今週も宿泊治療にお越し頂いております

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのは、このような方々です。

  • 10月17日~10月23日  静岡県より  多系統萎縮症の患者さん。
  • 10月18日~10月23日  高知県より  ミオパチーの患者さん。
  • 10月23日~10月24日  福岡県より  自閉症の患者さん。

今週もお越し頂く患者さんが快適に過ごせるように、精一杯サポートさせて頂きま日す。

前田針灸接骨院:川崎

 

患者さんにとって「もっと便利に!」ということで、当院も LINE を使って予約ができるようになりました。患者さんからも好評で、続々登録頂いております。電話が苦手、電話する暇がないって方はぜひ、ご活用ください。

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セオリーとは逆でも改善する歩行 *動画アリ

先日、あるアドバイスを患者さんにしました。

そのアドバイスは、セオリーとは全く逆だったのですが、歩行の改善が見られました。今日はその話をしたいと思います。常識とは逆を行くことも時と場合によっては『あり』じゃないかと・・・。

舟木さん(仮名)は普段から杖を突いて歩かれています。

理由は2つあって、1つは基礎疾患をお持ちで歩行時にフラつくことがあるため、もう1つは左膝に痛みがあるためです。

そのため、杖をいつも右手に持たれていました。

これは左膝にかかる荷重を軽減し、痛みを抑えるためです。杖は痛む膝と反対の手に持つ。セオリー通りではこうなります。

ですが、私は舟木さんに、こうアドバイスしました。

「杖を左手で持って歩きましょう。」

なぜでしょう?

(*患者さんの了承を得て動画をアップさせて頂いております。ご協力いただき、心より感謝申し上げます。)

理由は、2つあります。

1つ目が、『左足だけで歩く歩行を改善するため』です。

右手に杖を持った舟木さんは、右手で杖を着くため、右手~右肩を前に出して、上半身が左回旋します。この状態で左足を踏み出すため、上半身と下半身が逆の動きになります。ちょうど体幹を捻るように。そうすると左膝が伸び、突っ張った状態で足を着くことになり、膝への衝撃が大きくなります。

これが左膝の痛みの原因だと考えたからです。

2つ目が、『左足の踏み出しに、体幹を連動させるため』です。

言ってみれば、これは1つ目の理由の改善策です。

左手で杖を持つと、舟木さんは左足の接地と連動して杖を着くことに。そうすると左手~左肩が前に出て、体幹が右回旋します。こうなると左足の踏み出しに体幹が連動するので自然と膝の突っ張りが緩みます。必然的に膝のクッション作用が上手く働きます。

だから、こうアドバイスさせていただきました。

「左手で杖を持って歩きましょう。」と。

 

舟木さんに実際に左手に持って歩いてもらうと・・・。

 

舟木さん:「左手に杖を持つことに、何か慣れないです。」

私:「そうですよね~。」

舟木さん:「でも、ちょっといい感じ。歩きやすい気がします。」

舟木さん:「ちょっと続けてみます♪」

 

確かに、すぐには慣れないかもしれません。

利き手の右手から急に左手に変えるわけですし、歩行時のふらつきもお持ちです。

でも、感触は上々。

動画は見て頂けたでしょうか?

常識にはとらわれず、セオリーとは違ったとしても、杖を持ち変えるだけでも、

歩行は変わります。

患者さんの姿勢、動き、状態を見極める。

これがやっぱり大事なんではないでしょうか?

もっと患者さんに貢献できるように!

これからも施術を通じて頑張っていきます♪

 

裏戸 雅行

 

追伸:私が主に担当させて頂いている『指頭感覚法』はこんな感じです(笑)。

ストレッチとは?

こんにちは。鍼灸師の髙橋です。

あっという間に10月も半分が過ぎましたね。

いよいよ来週からぐっと気温が下がるみたいなので、服装等に気を付けましょう。

 

さて今回は「ストレッチ」について少し取り上げていきたいと思います。

(ちなみに余談ですが、私は国家資格である鍼灸師と日本スポーツ協会のアスレティックトレーナーという資格を持ってます。なので、ストレッチなどのコンディショニング等も勉強しております。また何かお困りの際はお気軽にお声かけ下さいね♪)

 

一般的に「ストレッチ」というとどんなイメージが思い浮かびますか?

 

・・・だいたい、座ってじわじわと伸ばすようなものを想像するのではないかなと思います。

 

その通りで、そのようなストレッチを静的ストレッチ(スタティックストレッチ)と言います。

反動や弾みをつけずにゆっくりと伸ばした状態をキープします。

 

そしてポイントをいくつか!

 

呼吸はなるべく自然に止めずにしてください。

呼吸を止めてしまうと体がリラックス出来なくて、筋肉も緩みにくくなってしまうからです。

 

あとは痛みが出ない範囲で行うことも大事です。

気持ちいい~と感じる程度で!痛いから効くというわけじゃないです!

 

そしてストレッチの効果としては、

柔軟性を高める・筋緊張を和らげる・血液循環の改善・筋肉痛の緩和

などがあります。

 

これから寒くなり、筋肉もより硬くなりやすいのでぜひ!

運動の前後だけではなく、毎日の習慣にしてみてはと思います

 

髙橋

テントサウナの効能!

琵琶湖の近江舞子は私が学生時代からキャンプで訪れ、
そして結婚して子供たちが幼い頃も夏のレジャー何度も
訪れている大好きな場所です。

その近江舞子でも最高に綺麗なエリア雄松崎、
琵琶湖八景にも選ばれていて、白汀”で
知られる近江舞子の中心にあります。

雄松館

http://omatsukan.jp/

その雄松館のプライベートビーチでのテントサウナパーティーが
開催されていました。

愛犬チャチャと2人でサウナテントパーティーに参加してきました。
【テントサウナパーティー案内】

http://tentsaunaparty.com/

 

テントの中で薪ストーを焚き約80℃本格的サウナを楽しめます。

私は自然派の健康志向に関心が高く、疲労がたまった時は近所の銭湯やスパによく行きます。
岩盤浴やスチーム、炭酸泉や天然温泉に入り疲れた身体を癒すのが大好きなのです。

特にサウナに入り水風呂に入る交互浴はスポーツ選手のクールダウンとして
もおすすめするほど疲労の回復には欠かせません。

そして、フィンランドで生まれたサウナは ロウリュウの気流は身体の奥に沁み込みます。

サウナの効能として…
血行の促進、免疫力アップ、代謝力アップ、低血圧改善、冷え性改善、活力向上
などなど疲労の回復に効果があります(^_-)-☆

特に「Löyly(ロウリュ)」は、サウナストーンに水やハーブ水をかけたときの蒸気と熱が、心と体をリラックスさせる効果があります。

サウナは子供からお年寄りまで入る事ができ、またテント内のコミュニケーションが凄く楽しいのですよ。

水かけの葉…
名称「ヴァスタ」または「ヴィヒタ」(地域によってその呼び名は異なります)は、
サウナでやさしく身体をたたくのに使われる新鮮な白樺の若葉の小枝の束です。

少し変わった習慣に聞こえるかもしれませんが白樺の葉の成分が 肌に浸透しとても身体によいのです。
後で肌がツルツルになったのがわかりますよ。

たくさん汗をかいた後は琵琶湖の天然水へ一気に飛び込みます。
なんと贅沢な自然との調和、地球の恵みを浴びながら健康的な一日を過ごしました。

テントサウナと湖水浴を約5回交互浴しました(^_-)-☆

チャチャは可愛いと思いますが…
…(私の顔写真が続き申し訳ございません…(‘◇’)ゞ

サウナから出るとチャチャが待っています。
チャチャへの愛情も忘れずに…(^^)/

帰りの車の中(^^♪

チャチャさん
いつもおパパのお出かけに付き合ってくれてありがとう…

明日から患者様に活力いっぱいで治療頑張ります!

院長
前田為康

今週も宿泊治療にお越し頂いております

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのは、このような方々です。

  • 10月7日~10月12日  埼玉県より  発達障害の患者さん。
  • 10月11日~10月17日  広島県より  脳室周囲白質軟化症の患者さん。
  • 10月11日~10月17日  福岡県より  脊髄小脳変性症7の患者さん。

今週もお越し頂く患者さんが快適に過ごせるように、精一杯サポートさせて頂きま日す。

前田針灸接骨院:川崎

 

患者さんにとって「もっと便利に!」ということで、当院も LINE を使って予約ができるようになりました。患者さんからも好評で、続々登録頂いております。電話が苦手、電話する暇がないって方はぜひ、ご活用ください。

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(*返信は診療受付時間のみの対応となります。ご予約の際は、ご注意ください。)

つまずかないために『足を上げる』よりも大事なことは!

「足が上がってなくて、よくつまずくんです。」

「この前も・・・ちょっとした段差につまずいて、コケそうに。」

患者さんからよく聞くお悩みの1つです。

年配の患者さんにとって、転倒=骨折につながる可能性があるので、『つまずく』こと1つを取っても切実な問題ですよね。

あなたもヒヤッととしたことありませんか?

ですが、多くの方はこの時点で、すでに『ある間違い』を犯しています。

????

はい、あなたもです。

きっと見当もつかないと思いますが・・・。

 

それは!

つまずく原因を『足が上がっていない』からと思っていることです。

 

多くの方は、つまずかないように『足を上げる』ことを意識されます。

ですが、これが大きな間違いの1つです。

 

なぜなら、足を上げるためには、反対の足をしっかり地面に着けて、反対の足で体を支える必要があるからです。

歩く時は、片方の足で体を支えないと、もう片方の足を上げることはできません。

足を上げた瞬間にフラついていては、足を高く上げることなんてできませんよね。

足を上げた瞬間に、転倒していては本末転倒です。

つまり『足を上げる』ことよりも、『足を地面にしっかり着ける』、『地面に足をしっかり着いて体を支える』ことが大事になってきます。

 

地球には重力があります。

立っていれば、意識しなくても足は重力によって地面に吸い寄せられます。

ですから、普段の生活で『足をしっかり着ける』、『地面をける』、『地面に働きかける』ことを忘れがちになります。

でも、足をしっかり地面に着けることは、体を支えるためにも、体を支える筋力を養うためにも、足の骨を丈夫にするためにも大事になってきます。

ぜひ『足を上げる』ことよりも・・・

『地に足を着けて』みてください。

つまずいて転倒するのを防いで、いつまでも元気に自分の足で歩くためにもね♪

 

前田針灸接骨院:裏戸 雅行

 

追伸:体を支える筋力を養うため、『片足立ち』を頑張る方がいらっしゃいますが、あまり効果的ではないのでご注意を!

これも皆さんがよく犯す間違いの一つです。

『片足立ち』と『歩行』時の体の支え方、体の重心の位置はまったく異なります。

だから、いくら『片足立ち』を頑張ったからと言って、歩行時の安定には繋がりにくいです。

では、どうすればいいの?

やっぱり一番は『歩く』ことです。

足を気持ち強めに「ドン、ドン」としっかり着いて歩いてみてください。

ぜひ、スニーカーでね。

越智貴雄カメラマン 写真展に行ってきました。

パラスポーツの写真家・越智貴雄カメラマン!

パラスポーツの世界
~支配されない表現者たち~
写真展に行って来ました。
あべのハルカス24階
大阪芸術大学 スカイキャンパスで開催中
この写真展は大阪芸術大学卒業生の方々とのコラボレーションが組まれていて

写真と墨絵のコラボも素敵でした!

【撮×描】

詳しくは
越智カメラマンはパラスポーツを撮影される第一人者!
私とはパラ陸上やパラリンピックの活動を通じて仲良くさせていただいています。
あべのハルカス・スカイキャンパスの会場入れば、
どん…! と大前光市さんのパネルが凄い迫力!
大前さんは義足のダンサーとしてあらゆる舞台で演出されています。
東京2,020パラリンピックでは「片翼の小さな飛行機」のダンサーとして踊られました。
まさに支配されない表現者です。
いろいろなパラスポーツの写真と墨絵が展示されています。これら写真はほんの一部ですよ。
この写真展は10月24日(日)まで、
展示場奥のスペースは【てんねんD&I展 モニカが村にやって来た】
も同時開催 パラカヌーの瀬立モニカさん(東京2020パラリンピック・パラカヌー代表選手)
是非!あべのハルカスへ!
パラ選手の頑張ってる姿や工夫をすればスポーツを楽しむことができる!
常に多様性を追い続けている”パラスポーツ” の世界が見えてくると思います。
おまけ
余談ですが…
今年7月に堀川美和プロデュース
「パンデミック」で娘の晴美と大前光市さん、
歌とダンスの共演をさせていただきました。

このような機会をいただき、大前さんにはほんと感謝です。

院長
前田為康

肺を元気に!肺活!

こんにちは。鍼灸師の髙橋です

10月がスタートして早くも1週間が経ちますね。本当にあっという間。

 

秋は、夏の疲れをしっかり解消し、寒~い冬を元気に過ごす準備期です。

とくにこの時期は乾燥しますよね。

なので東洋医学では、乾燥を苦手とする「肺」の不調が出やすいといわれています。

肺の不調といわれて何が思い浮かびますか?

 

 

具体的な症状としては、

  • 喉の痛み
  • 皮膚の乾燥

などがあります。

 

肺の働きとしては、水分代謝や免疫機能などに関わっています。

なので肺の働きが弱まることで上記のような症状が出やすくなります。

 

肺を活発にして働きをよくするために、「肺活」をしましょう

まず秋の野菜を取り入れてみてください。肺の働きをよくしてくれます。

サツマイモ・サトイモ・ダイコン・ゴボウなど。

 

そして白っぽい食材は肺や全身を潤して乾燥から守ってくれます!

例)ナシ・レンコン・豆腐・白キクラゲ・白ゴマなど。

 

 

 

これらの食材をうまく使ってバランスよくしっかり噛んで食べましょう

あと体を冷やさないことも乾燥予防になりますので意識を。

 

髙橋

スパイスカレー講座を開催しました

昨日は、スパイスカレー講座を開催しました。

講師には、スパイス研究家(つくりびとICHICO)の西田位知子先生にお越しいただきました。

今回、スパイスカレー講座を開催したのは、3年前から脊髄小脳変性症(SCD)の治療で定期的に宿泊治療にお越しいただいているHさんが、来年ご主人とカレー屋さんを始めるとの事で、私も勉強している四季薬膳を取り入れたカレーもメニュー作りの参考になればと講座の開提案すると、受講してみたいとの事で開催となりました。(別途、参加費が必要です)

受講者は、Hさん、当院ベテラン受付の川﨑さん(勤続17年!ありがたきパートさん♡)、当院事務(勤続15年、去年まで受付でしたが現在は総務担当)の大本さん、そして私の4人が参加しました。

 

最初は座学でスパイスの話や、作り方の説明を聞きました。

日本人にはスパイスというと、胡椒や唐辛子くらいしか馴染みがなかったですが、最近はスパイスに消化促進やいろいろな効能があることが広まってきて、スパイスカレーのお店も以前より増えてきた感じがします。

スパイスカレーは薬膳的には、身体を温め、体内の水分を排出する作用があるので梅雨の時期にはとても良いメニューと言えるそうです。またスパイスは気の発散にもなるので、頑張りすぎて気の滞りのある方にはお勧めです!!

 

 

 

 

 

秋ということで、たっぷりきのこのスパイスカレーを教えていただきました。

きのこは秋が旬でもありますが、食物繊維をとるうえでは、一年中取りたい食材です。

 

 

 

 

本日のメニュー

・たっぷりきのこのスパイスカレー

・にんじんのクミン炒め

・レンコンのサブジ(インドでは蒸し煮をサブジというそうです)

・カチュンバル風サラダ(野菜をスパイスで和えたサラダで、具材はキュウリ、トマトを入れて最近の暑さで身体を冷やす効果のあるものにしたとのことです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hさんのように家族とともにご病気を受け入れて前に進むことは非常に難しいことと思います。Hさんの涙もこの3年間に何度となく見てきましたので、ご主人とお店を始めると聞いた時には私たちも何か後押しができないかと、今回の講座の企画となりました。

これからも、患者様とそのご家族の笑顔のために、私たちは患者様のお気持ちに寄り添い力になれたらと思います。

 

本日の講師の西田位知子先生、ありがとうございました。

またご希望があればこのような企画をしていきたいと思います。

副院長 前田京子

 

西田先生のご紹介はこちら→