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膝痛は、膝だけ治療しても良くなりません。なぜなら・・・!

ここ最近の厳しい寒さによる冷え込みで、

どうしてもお身体は縮こまりがち。

手先や足先、耳といった末端だけでなく、

お膝だって冷えますよね?

 

膝が冷えて動きが悪くなると、家の中でも

ちょっとした段差につまずいたり、

階段の上り下りで足の踏ん張りがきかず、

転びそうになって『ヒヤッ』とされたり、

『ピキッ』とお膝に痛みが走るって方も

おられるのではないでしょうか?

 

最近の一戸建ては、リビングが二階にあって、

家の階段を一日に何回も上り下りしなきゃいけないって方も

多いと思います。

特に一階にお風呂や洗濯機があると余計そうですよね。

 

寒さが厳しくなるにつれてキリキリ痛む膝。

きっと、あなたも今まで色んなケアをされてきたことと思います。

例えば・・・

通販で見つけたサプリメントを飲んでみたり、

冷やさないようにサポーターを巻いてみたり、

イスに座って、整形外科で教わった膝の曲げ伸ばし運動をしてみたり。

 

でも、どうして膝痛は、なかなか良くならないのでしょう?

なぜなら、膝という関節は『 板挟み状態 』だからです。

 

???

『板挟み?』

と、なった方もおられるでしょうから、順を追ってお伝えしますね。

 

まずは、何と何に板挟みか?ですよね。

それは、『膝下の骨の動き』 と 『上半身の重さ』です。

 

① 『膝下の骨の動き』

実は、人の体の中で唯一、動き方が決まっている

箇所があります。

それが“足首と膝下の骨の動き”です。

 

『底屈』といって、つま先を下げると、

膝下の骨は、外旋と言って外側を向きます。

逆に『背屈』といって、つま先を上げると、

膝下の骨は、内旋と言って内側を向きます。

これはほぼ、すべての人に当てはまり、例外はありません。

 

もし、あなたが外反母趾や偏平足をお持ちなら、

足の形が崩れているので、膝下の骨が過剰に動き、

膝関節がねじれてしまいます。

つまり、『足部』が原因で、お膝に負担がかかってしまいます。

 

②『上半身の重さ』

両膝に痛みをお持ちの方はおられます。

ですが、両膝同時に痛み出したって方は、すごく稀です。

多くの場合、どちらか片方のお膝が痛くなり、

痛くなったお膝をかばうようにしていたら、反対のお膝にも痛みが・・・

という方がほとんどです。

この差は、どこから生まれるのでしょう?

 

これは背骨や骨盤といった膝から上の部分の

『重さ』によるものです。

姿勢が右に傾いていれば当然、

右膝への負担は大きくなります。

左に傾いていれば、

左膝への負担は大きくなります。

 

骨盤や背骨が傾いていると、

上半身の重さがお膝への負担となります。

 

しかも先程、お伝えさせて頂いたとおり、

外反母趾や偏平足の方は、足部の崩れから、

骨盤や背骨も傾いてしまいます。

 

鏡に映った自分を見た時、いつも左肩が上がっていたり、

右のお尻が外側に逃げていたり、

お顔が右に傾いていたり、

あなたもお心当たりありませんか?

こんな風に姿勢も崩れてしまいます。

 

つまり、キーポイントは足部です。

 

① 普通に歩く分には、まだマシだけど、階段の上り下りで踏ん張る際には膝が痛む

② 冷えてくると膝がキリキリ痛むので、サポーターやひざ掛けが手放せない

③ 歩いていても足の踏ん張りが効かず、カクッと膝が折れて転びそうになる

 

もし、あなたが上記のようなお悩みを抱えておられるなら・・・

一度、当院の指頭感覚法を受診いただくのはいかがでしょうか?

 

当院の指頭感覚法では、背骨や骨盤の動きを改善して、

上半身のバランスを整えます。

そうすることで、お膝にかかる負担を取り除きます。

 

足部の歪みを整えることで、膝の関節を過剰にねじることを

防いで、お膝の負担を取り除きます。

 

杖を使わずに、

いつまでも若々しく、

自分の足で行きたいところへ!

そんなあなたのご希望にそえるよう

私は、あなたを全力でサポートさせて頂きます。

 

 

前田針灸接骨院 大阪本院:裏戸 雅行

 

追伸:

長年、お膝の痛みでお悩みの方には、針治療の併用をオススメします。

傾いて固まってしまった姿勢も針治療で緩めることで、より効果的な

お膝の改善につながりますよ。