胞の代謝が高まり、必要な酸素や栄養を届けてくれます。このことからサウナは免疫力を高め長寿の秘訣や、病気の回復として多くの人から愛されています。

 

また、緊張している時やストレスがかかっている時、胸がドキドキしたり体がこわばったりします、そのこわばりで神経の伝達が鈍りイライラしたり、筋肉が血管を圧迫し、血流が悪くなることで血圧が高くなり動悸がするのですが、サウナに入る事でとで体が温まり、筋肉のこわばりが解け、神経伝達も促進し精神的にイライラしている場合から体から心までリラックス状態へと変換してくるのです。

この日もテント内ではロウリューを楽しみました。

 

交互浴の間の外気浴(休憩)は焚火にあたり身体を温めます。

ダイレクトな火の熱で身体が温まる事は、精神的な癒しの効果『1/fゆらぎ』といった科学的根拠となる癒し効果があり、炎青見る視覚や燃えるパチパチ音など聴覚から癒しを与え精神的安定をもたらすため、うつ病などにもとても有効なのです。

 

またサウナの中にいるとスマートフォンや本などを見ることができないため、自己コントロールでしっかりと身体に向き合い、目を瞑ったりゆっくりと呼吸することで、心を落ち着かせることができます。

そして同じサウナテントに入っている人達と楽しい会話などをすると、コミニティーとなり更に気持ちが明るくなります。

普段仕事に追われている人、常に忙しい人などには特におすすめです。

 

まとめ…
テントサウナの効果

リラックス効果

快眠の促進

疲労回復

自律神経の安定

肌荒れ予防、デドックス効果

新陳代謝からのダイエット

免疫力アップ

多幸福感

イライラ・うつ・不安解消

(朝日や焚火があれば更に効果あり)

 

 

ご家族で参加されている方が多く、大人から子供まで利用することができ、

サウナ好きの私には、このテントサウナパーティーは素晴らしい企画だと思いました。

 

アウトドアでも珍しいテントサウナの体験…
自然の恵みを肌で感じ取り、五感をフルに使い、楽しい休日を満喫しました。

また診療時にテントサウナ体験話しをしますので…

お気軽にお声かけください(^^♪

 

あなたの坐骨神経痛が、なかなか良くならない理由

坐骨神経痛で腰痛や臀部痛、太もも、ふくらはぎ、足の痛みでお困りのあなたへ

なぜ、あなたの坐骨神経痛は、なかなか良くならないのでしょう?

そこには、ある理由があるんです。

 

実は神経って関節の曲げ伸ばしに合わせて動いています。

筋肉と筋肉の間・骨と骨の隙間の狭いところをすり抜けて。

ですが、

何らかの理由で神経が引っかかったり、

圧迫を受けて関節の動きについていけず、

神経が引っ張られてしまうことがあります。

これが痛みの原因の1つです。

 

つまり、坐骨神経痛の痛みを改善するには、

背骨や骨盤の施術だけじゃなく、太もも、ふくらはぎ、足部、

場合によっては足の指まで施術する必要があります。

 

なぜか?

以下の 『』 内をご覧ください。

 

『 坐骨神経 ⇒ 脛骨神経 ⇒ 足底神経 ⇒ 足の指先 』

これは、骨盤から足の指先まで通る坐骨神経のルートを示したものです。

坐骨神経痛で足の痛みを伝える神経は、

ザッと上げただけでもこれだけあります。

 

たくさんの神経の名前が上がっていますよね?

これらすべての動きを改善しなければならないのでしょうか?

 

いえいえ、ご安心ください。

その必要はありません!

 

実はこれらの神経は1本です。

場所によって名前が変わっているだけで、

実際、『痛み』を伝えている神経はたった1本です。

( ※ 途中で枝分かれはしていますが、)

 

はい、1本です。

 

つまり、坐骨神経痛の施術で大事なことは、

『坐骨神経 ⇒ 脛骨神経 ⇒ 足底神経 ⇒ 足の指先 』

これら1本の神経の動き、滑走性、を良くして、神経の圧迫や引っ掛かりを

取り除くことです。

 

もちろん、腰や骨盤で引っかかることが多いので、

腰や骨盤の施術が中心となりますが、

それだけでは不十分なことが多いです。

 

もし、あなたが坐骨神経痛をお持ちで、

整形外科や整骨院、マッサージ院で改善が

なかなか見られなければ、こういったことが原因である可能性が

高いと言えるでしょう。

 

では、どうすればいいのか?

答えはシンプルです。

坐骨神経が圧迫を受けている、引っ掛かかっている箇所を

施術で取り除けばいいんです。

 

そんなことできるの?

はい、神経の動きは改善できます!

そんな施術が当院の指頭感覚法になります。

 

指頭感覚法では、

まず、全身を検査させていただきます。

そして、症状の原因がどこにあるのか?を見つけます。

お聞きになりたいこと、ご質問がありましたら何なりとお訊ねくださいね。

お答えさせていただいて、疑問が解消して、ご安心いただいてから

施術に入らせていただきます。

 

もし、あなたが長年、坐骨神経痛で日常生活に支障をきたしているなら、

一度、当院の指頭感覚法を受けてみてはいかがでしょうか?

坐骨神経痛の症状を改善して、足腰に不安のない生活を取り戻せるよう、

全力でサポートさせていただきます。

 

大阪本院 前田針灸接骨院 : 裏戸 雅行

 

追伸:特にお身体の硬い方、年単位で坐骨神経痛を患われている方は、

針施術の併用をおススメします。

 

 

 

今週の宿泊のお知らせ

先週は暖かい日も多く過ごしやすかったですね

つい先日、患者様から教えて頂いた三田に美味しいモンブランのお店があるという事で行ってきました。今が季節のモンブランは凄く美味しかったです

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

  • 北海道より  てんかんの患者様
  • 愛知県より  てんかんの患者様
  • 岐阜県より  脊髄小脳変性症の患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう精一杯サポートさせて頂きます。

季節の変わり目、自律神経が乱れた りと体調管理も大変ですね

ぜひお身体のメンテナンスにお越しください

 

受付

本日のオススメ本「コンビニ人間」(村田沙耶香)

以前クレジットカード会社に勤務しているとき、2年間ずっと「紛失」を「粉失」と書いていたバンドウです、こんにちは。

2年目のある日、間違いに気が付いたときには、かなりショックでした。そのときまで私、実はそもそも『紛』という漢字の存在を知りませんでした。

紛らわしい、という漢字なんですね。ほんとまぎらわしい。

粉でも、意味的になんとなくしっくりきません?なんとなくこう、パァっとなくなりそう、というか。ねえ?

と、いうわけで、本日のオススメ本は、「コンビニ人間」です。

書店でいかにもオススメ!とばかりに平積みに山盛り並べられているのを手に取ったとき、まず思ったのが「薄っ!!これが芥川賞!?」でした。

そのときには、ちょうど以前ご紹介した京極のぶっ厚いのを読み終えたところで「息抜きにちょうど良さそう」と思って適当に買ってみました。(なんかすいません)

一般的とされる人たちとは少し感性の異なる主人公が、コンビニで働くことを通じて合理的な「ふつう」の人を学んでゆく話で、感情表現や描写が細かいところに引き込まれ、かつ話のテンポはすごく良くて、イッキ読みです。正直、半日ももたず終わりました。

しかし、感想としては「こりゃ賞とるわ」。

現代版 カフカ「変身」のようにも感じました。

36歳、処女、独身、コンビニアルバイト。

それが、「ふつう」でないからと、犯罪でもないのに、まるで恥ずかしいことのように世間から批判をあびる村社会、日本。

そういった社会の同調圧力を巧みに表現しています。

 

余談になりますが、ふと頭をよぎったのが、たまに同性愛について話題になるとき、結婚制度をどう思うかと問われたら私は迷わず「良いと思う。本人たちがそれを望むなら、異性間と同じように社会からの保証や約束事を得られるべきだと思う」と答えますが、意見が違った場合、微妙な表情が返ってきます。

「なんでダメだと思うんですか?」ときくと、大抵「んー・・だって少子化につながるし・・」などと返答されたりします。

「は!?少子化!?つまり、例えば仮に男性同士の場合を仮定とすると、子を成せないなら種のある男が無駄資源になるから、ということですか?でも結婚制度を認めなかったところで、『あー、結婚できないのなら仕方ないから女性を愛そう』となって、結婚したいけどできない女性の希望の分母が増える、ということにはならないですよ?それは無茶です。そもそも女性に性的な興味がないんですから。たとえ偽装結婚したところでほとんどの場合、実子は望めません。それに、その考え方でいくと、子どもを産めない女性にも結婚を認めるべきじゃないということになりますよね?先天的あるいは後天的な理由が身体にある場合も、年齢を重ねて閉経しても、国に報告してその後の結婚は禁止にするべきだ、というような?だってせっかく種のある男が、子を産めない人間と結婚すると少子化につながるからいかん、という理屈ですもんね?でも、ひどくないですか、それ」と言うと「それは違うけど・・」と。

どこが“違う”のか、理解に苦しみます。しかし当然のごとく、おおむね相手も納得しません。それもそのはず。だって本当は最初から「少子化」が理由で反対だというわけじゃないから。そういうたてまえを述べてみただけ。偏見をもった人間、時代遅れの人間、どう思われるのを恐れてかはわかりませんが、つまるところただの欺瞞です。

年齢的な制限は保護のためにも必要ですが、合意した大人同士であれば万人に公平に、本人たちが結婚したほうが幸せだ、結婚したい、幸せになりたいというならその権利を与えて幸せになってもらって、気分良く大いに働いてもらって税金をおさめてもらうほうが、逆に希望かなわず不幸せで、鬱やらなんやら病気になって健康保険代がかさむより、国にとっても良いように思うのですけれどね。

「私にとっては“ふつう”じゃないから、なんとなくとにかくいや」「なんか気持ち悪い」というなら、それはそれ。

自分と異なる主観はいちいち批判しませんが、欺瞞にも気が付かず、どっかで小耳にはさんだ正論風に思える意見などをもっともらしくふりかざす中途半端な分別が子憎たらしい・・などと感じてまめに粉砕にかかる自分にも未熟を感じつつ・・あ、粉砕は粉でいいのね・・パァっと砕く感じな漢字?といったところで、話を本に戻します。

さて、そんなこんな島国根性がふりかざす「ふつう」に適応して生きていく必要があるのかないのか。

日本社会でのマジョリティとマイノリティの関係性をリアルに表現した物語です。ご一読ください。

 

前田針灸接骨院 大阪本院 バンドウ

今週の宿泊のお知らせ

早いもので今年もあと2ヶ月ですね

温かい日と寒い日が入りまじる時期、体調を崩しやすくなります。

お体温かくしてすごしましょうね

今週のお花はペンタス・ケイトウ・ソラナムの鉢植えです

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

  • 静岡県より  多系統萎縮症の患者様
  • 新潟県より  てんかんのレノックスガストー症候群の患者様
  • 兵庫県より  脊髄小脳変性症の患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう精一杯サポートさせて頂きます。

季節の変わり目、自律神経が乱れた りと体調管理も大変ですね

ぜひお身体のメンテナンスにお越しください

 

受付

眼精疲労から頭痛が起こる理由はコレです!

現代において、スマホやパソコンは無くてはならないものですよね?

スマホの普及に、魅力的なアプリの増加、テレワークの定着。

ご年配の方でもスマホをご持参されていますし、

通勤、通学時の電車内では、皆さんスマホ画面をみられています。

スマホがあれば、買い物だって、読書だって、

健康管理や人とのコミュニケーションも取れる、

そんな便利な時代です。

 

そんな時代に生きる我々は、一昔前と比べても、

スマホやパソコンの画面を見る時間は確実に増えていますよね?

スマホやパソコン画面を見ている時間は、

私たちがかつて、ファミコンやテレビを

見ていた時間より増えています。

この先の未来、スマホを見る時間は、ドンドン増えるのは間違いないでしょう。

 

そうなると、どうしても『目』には負担がかかってきます。

あなたは目を酷使していませんか?

  • 目の周りをジワ~と指圧したり
  • スッキリ、サッパリする目薬をしたり
  • ”あずきの枕”や”蒸しタオル”で目を温めたり

したくなりません?

眼精疲労が起こると目のトラブルは、もちろんのこと、

実は他の症状の原因にもなります。

 

目が疲れてくると、あなたもこのような経験ございませんか?

  • 頭の付け根が凝り固まって、頭が痛くなる。
  • 目の前がチカチカしてきて、目も開けてられない。
  • 鉛の帽子をかぶっているみたいに頭が重く、鈍い頭痛がくる。

 

実は目の疲れは、『頭痛の原因』にもなります。

これは『目の動き』と『顔・頭の動き』が密に連動しているためです。

 

私たちは顔を動かして左右を見ることもできれば、

顔を動かさないで、眼球だけ動かして左右を見ることもできます。

 

別の例で言うと・・・

ボクサーをイメージしていただければ、わかりやすいかもしれません。

ボクサーが相手のパンチをもらった時、パンチの衝撃で顔の向きは、

あらぬ方向に向くけど視線は相手を見ているってことありますよね?

 

これも頭部の動きと、眼球の運動が密に連動しているため、

こういった事ができます。

 

それに、こんな方法でも頭部の動きと眼球運動が密に連動しているのを

実感いただけます。

 

頭蓋骨の付け根、首との境目に指先を当ててみて下さい。

そして目を閉じていただき、目を閉じた状態で、

眼球だけを左右に動かしてみて下さい。

そうすると頭蓋骨の付け根、首との境目に当てた指先に

筋肉がピクピク動くのを触知できます。

 

このように眼球の運動と頭部やお首の筋肉は、

密に連動して動きます。

 

そのため眼精疲労から目の動きが悪くなると、

頭蓋骨の付け根、首の筋肉も動きが悪くなります。

これが眼精疲労から頭痛が起こる原因です。

 

もし、あなたが眼精疲労による頭痛でお困りなら、

一度、当院を受診いただくのはいかがでしょう?

当院の針治療では、頭蓋骨の付け根や頭部、お首に

しっかり針を打たせていただきます。

お首回りや目の周りの針刺激によって、血管が拡張し、血流が改善します。

結果、お首の筋肉や目の周りの筋肉も緩みます。

頭痛の改善につながるでしょう。

 

あなたの今の生活で、スマホを使う時間を減らしたり、

パソコンを使わずにお仕事をこなすのは・・・難しいですよね?

 

1つしかないお体です。

しっかりお身体もケアしながら、スマホやパソコンといった

現代のデジタル機器の恩恵を受けませんか?

 

便利になって、仕事をこなせる量が増えたとしても

お体を害していては、元も子もないですよね。

 

あなたのご予約をお待ちしとります。

当院への予約は コチラ です。

 

大阪本院 前田針灸接骨院:裏戸雅行

 

秋の養生

今日から11月ですね。

今年も8月の夏休みには、たくさんの子供の患者様に宿泊治療にお越しいただきました。

8月にお越しいただけなかった方には、9月をご案内し、少し涼しくなると大人の患者様に

もたくさんお越しいただきました。

 

「春は種をまき、夏に繁栄し、秋に収穫して、冬はその収穫をもとにゆったりと過ごす」

という中医学の考えの通り、大人も子供も夏に変化がみられることが多いです。

特に子供さんの成長には驚かされます。

小学校に入ると、学校のお休みにしか宿泊治療に来ることが難しいので、1年

ぶりという子供さんの顔も見ることが出来ました。

そして、帰られる時に、来年のゴールデンウイークだったり、夏休みの計画まで立ててくださり

ご予約下さったY君、H君、M君、T君、また頑張ろうね!!

 

さて暦の上での秋は、立秋(8月7日頃)から立冬(11月7日頃)なので、秋の養生を書く

にはかなり出遅れましたが、秋を書かないことには冬が書けないので今頃ですがお許しくださ

い。

秋は、夏の暑さや湿度が収まり1年の内で最も過ごしやすい時期です。

といっても、10月半ばまでは暑かったので、涼しくなったのはここ2週間くらいでしょうか。

夏に取り入れた「陽気」というエネルギーを身体の中に取り込んで、自分の力として発揮する季

節と言われています。

秋になってから「あれも出来ていない、これも出来ていない」と焦ったり後悔することは良くな

いですので、気持ちをゆったりとおおらかに笑顔で過ごしましょう。

 

 

そして「実りの秋」と言われるように、たくさんの美味しい食材が収穫される時期であり、

まさに「食欲の秋」ですよね。

秋の食べ物では、果物が特においしく感じるのですが、立秋の8月のまだまだ暑い日が続く頃、

「いちじく」と「梨」が出てきて美味しく、たくさんいただきました。

いちじくは身体を潤す性質を持っていたり、整腸作用があるので、夏場の冷たい飲食物の取りす

ぎや冷房で身体を冷やしすぎたりして胃腸の不調を訴えが出始める初秋にぴったりな果物です。

いちじくを食べなかった方は是非来年の立秋を過ぎたころから食べてみてくださいね。

梨も身体を潤す性質で、のどの渇きを潤してくれます。

ただし、冷蔵庫で冷やすと胃腸を冷やしますので、常温で食べる事をお勧めします。

 

秋は乾燥が起こる時期ですので、呼吸器疾患(喘息、気管支炎など)の悪化や、皮膚や粘膜の乾

燥によるトラブル(鼻炎やアレルギーなど)が多くなります。

そんな時、飲み物によって乾燥を防ごうとするとするのではなく、大根、かぶ、白ご

ま、山芋、豆腐、松の実、白きくらげ、ゆり根、いかなどの白色食材が身体に潤いを与え、乾燥

を防いでくれます。

この時期は、サウナ好きの方は発汗によって身体の潤いを失うので注意が必要です。

 

 

また日の出は徐々に遅くなり、日の入りも早くなり、日照時間が減り、気温が低下すると、気持

ちまで沈んで来るのは秋の特徴なのです。

そんな秋は心を安らかにして、悔んだりねたんだりせずに、早く寝て、早く起きることが大切で

す。

 

 

立冬はもうすぐ。

これから徐々に寒くなり冬を迎えますが、もう少しの間、養生に気を付けて秋を楽しみましょう。

 

 

 

季節に合わせて、エントランスにお花を置いています。

エントランスの前を通られる方、治療が終わって帰られる方が、お花の力によって

心穏やかになりますように・・・

 

前田京子