【ツボのはなし】ふくらはぎがつった時の特効ツボ

運動や睡眠中などに、急に「こむら(腓)返り」を起こすことがあります。

こむら返りは、ふくらはぎの腓腹筋や神経が異常な緊張をおこし、筋肉が収縮したまま弛緩しない状態になるため激しい痛みを伴う腓腹筋痙攣のことです。

一般的に「足がつる」という言い方をします。

 

「足がつる」原因は大きく3つです。

①水分・電解質不足

➁筋疲労

➂冷え

これ以外には、糖尿病甲状腺機能低下症などの代謝異常や腰椎の変形などで脊椎神経を圧迫することによりおこる場合もあります。

 

【こむら返りの治し方】

①まずは、ひざをまっすぐに伸ばします。

そのままの状態で、手で足先を握って足先をそらせるようにひっぱります。

➁特効ツボ「承山(しょうざん)」「陽陵泉(ようりょうせん)」を押しましょう

 

承山(しょうざん)

~親指でぐっと強めに指圧しましょう~

 

「膀胱経(ぼうこうけい)」という腎臓や膀胱など水に関係したツボの仲間です。

膀胱経に属するツボは、背骨沿いや、腰、膝など疲れや冷えに関係した部分に多く、腎機能の低下や腰痛、膝の痛み、足のむくみ・だるさに使うツボです。

 

陽陵泉(ようりょうせん)

~両手の親指で強弱をつけながらリズミカルに押しましょう~

 

筋肉の動きに異常があったり、運動器系の疾患に必ず使われる、筋肉にとって重要なツボです。

肩こり、腰痛、腱鞘炎、耳鳴り、目の充血などでも使うツボです。

 

 

足がつりやすい方は、ふだんから「承山」「陽陵泉」に指圧やお灸をしておくと効果があります。

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 服部

 

 

本日のオススメ本「蜜蜂と遠雷」(みつばちとえんらい)/恩田陸(おんだりく)

「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスをもち、近年高い注目を浴びる芳ヶ江(よしがえ)国際ピアノコンクール。ピアノの天才達が集うこのコンクールの予選会に、若き4人のピアニストが現れる。7年前の突然の失踪から再起を目指す元・天才少女、英伝亜夜(松岡茉優)。“生活者の音楽”を掲げ、最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者、高島明石(松坂桃李)。人気実力を兼ね備えた優勝大本命、マサル(森崎ウィン)。今は亡き“ピアノの神”からの「推薦状」を持つ謎の少年、風間塵(鈴鹿央士)。熱い“戦い”を経て、互いに刺激し合い、葛藤し、成長を遂げ<覚醒>していく4人―。その先に待ち受ける運命とは。

私はピアノのなんたるかを全く分かっていないど素人なので、実際にピアノ演奏を聴くぶんには、わかっている人たちの言う「癖」だとか「個性」だとかは、同じ曲を弾かれたらまったくわからず、「すごく上手い」かそうでないか、の2択なのだけれど、この本の中では、TOP演奏者のそれぞれの個性や違いがはっきりと認識でき、そのそれぞれの違いのある旋律でもって実際に聴こえてくるような錯覚と臨場感を覚える。

違いを文字であらわすことが難しいはずの“音楽”を、活字で表現する手腕がとにかく圧巻。風景や色彩、音楽に対する思いに託し、ありとあらゆる言葉を駆使して表現されている。

一口に作家といってもいろいろだと思うけれど、その“言葉の専門職”の中でも間違いなく語彙の豊富さ、文章の見事さでTOPだと思う。

驚異的かつ圧倒的な文才に畏怖すら感じる一冊。これだけの表現は、おそらくは英語ではできないんじゃないかと思う。(知らないけど)(笑)

日本語って、難しいけど、やっぱりすばらしい。そんなことも感じる一冊。

 

前田針灸接骨院 本院 ばんどう

 

故郷(山口県)の紹介⛩ 〜その3〜

梅雨入りしてからスッキリしない天気が続きますね。

雨が降ってなくてもジメジメと湿度も高く不快指数高めな毎日です…

ですが梅雨が明ければ夏が来ます!コロナも落ち着き出かけやすくなったのではないでしょうか。

 

では今年も帰省できない私が脳内で里帰り感を楽しみつつ山口県の紹介をまたまたします!

 

・錦帯橋

日本三名橋の一つである五連の木造アーチ橋です(日本三大奇橋でもあります)。

主要構造部には組木の技術で釘一本も使われていないらしく、

橋のアーチを登って降りてを繰り返す独特な感覚はとても面白いですよ

川縁から橋の下を覗くとよくこんなものを組んだものだと感心しますね


 

 

・厳島神社

はい早速の裏切りで広島県に飛んでしまいました

いえいえ!錦帯橋のある山口東部まできたなら是非ともおススメの場所なんです!

なんと言っても厳島神社の大鳥居!海に浮かぶ大鳥居は何かしらの情報で見たことがあると思います⛩

境内も海なので廊下から下を覗くと魚が泳いでいたりと神秘的な空間です。

厳島神社のある宮島には他にも観光スポットが沢山あり、とても1日では回りきれません

 

 

今回は勢い余って隣の県までいってしまいました

振り返ると故郷にも色々あったなと気付き、皆さんの地元にも色々な観光スポットがあると思います。

「ここに来たらあそこに行くといいよ!」というようなお話を聞かせていただけると嬉しいです

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 石丸

 

故郷(山口県)の紹介⛩ 〜その3〜

梅雨入りしてからスッキリしない天気が続きますね。

雨が降ってなくてもジメジメと湿度も高く不快指数高めな毎日です…

ですが梅雨が明ければ夏が来ます!コロナも落ち着き出かけやすくなったのではないでしょうか。

 

では今年も帰省できない私が脳内で里帰り感を楽しみつつ山口県の紹介をまたまたします!

 

・錦帯橋

日本三名橋の一つである五連の木造アーチ橋です(日本三大奇橋でもあります)。

主要構造部には組木の技術で釘一本も使われていないらしく、

橋のアーチを登って降りてを繰り返す独特な感覚はとても面白いですよ

川縁から橋の下を覗くとよくこんなものを組んだものだと感心しますね


 

 

・厳島神社

はい早速の裏切りで広島県に飛んでしまいました

いえいえ!錦帯橋のある山口東部まできたなら是非ともおススメの場所なんです!

なんと言っても厳島神社の大鳥居!海に浮かぶ大鳥居は何かしらの情報で見たことがあると思います⛩

境内も海なので廊下から下を覗くと魚が泳いでいたりと神秘的な空間です。

厳島神社のある宮島には他にも観光スポットが沢山あり、とても1日では回りきれません

 

 

今回は勢い余って隣の県までいってしまいました

振り返ると故郷にも色々あったなと気付き、皆さんの地元にも色々な観光スポットがあると思います。

「ここに来たらあそこに行くといいよ!」というようなお話を聞かせていただけると嬉しいです

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 石丸

 

パーキンソン病の患者様の嬉しい変化

Kさんがパーキンソン病と診断されて当院を受診されたのは今から2年ほど前です。

手の震え、しゃべりにくさ、歩きにくさ、疲労感、頭痛、不眠、便秘など様々な不快症状を訴え

て来院されました。

治療開始から10回は週3回のペースで来ていただくと、薬なしで眠れたり、食欲が出てきたりと

いう変化が見られました。(個人差がありますが、Kさんは早くに睡眠の改善が見られました)

2か月後には、夜ぐっすり眠れるようになると、表情も明るくなり、

ご本人も笑えるようになったと言っていました。

歩く速度も最初より速くなりました(自覚的にも他覚的にも)

「病院では良くならないと言われているが、良くなりそうな気がする」と明るい言葉も出てきました。

来院から8か月後、2年間休職する予定だったのを早めて復職しました。

もともと真面目な性格の方なので、仕事中は身体の事を忘れて一生懸命に仕事をするので、疲れが出て症状が悪化することはありますが、1~2週間に1回の通院を続けながら仕事も頑張っていらっしゃいます。(コロナの影響もあり、在宅ワークや出勤時間の調整など会社の配慮もあるそうです)

パーキンソン病の方に限らず、病気になる方の多くは頑張り屋の方が多いです。

そんな方は、「頑張りは8割に」していただき、好きなことをする時間を作ることをお勧めします。

Kさんも、家族で卓球を楽しまれたり、犬に癒されたり(夜中に起こされることもあるようですが)今までの生活にはなかった楽しみを見つけられました。

 

▽愛犬のはるちゃん!とってもかわいいです

 

 

治療中の会話でも、最初は身体の辛い症状ばかりでしたが、10回の治療を過ぎたころから

「ディズニーランドに行きたい」「良くなりそう」などポジティブな発言を聞くことが出てきました。

辛い症状の時にはポジティブ発言は難しいと思いますが、「人間の脳は、自分の発する言葉のよ

うになる」と言われていますので、ポジティブ発言は大切だと患者様から気付かされることもあ

ります。

全ての方がポジティブな言葉が出るわけではありませんが、辛い症状を治療中に吐き出して、ご

自身を客観的に見ることは大切です。

最初のころは下を向いて歩いて治療院に入って来られていた姿を思うと、今はとても表情がとて

も良くなられていましたので、ご本人の了解を得てコラムに載せさせていただきました。

 

 

 

 

今週の宿泊のお知らせ

今週も宿泊の患者様が1組と少しさみしい週となりますが、元気に1週間過ごしましょう

当院のホームページやインスタでもお知らせしておりますが、今年の夏も休まず診療しております。

宿泊もまだ空いております(お部屋によります)ので、ご検討頂けたらと思います

またご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

  • 愛知県より   自閉症の患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう

精一杯サポートさせていただきます。

受付

ラムゼイハント症候群(顔面神経麻痺)

先日、カナダ出身の人気歌手、ジャスティン・ビーバーさんが、

自身のインスタグラムで「顔面神経麻痺」になったことを報告されていましたね。

 

顔面神経麻痺には、大きく分けて中枢性のものと末梢性のものとがあります。

中枢性は脳出血や脳梗塞などの脳血管障害のもの、

末梢性は脳幹よりも下位の神経の障害のもの、

とがあります。

 

今回のジャスティン・ビーバーさんは

末梢性の水痘・帯状疱疹ウイルスが原因とされている「ラムゼイ・ハント症候群」とのこと。

(他にもヘルペスウイルスが原因のベル麻痺もあります)

これらのウイルスは、体の免疫が低下しているときに再度増殖し(再活性化)、

顔面神経に炎症を起こすことが原因と考えられています。

 

他にも末梢性の顔面神経麻痺には、

交通事故などによる外傷性、腫瘍性、中耳炎などの耳炎性、糖尿病などの全身性などがあります。

 

「朝起きたら顔の筋肉が動かない」と、急に発生することが多い顔面神経麻痺。

冷房の冷たい風が長時間にわたり顔にあたったり、寒さの厳しい場所などにも気を付けて下さい。

 

当院にも顔面神経麻痺の患者様が来院されています。

詳しくはこちら ↓ ↓ ↓

“顔面神経麻痺” の検索結果|難病専門の前田針灸接骨院・銀座針灸院|新脳針でPVL・パーキンソンに挑む (maeda-shinkyu.com)

 

 

忙しい時ほど体のメンテナンスを忘れずに、

疲労回復や睡眠時間の確保を大切にしましょう。

特に梅雨の時期、寒暖差や湿気によるだるさ、免疫の低下には気をつけたいですね。

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 神先崇

 

触れて気持ちを落ち着ける

銀座針灸院にいるぬいぐるみ、お灸のイメージキャラクター「もぐさん」

お灸などを取り扱う会社、山正さんのキャラクターです。

 

愛らしいお顔とぽってりフォルム、

柔らかな触り心地でお子様に大人気です!

 

 

 

 

よく患者様から、

「鍼は痛くありませんか?」ご質問を受けることがあります。

 

鍼を打つときに一瞬だけチクリと痛みを感じることがあります。しかし、針を打つ場所全部が痛むわけではなく、感覚が鈍いところは無痛で済んでしまいます。

そして、打ち終わった鍼は痛むことはなく、治療中ずっと痛みに耐え忍ぶということもありません。

 

ただ、神経が過敏な場所だったり、精神状態(不安や恐怖感)によっては痛みを感じやすくなります。

 

特にお子様は治療の前となるとドキドキソワソワですよね

 

 

そんな時はもぐさんを触ってもらいます!

不安な時や夜眠る時などに柔らかいもの(ぬいぐるみやクッション)に触れていると安心感を持てるかと思います。

 

 

 

指や手で触れた心地よい柔らかさが脳まで伝わり、その心地よい感覚が気持ちを落ち着かせてくれます。

もぐさんに見守られながら頑張って治療を受けてくれる小児の患者様も多く、鍼を打ち終えた後の通電中にウトウトと眠ってしまう子も少なくありません。

 

 

また、触覚を利用した気持ちを落ち着かせるセルフケアとして、

片方の手を前腕に密着させて、指先に向けて滑らすように撫でるのもおすすめですよ。

動物を愛でるように撫でてくださいね

 

皮膚は“第3の脳“や、“露出した臓器“などと表現されることがあります。肌の感覚は心にも大きく影響を与えます。

プレッシャーやストレスに晒されて気持ちがささくれた時は

身に触れるものを意識して、より一層ご自身を労ってください。

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 山田