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90年の歴史③

前田針灸接骨院 90年の歴史③

私が東洋医学に入門して以来日本は高度成長期を歩んで行きました。その頃中国は鉄のカーテンと呼ばれ、外国人は簡単に入国できない時代でした。

しかし実際に中国の針灸現場を見たい気持ちから、激しい入国審査をクリアし中国へ入国ができました。

そこで誰も知りえない中国の針麻酔を、ホームビデオで撮影しTVで紹介したのです。

特に人気番組『特ダネ登場』や『11PM』にも「最新中国情報」とのテーマで放映していただき、その内容は日本の皆様を驚かせました。その後各局のテレビ番組でもとり上げられ、針麻酔のブームに火がついたのです。

また、東映映画から萬屋錦之助が演ずる、池波正太郎・原作「仕事人梅安」のロケーションにも、江戸時代の漢方医として出演させていただきました。これを期に数多くのタレントや社会的著名人に至るまで、多くの患者様を治療させていただきました。

その時代に東京銀座、大阪堂島など分院を開設する事になり、大東市三住町の民家の一画で開院していた治療院を、大東市曙町(大東市役所前)に移転し地上6階建てのビルを新築したのです。

私の鍼治療は、委縮した脳神経に刺激を与え、弱った「脳」を活性化させる効果があり、小児まひ・発達障害・自閉症・認知症・パーキンソン病・半身不随・耳鳴り・めまい・ふらつきなど、驚きの効果があります。

そして昭和時代から平成時代へ移り変わり、息子の為康が鍼灸師・柔道整復師の国家資格を習得し、東京での修行のあと、3代目となる家業を引き継ぐ為に戻ってきました。

いよいよ、次世代の技術を取り入れ前田医学研究院グループとしての進化して行く事になるのです。  ・・・続く

 

次号からは、現院長 前田為康氏の連載となります。