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「健康茶」/ほうじ茶編

早いもので、もう3月ですね。

今日は合格発表や早いところは卒業式があるそうです。

ついこの間の土日に、鍼灸師の国家試験もありました。

努力を重ねて試験に挑んだ受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

リラックスしてゆっくり過ごして下さいね。

 

 

さて、前回書いた『健康茶』の続きで、今回は『ほうじ茶』について話したいと思います。

 

皆さんご存じほうじ茶は番茶を炒ったものです。

だから茶葉を『焙(ほう)じた』で、『ほうじ茶』と名前が付いたのですね。

 

身体を冷やす作用のある緑茶に比べて刺激が弱いので、胃腸の弱い方や小さな子さんや高齢者の方におすすめです。

 

ポリフェノールの一種でお茶に含まれる『カテキン』は有名ですね。

抗酸化物質で抗菌作用もありますので感染症の対策に良いです。

他にはほうじ茶の香ばしい香りの成分である『ピラジン』には、リラックス効果が期待出来るようです。

匂いを嗅いだ後に脳波を調べると、脳が円滑に機能していることを示すα波が増えているという研究結果もあるそうですよ。

血流を良くする効果もあるそうですので、手足が冷える方にもおすすめです。

ただ、ほうじ茶にもカフェインが少量含まれています。

番茶はもともと含有量が少ないもので、そんな番茶を焙じることで高熱に弱い性質のカフェインがコーヒーや紅茶に比べると少なくなるそうです。

ですので、飲み過ぎには注意してくださいね。

 

東京銀座

鍼灸師 倉科