銀座針灸院の日曜診療にて

先日の日曜診療で、治療に来ていたI君とお父さんとの置針中の会話です。

 

お父さん「夏休みに、家族旅行に行きたいところがあれば、お父さんにプレゼンテーションする

んだぞ。ただし、お母さんとそれを見てオッケー出ないと行けないぞ~」

I君「そうだね。行きたいところをプレゼンテーションしてみるね」

 

なんて素敵なお父さんなんでしょう!!

親が行きたいところに子供を連れて行っていた我が家にとって

子供の意見を尊重し、考える力をつけさせるその会話に感動しました!!

I君は電車が好きなので、電車に乗って行く旅行を計画するのかな~?

 

 

I君は、筋ジストロフィーによる車椅子生活です。

でも、家族はいつも会話がたえなく明るい家族です。

笑顔と前向きな会話は精神を安定させます。

I君の笑顔はいつも周りの人に元気を与えてくれます。

また次の日曜診療でお会いできるのを楽しみにしております。

前田京子

 

冷房で足が冷える2つの原因

足の冷えでお困りのあなたへ

 

ここ最近の暑さ・・・たまりませんね。

日中、外はカンカン照り、お部屋の中でも熱中症になるくらいですし、寝る時も冷房で寝室の温度を下げておかないと寝苦しくてたまりません。

エアコンは夏を乗り切る生活必需品といっても過言ではないでしょう。

ですが、ある方にとっては、このエアコンが悩みの種の1つとなります。

それが『足の冷え』です。

あなたもクーラーの効いた部屋に、ず~っといると以下のような悩みをお持ちでありませんか?

  • 机に座ってパソコン作業をしていると足元だけが冷えたり、
  • 夕方になると足がパツパツにむくんだり、
  • 寝る時も足は冷えるし、よくツリそうになったり。

 

『足の冷え』と夏の冷房問題は切っても切れない関係ですよね。

でも、何で足が冷えるのでしょう?

 

その1つは『血流』の問題です。

人の体温は、血流によって維持されています。

  • 心臓の拍動
  • 呼吸時の横隔膜
  • ご飯を食べることで働きだす内臓の動き
  • 運動時の筋肉の伸び縮み

上記を見ていただいても分かるように、人の身体は常に動いています。

そのため、動きによって『熱』が生まれます。

この『熱』が血液に移って、全身を巡ることで体温って維持されています。

だから、『足の冷え』の原因、その多くは足への血流障害です。

 

じゃぁ、何で足だけ血流障害が起こるのでしょう?

その理由は主に2つあります。

 

1つ目

足に血液を送っているのは心臓です。

ですが、足に行った血液を心臓に戻しているのは、心臓のポンプ作用だけではありません。

実は、足の筋肉がこの役割をになっています。

足の筋肉が伸び縮みすることで、ポンプのように血液を送り出して心臓に戻しています。

『ふくらはぎは第2の心臓』と言われません?

この理由がここにあります。

 

そのため足の筋肉を動かさないと、足先に届けられた血液が心臓に戻りづらくなります。

そうすると、足に行った血液が戻れず、『血液の渋滞』が起こります。

デスクワークをしていて、夕方になると『足ののむくみ』が酷くなるのも、このためです。

 

さらに悪いニュースは、これだけではありあせん。

『血液の渋滞』が起こっていると、どんなに心臓が血液を送ろうとしても、渋滞している血液が邪魔して、足先まで血流が届きにくくなります。当然、体温も届きにくくなるため、足が冷えてしまいます。

 

2つ目

血液は血管をとおって全身を巡っています。

ですが、血流量って常に変化しています。

暑い時は血管が拡がって、血流量を増やして体から熱を放散します。

寒い時は血管が縮こまって、血流量を制限して体に熱を閉じ込めます。

このように血流量は、常に変化しています。

この血流量の変化は、『血管』の収縮、弛緩によって行われているのですが、この血管の収縮、弛緩の調整は神経によって調整されています。

そのため神経にトラブルが起こると、その刺激によって血管が収縮してしまい、足への血流を制限してしまいます。

代表的な方々が・・・

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 坐骨神経痛

などです。こういった疾患をお持ちの方は、足に行っている神経にトラブルを抱えていることが多く、足の血管も収縮してしまいます。当然、血流も制限されて足が冷えやすくなります。

これが足が冷える主な原因の2つ目です。

 

では、『足の冷え』を改善するにはどうすればいいのでしょう?

『足の冷え』は・・・

  • 血液の渋滞
  • 足の神経トラブルによる血管の収縮

この2つが原因です。

当院では、この2つの原因を解消する施術があります。

 

その施術とは!

1 血液の渋滞に対しては・・・

針施術をオススメします。

針の刺激によって血管が拡張し、血流量が増えます。そうすると固まった筋肉も緩みます。

血流を制限する硬い筋肉を緩め、針の刺激によって血管が拡張すれば、血流量も増えますよね?

 

2 足の神経トラブルに対しては・・・

当院の指頭感覚法をオススメします。

足に行っている神経は、背骨や骨盤から出ています。そのため背骨や骨盤の歪みが神経トラブルの原因となります。これを解消するのが指頭感覚法です。

指頭感覚法では、背骨や骨盤の動きを改善します。動きに合わせて背骨や骨盤がスムーズに動くように整え、神経が圧迫されたり、引っ張られたりするのを防ぎます。

 

もちろん、背骨や骨盤だけではありません。

神経の通り道上を手先、足先まで施術させていただきます。

手先、足先に行く道中で神経が圧迫されたり、引っ張られたりしても同じように血流障害は起こってしまいますからね。

 

もし、あなたが『足の冷え』でお困りなら、一度当院を受診いただくのはいかがでしょうか?

 

大阪本院 前田針灸接骨院   裏戸 雅行

 

 

今週の宿泊のお知らせ

夏休みに入り宿泊にも小児の患者さまも来て頂いたます。

診療室もお子さんたちの笑い声や先生との楽しい会話で賑わってます

お子さん達の頑張っている姿に私たちも元気を貰ってます

今週も暑さに負けず、元気にがんばりましょう

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

  • 愛知県より  脳室周囲白質軟化症の患者様
  • 東京都より  脳室周囲白質軟化症の患者様
  • 埼玉県より  てんかんの患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう精一杯サポートさせて頂きます。

今年も夏期休暇(盆休み)はスタッフが交代で休みますので、

お盆の期間も診療はしております。

ぜひお身体のメンテナンスにお越しください

 

受付

手足口病にご注意ください

近頃、全国的に手足口病の患者数が増加しているようです。

東京都内では警報基準を超えて、大きく流行していると発表されました。

 

手足口病は、

発熱や、手や足、口の中に水ぶくれのような発疹ができるウイルス感染症です。

夏風邪の一種で、ほとんどの場合が1週間から10日程度で自然に治ります。

 

今一度ですが感染症対策として、こまめな手洗い、

咳・くしゃみをするときは飛沫が飛ばないよう咳エチケットを心掛け、

家族間でもタオルの共有は避けられるといいですね。

 

 

また、手足口病は小児の病気というイメージがありますが、

家庭内などで子供から大人にうつることもあります。

 

大人の方がかかると症状が重く出やすい特徴があり、発疹の強い痛み、全身の倦怠感、悪寒、筋肉痛などがみられます。

足の裏にできた発疹は歩けないほど痛みが強いそうなので

引き続き、感染症対策を徹底していきたいですね。

 

 

苦難を乗り越えるには健康が何より大切です!

食事・睡眠・運動で体力の維持、

そして当院の鍼灸治療で免疫力を高めていきましょう

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 山田

 

 

本日のオススメ本「舟を編む」(三浦しをん)

こんにちは。本日のオススメ本は、言葉の海を渡る「舟を編む」・・・辞書の編纂をテーマにした一冊。

言葉に耽溺し、広い視野を持つ製作者の、辞書に込められる情熱と想いが見事に伝わり、その想いが伝わってこそ最後の手紙はとても心に響きます。

語彙を増やすことで、言いたいことや思いをより的確に伝えることができます。

「言葉」とは、これほど奥深く興味深いものなのだと改めて感じると同時に、人間関係を円滑に運び、無駄な衝突や誤解を防ぐ、最も大切な基礎なんだと痛感します。

一つのものに情熱を注いで生きるのは、簡単なことでもないし、そもなかなか見つからないものです。この本を読むと、”自分にも何か一つ、夢中になれるものを見つけたい”とモチベーションが上がります。

しかしながら、つくづく辞書というものは、発刊作業以前に、改訂作業にも途方もなく手間暇がかかり、校正の数なんと五校。想像しただけで気が遠くなります。内容も時代にそった言語を反映し、削ったり増やしたりと、未来永劫、終わりのない世界です。

今では何でも検索の時代ですが、「時々は辞書をめくってみようかな」と思わずにいられない一冊、オススメです。

 

前田針灸接骨院 本院 ばんどう

 

夏休み、夜ふかしをしていませんか?

夏休みに入ったお子さんも多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

夏休みだからと夜ふかしをしたり、日中だけではなく夜中も暑くて眠れず、朝起きる時間がどんどん遅くなっているお子さんもいらっしゃると思います。

 

「寝る子は育つ」

という言葉はご存知だと思いますが、だからと言って昼間ずっと寝ていれば良いというわけでもありません。

 

 

育つ=身体が成長するために必要なホルモン「成長ホルモン」は、就寝中に盛んに分泌されます。

成長ホルモンが分泌されると、身体を作ったり、修復や再生を行ったりするだけではなく、睡眠の質を良くして身体や脳の疲れを取ってくれるように働きかけます。

ですが、その「成長ホルモン」が分泌されるためには「コルチゾール」と「メラトニン」というホルモンが大切となってきます。

さて、この二つのホルモンは1日のどのタイミングで出て来るのでしょうか。

簡単に説明させていただきます。

 

まず、起きて朝日を浴びることによってコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールが分泌されることによって、頭が冴えてシャキッと目が覚めるのです。

 

朝起きてから14時間〜16時間後に今度はメラトニンが分泌されるようになります。

分泌のピークに達すると、うとうと…と眠気に誘われるのです。

 

そして、就寝すると成長ホルモンが分泌されるというサイクルとなっています。

 

つまり、普段学校に通っている時と同じように、規則正しい生活が成長に大切ということなんですね!

 

夏休み明けのために、早めに生活のリズムを整えて下さいね。

 

そのためには、ラジオ体操やプールなどで身体を動かすことや、寝る前の約1〜2時間前には出来るだけテレビやスマホを見ないようにすることも大切です。

シャワーを浴びるのも効果がありますので、下の記事もご参考にしていただければ嬉しいです。

シャワーはこんなところが良い!

 

 

 

 

 

とはいえ、小さいお子さんにはお昼寝も必要ですので、その子のペースに合わせて下さいね。

 

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 倉科

 

 

 

 

 

今週の宿泊のお知らせ

夏休みに入り当院もお子様の患者様が多く毎日賑やかです。

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

  • 新潟県より てんかんの患者様
  • 東京都より 発達遅延の患者様
  • 兵庫県より 脳室周囲白質軟化症(PVL)の患者様
  • 熊本県より 言葉でずらい症状の患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう精一杯サポートさせて頂きます。

今年も夏期休暇(盆休み)はスタッフが交代で休みますので、

お盆の期間も診療はしております。

ぜひお身体のメンテナンスにお越しください

 

受付

夏バテ予防にスイカ(西瓜)はいかがですいか(#^^#)

最高気温も猛暑日を記録することが多くなりましたね。

熱中症に気を付けながら、元気に夏を楽しみましょう!

夏イラスト 無料 に対する画像結果

 

夏を楽しむ、と言えば・・・お祭り

3年ぶりにお祭りをされているところも増えました。

昔は夏祭りなどで、目隠しして「スイカ割り」を楽しんだ人も多いのではないでしょうか?

夏祭り イラスト 無料 に対する画像結果

 

 

今日はそんな「スイカ(西瓜)」のお話です。

 

スイカの90%は水分ですがのこり10%には果糖、ブドウ糖のほか、

シトルリンなどの数種類のアミノ酸、カリウム、リン、鉄分などのミネラル、ビタミンC ・Bなどが含まれます。

さらに、抗酸化作用が強いリコピンやβ-カロテンも含まれているため、美容にも良いと言えるでしょう。

そして普段捨ててしまうことの多い種や皮は、実は栄養が含まれていることもポイントです。

スイカの皮は昔から「西瓜翠衣(セイカスイイ)」という漢方薬で、

強い利尿作用を持ったシトルリンが皮の方に多く含まれているので、

日干しして保存すれば季節を問わず強い利尿効果や熱を収める効能を発揮できます。

スイカの皮を煎じて飲むと口内炎にも効果あります。

 

シトルリンは、尿成分を作るのに必要なアミノ酸の一種です。

血流を改善する働きがあり、動脈硬化を予防する働きが期待できます。

さらに利尿作用もあるため、高血圧やむくみ防止にも効果的です。

ただしスイカはカリウムが多いので、

腎臓の機能が弱っている方は過剰摂取を控えるようにしてください。

 

すいか イラスト 無料 に対する画像結果

東洋医学的効能は、

清熱解暑・・・暑気でこもった熱を収める

除煩止渇・・・イライラと喉の渇きを改善

利尿・・・強い利尿作用           です。

 

スイカの属性は「寒性」で気を下ろし、

気の上がった顔が赤い「肝陽亢盛」の高血圧のある方にはとても良いです。

しかし、胃腸を冷やしやすいので、胃腸の弱い「気血両虚」「小児」「高齢者」の方は控えめに。

 

スイカに含まれる果糖は7~15℃で甘みを増すので、

昔のように井戸や川で冷やすくらいがちょうど10℃くらいになっていたようです。

今は冷蔵庫で4℃くらいまで冷えるので、体をも冷やしすぎるます。

冷蔵庫から出して少し室温にさらしてから食べるのがおすすめです。

 

夏バテしないように、

食事、運動、入浴、睡眠に

ひと工夫していきましょう。

おすすめの夏バテ対策あれば教えてくださいね

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 神先