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Sくん 6才 小児の治療風景

引っ越しによる環境の変化で

鼻をすするチックの症状が出始めたSくん。

通院当初は興奮が強く、針に対する怖い気持ちが大きかったのですが

約3か月通い、ゆっくりと慣れ始めてきました。

 

 

しかし、まだ少し治療が苦手なSくん。

まずは座って頭に針を刺していきます。

 

 

小児の治療では体が動くと危ないのでベルトで体を固定したり、

お父さんやお母さんに体を押さえてもらうことをお願いしています。

 

Sくんは大きく動いたりはしないのでベルトなしでも大丈夫なのですが、

Sくん曰く、ベルトがあるのとないのじゃ針を受ける気持ちが変わるのだとか。

 

早速ベルトを巻いて、安心した状態で治療を進めていきます。

 

 

 

ウォーリーを探していたら

いつの間にやら頭にこんなにも針が…!

 

 

頭が完了した後は横になり、

顔・お腹・手にも追加していきます。

 

 

 

 

 

終わってみればキラキラしたこの笑顔!!

 

実は刺さってしまえば針は痛くないのです。

 

 

これからパルスをつないで10分間微弱電流を流していきます。

 

 

 

 

 

’’電気を流す’’と言われるとビリビリするイメージがあるかと思いますが、

 

実際は’’トントントン’’という、心地よいリズムと強さで流していきます。

 

気持ちがよくて通電中にリラックス&スヤスヤしてしまうお子様が続出です!

 

一定のリズムを刻むことが落ち着きの秘訣です。

 

 

 

 

 

 

針を抜いた後は刺さない針(小児針)で仕上げです。

色んな種類の針で全身を気持ちよく刺激していきます。

 

皮膚への刺激は脳が大きく成長するのに

大きな手助けをします。

 

 

ご両親とのスキンシップは子供の成長において

とても大事な役割があります。

 

肌を擦ったり、ハグをしたり

皆様のご家庭でも愛情とぬくもりを存分に分け合ってくださいね。

 

 

 

 

治療が終わりました。

ウォーリーはたくさん見つけられたでしょうか?

 

 

毎回頑張って治療を受けているSくん。

鼻をすする症状はすっかりなくなりました。

 

今日も朝早く起きて来院してくれて

お母さんと弟君にしっかりとかっこいい姿を見せることができました。

 

これからもますます良い成長ができるように

Sくん、ご両親と共にスタッフ一同も一緒に頑張っていきます。

 

 

 

 

針灸師 山田