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リセプター療法 PVLの子供達…アラジンで魔法にかかりましょう。

 

大阪の本院では、アラジンと魔法のランプに登場する、カーペットにちなんで
この遊具を『アラジン』と名づけました。

PVLなどどうしても歩行が困難や、立てても足が”クロス”すると言った状態には、
このアラジンが大活躍です。
ただ乗るだけで不安定性を解消する為に、
①バランスよく立つ
②握る
③見る
④集中する股関節・膝・足首の関節、筋肉のリセプター(受容器)に刺激
そして楽しさによる向上心が芽生え、自然に身体がバランスよく保ち、
クロスしていた内股も広がります。

また工夫で、台に乗ってアラジンに乗るとまた足裏感覚や各関節の伸縮動作ができて、関節運動のきっかけとなります。

まるで魔法にかかったかの様に『出来ない!』が『出来る!』に変わってくるのです。

写真は、名古屋から集中宿泊治療のりく君です。
いつも泣いてばかりだった りく君…今ではニコニコ楽しみながらリセプター療法を受けてくれています(^O^)/
今回はお姉ちゃんの ねねちゃんも一緒なので特に嬉しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 アラジンの後は、マットのぼり。
まるで、ロッククライミングの様な感覚で、よじ登ります。

これも股関節・膝・足首・腰を使い、スムーズな手足の連動に繋がるのですよ(^^)/。

 

いろいろな工夫とアイデアで、楽しくワクワクするような、リセプター療法~
PVL、脳性麻痺、低酸素脳症、また、知的障害など発達障害のお子様にも
特におすすめです(^O^)/

 

 院長
前田為康