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集中宿泊治療をされた方のリセプター療法の経過をご紹介します

こんにちは!

大阪本院、プログラム担当の太田です

まだまだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調管理をしっかりと行い、元気に過ごしましょう!

今回は宿泊治療で新脳針とリセプター療法を受けられた患者さんの経過を紹介したいと思います。
患者さんの特徴として言葉遅れ、理解力が乏しい、集中力がない、発達遅れ、などがありました。
リセプター療法では先ずは体を動かしながらしっかりとコミュニケーションをとり、意思の疎通を図ります。
次にその子の好きなこと又は得意なこと、苦手なこと不得意なことを運動や遊びコミュニケーションを通して把握します。そしてその苦手な所を少しでも無くして得意なことにする。また、得意なことをさらに伸ばしていき患者さん自身が持つ能力を最大限に発揮させることが目標です

1日目
しっかりとコミュニケーションを取りながらバランス感覚を養うためにアラジン(ブランコ)、バランスボール、平均台を行いました。また、物をつかむ、離す、見るという感覚を養うためにボールパスも行いました。1日目を終えて見えてきたのは高いところが苦手、揺れるものも苦手、ジャンプは好き、ボール遊びも好き、今自分がしていることへの関心が低い、集中が続かないなどの課題も見られました。

2日目
先ほど挙げた課題を踏まえて2日目以降は苦手であるバランス感覚を養うことを基本に他の集中力であったり、理解、関心も高めていけるように平均台を使ったアスレチックと好きなボール遊びを組み合わせながら
行いました。2日目を終えて嫌がりながらも少しずつ集中が続くようになりバランス力もついてきました。

3~最終日
3日目から最終日まではアスレチックとボール遊びを繰り返し行います。理由としては自分がしていることを理解し関心を持ってもらうためです。
3日目には嫌がっていた平均台に興味を持ち自ら上ろうとする意欲が見られました!
4日目からはアスレチックにも高さをつけたりと変化をつけていきました。
最終日にはバランス力も集中力も平均台を渡るスピードも理解、関心も1日目に比べて段違いにレベルアップ
することが出来ました本当によくがんばりましたね!

このようにしてリセプター療法では患者さんが持っている能力を最大限に発揮させることを目標に
努めています。お子様から大人の方まで様々な症状でお困りの方は是非ご相談下さい。

 

大阪本院 柔道整復師 太田 勇斗