宮城県からPVLの宿泊集中治療にお越しのSちゃん!かかとがついた!

こんにちは。鍼灸師の高橋です

3月がスタートしましたね〜。早いですね〜。

気温が上がったり下がったりと不安定ですね。

体調も崩しやすい時期なので、皆様お気をつけ下さいね。

 

私は割と声が大きくよく笑うからか、元気そうとよく言われますが、

冬の時期はあまり体調がよくなかったので、また気をつけていこうと思います。

 

さて今回は初めて宮城県からはるばる宿泊集中治療にお越し頂いた

Sちゃんのご紹介です。

 

Sちゃんの症状としては、脳室周囲白質軟化症(PVL)による

・下肢の硬さ

・体幹の弱さ

・言葉遅れ

・左手の使いづらさ

などがあります。

 

宿泊集中治療は5泊6日の約1週間です。

今回Sちゃんは、針脳針(針治療)+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)を受けて頂きました。

 

▽新脳針(針治療)の様子

 

動いて針が抜けてしまうと危険なので、

手と足をベルトで固定します。

 

針治療が終わる「おわったね!」とSちゃん。

おしゃべりも上手です

 

▽指頭感覚法/動作改善法

落ち着いて上手に受けることが出来ました

 

▽リセプター療法

楽しみながらしっかり自分の足で踏ん張ることが出来ました!

その様子は動画にまとめましたので、こちらをどうぞ

 

今回の宿泊集中治療での変化としては、

かかとが浮いて尖足になりやすかったのが、しっかりかかとをついてバランスをとれるようになったことです!

 

約1週間、お疲れ様でした!みっちり頑張ったね

 

またSちゃんのニコニコ笑顔に会えるのを楽しみしております

 

Sちゃんから頂いた患者様の声は【コチラ

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大阪本院 前田針灸接骨院 鍼灸師 高橋

 

春の宿泊集中治療のご案内

春は新しい新芽や葉が芽生える季節。

身体も同じで新しい神経が発達するのです。

是非!この季節に大阪での宿泊集中治療をお受けになりませんか?

当院の6階(スマイルランド)には様々な運動器具を備え付けた、広々としたスペースもございます。

3つのプログラムを受けたあと、大人も子供もリセプター療法の復習ができるのも魅力です!

フリースペース(黄色のジュータン)では歩行トレーニングなや体操など自由に運動することができます。

【宿泊集中施術について】

【春の宿泊集中治療のご案内】

 

詳細をお知りになりたい方、ご質問・ご相談等ございましたら、お気軽にお電話ください。

2/23(木)祝日診療のご予約はいっぱいになりました

こんにちは。

今週は寒い日が続きましたが、皆さんお元気にお過ごしでしたか?

来週2/23(木)祝日診療は、宿泊の患者様が多いため、ご予約がいっぱいになりました。

祝日は、院長と私の二人体制で診療しているため、ご予約が埋まってしまいます。

ご希望に添えなかった方は、前後のお日にちでご予約をお取り頂きますようにお願いします。

エントランスのお花も、春バージョになりました。

写真のお花は、ラナンキュラス、ルピナス、花カンザシです。

春はもうすぐそこまで来ています。

副院長 前田京子

本日のオススメ本「くうちゃんいってらっしゃい」(まえがわ かえで/さく・え)

退社時間1分前になって「今日、わたしブログ書く日だ・・」と思い出したため、あせってすぐに本題に入るバンドウです、みなさんこんにちは。

今日ご紹介する本は、「くうちゃんいってらっしゃい」という絵本です。

かわいいでしょう?

実はこれ、当院の院長がパラ陸上でサポート活動をしている関係でご縁のある

有名な陸上選手、前川楓さんの作品なんです!!

まずは以下にざっくりと前川選手のプロフィールをご紹介します。

 

【まえがわ かえで】

中学3年生のときに事故で右足を切断。ライブ会場に出かけるため、義足歩行を習得する。

パラ・アスリートの大西瞳に出会い、チャレンジ精神が生まれ陸上競技を始める。

2016年、リオデジャネイロ・パラリンピックで走り幅跳び4位、100メートル7位。

東京パラリンピックで走り幅跳び5位の成績を残す。

義足をファッションやアートに取り入れる事が大好き。

 

↑このプロフィールからもおわかりいただけるかと思いますが、とっても前向きで

明るく魅力的にあふれた方です。

所属されている会社のプロフィールでは

「パラリンピックでメダルを取ること、義足のかっこよさや魅力を伝えていくこと、

義足の方やこれから切断するかもしれない方々の助けになることをやっていきたいと思っています」

パラリンピックでメダルを取ること、義足のかっこよさや魅力を伝えていくこと、義足の方や

これから切断するかもしれない方々の助けになることをやっていきたいと思っています。」

と書かれていました。

この絵本も、義足を使用している女の子が主人公なのですが、

愛さずにいられない命の輝きに、まえがわ選手を思い浮かべてしまいます。

この絵本を作ったことも、「やっていきたいこと」の一環としてのことだと思います。

 

前川選手の事故は、中学校三年生のときに、アクセルとブレーキを踏み間違えた車と、壁の間に挟まれて・・

というものでした。まさに青天の霹靂、「なんで私が」と思わずにいられる人はいないと思います。

そこから今に至るまでの精神的、肉体的な力を思うと胸に迫るものがあります。

 

人生、いろいろあります。理不尽なことも、絶望することも、いろいろあります。みんなあります。

「でも、まだやれる」

あるもの、残っているものに感謝して、やれることをやる。笑って、笑わせて生きていく。

置かれたところで咲く。人生、幸せがったものの勝ち。

「長生きしても人は満足しないかも知れないが、充実した人生には満足する。」(ベンジャミン・フランクリン)

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」(ガンジー)

至言です。

 

それではまた2週間後に。

前田針灸接骨院 本院 バンドウ

本日のランチ〜土に埋まってて、すりおろすとねばねばするものなーんだ?〜

 

 

本日のランチは京子先生特製✨まぐろの山掛けご飯です😋

とても豪華なランチでした!

ランチに登場した食材の効能は以下の通りです。

 

👆熊谷産大和芋

 

●山芋…精がつく。精とは気(エネルギー)を作る材料です。五臓の内のひとつ「腎」はこの精を貯める場所となっています。山芋はその「腎」の他、自律神経を主る「肝」消化器系を主る「脾」の3つの機能を高める「山薬(さんやく)」と中国では呼ばれ漢方薬にもなります。消化吸収を促し、身体を潤す作用があるため、胃腸を丈夫にする効果や、美容やアンチエイジングの効果もあります!皮の近くは栄養が高いので、泥はたわしなどでしっかり落としてから剥かずに下ろすと良いですよ!

●まぐろ…赤身は血を補います。「肝」「腎」の働きを助ける作用があります。動脈硬化の予防、老化防止にも効果が期待できます。

●わかめ…冬に食べると良い黒いもの。身体にこもった余分な熱と水分を排出して、気を巡らせることで便通と尿の出を促します。

●のり…冬に食べると良い黒いもの。神経細胞間でのやりとりに重要なコリンが豊富に含まれ、記憶力を向上させます。

 

山芋は今の時期が旬ですので是非、試して下さいね。

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 倉科

ざんねんな生き物辞典(作者 : 今泉忠明/下間文恵/徳永明子/かわむらふゆみ 出版社 : 高橋書店)

「好きな食べ物は何?」と聞かれると、40年以上ブレず変わらず、秒で「明太子」と答えるバンドウです。みなさんこんにちは。明太子が一番好きですが、魚卵はほぼ全部好物です。

私の明太子好きは有名なので、お誕生日や何かの御礼には30%の確率で明太子が届きます。

ええ・・残りの70%はアルコールですけど何か?

あと肝臓も好きです!(レバーと言うべきか?)哺乳類(鶏レバは週1ペース!)はもちろん、鳥類(フォアグラ最高!)や、魚類(あん肝万歳!)など、どの生き物の肝も好きです。

貝はすべて生が好きです。焼かれると若干腹が立ちます。とくに帆立。

イカ黄金やチャンジャなども好きです。甘いものは、食べられないわけではないしタルトなどは好きなのですが、暴力的に甘いもの(干し柿ムリ・・餡子もあんまり・・)は、脳に突き刺さる感じがして苦手です。口の中の水分を全部もっていかれる系(モナカ最悪・・)も憎たらしいです。

・・・ええ、酒飲みですけど何か?

牛の生レバーが店で食べられなくなって久しいですが、今でも撤回される日を待ち焦がれています。

熊本に行ったときにそこらへんに牛が遊牧されているのを見るにつけ「腹を裂いて肝臓を4分の1だけとったらダメかな・・肝臓は再生するし・・」と考えていました。「後のことは自己責任で」という書類にサインしてでもいいから、また牛の生レバーを食べたいです。ざんねんです。

と、いうわけで、今日のオススメ本は、「ざんねんな生き物辞典」シリーズです。

人気本なので、これもシリーズ、たくさん出ています。

 

「ざんねんないきもの」 って、なに?

ざんねんないきものとは
一生けんめいなのに、
どこかざんねんな
いきものたちのことである。

地球には、すごい能力をもつ生き物がたくさんいます。
でも一方で、思わず 「どうしてそうなった!?」 とつっこみたくなる「ざんねん」 な生き物も存在するのです。

なぜ地球にはざんねんないきものが存在するのか……。
じつは、その理由は 「進化」 にあります。

読んでいて確かに「あぁ・・ざんねん・・」と突っ込みたくなる内容ばかりなのですが、この本を作った意図というのは、

「いままでの図鑑は、生き物がいかにすごい能力をもち、工夫を凝らしているかという「すごさ」にスポットがあてられることがほとんどでした。
しかし、そんな“すごい生き物”のなかにも、「どうしてこうなった!?」とか「もっと楽な生き方があったんじゃない?」と、思わず突っ込みたくなる体や生態をもつものがたくさんいるんじゃないかということに気付き、そして、この“突っ込みどころ”を動物好きの子ども達と共有したい! という想いから、この本を作りました」ということだそうです。

おおむね笑っちゃうのですけど、たまに「へぇ~~~~」とためになるものもあります。

よく知っている生き物でも、実は知っているようで知らなかったことがたくさんあって驚きます。

 

「アライグマは食べ物をあらわない」「オシドリの夫婦はじつは毎年相手が違う」「コアラはユーカリにふくまれる猛毒のせいで一日中寝ている」「アライグマは食べ物をあらわない」「タスマニアデビルのオスはしっぽをつかまれるとふりむけない」「クジャクの羽は長すぎてじゃま」「サイの角はただのいぼ」「イルカは眠るとおぼれる」など、どこか「ざんねん」でありながら愛らしい生き物たちの生態を、どうぞゆる~く気楽にご覧ください。

 

それではまた二週間後に。

 

前田針灸接骨院 大阪本院 バンドウ

【院長コラム】を更新しました。

【院長コラム】

~脳の可塑性…脳の機能が回復するまでの流れ~

を更新しました。

 

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

脳の可塑性…脳の機能が回復するまでの流れ – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

脳の可塑性…脳の機能が回復するまでの流れ

2023年になり初めての投稿です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

長島義明・堀越信司・森壹風

今年も、『いのちⅥ』 写真ギャラリーへ行ってきました。
皆さんよくご存じの堀越信司さんは東京パラリンピックブラインドマラソン銅メダリスト!
常に好奇心あふれる彼は、視覚障害ながら写真が趣味で数々の素晴らしい風景を撮られています。
長嶋さん、森さんは世界の風景や人など写真からメッセージやさまざまな思いを表現される日本を代表する写真家であり、素晴らしい感性をお持ちのカメラマンです。

今年で第6回…毎年参加させていただいていますが、年始にこの感性豊かな写真の数々を見る事で、
今年も私の脳もは感動興奮がやまない時間となりました。


 

『いのちⅥ』の感性豊かな写真家が生み出す作品は、それぞれ皆さんの脳が豊かなである証!
今回の『ちょっと診ましょう』は…
特に前頭連合野が発揮する表現脳とは…そして脳の可塑性についてお話いたします。

脳の可塑性って?…
可逆性とはノルウェーの神経解剖学者のAlf Brodaが自分が脳梗塞になった体験から、 1973年に唱えだした比較的新しい概念です。

脳の一部が損傷・死滅しても、回復は可能とされています。それは脳の『可塑性』があり、残った細胞が損傷、死滅した細胞を補う性質をもっているからです。
脳の細胞は一度失われる2度と再生することはありませんが、あらゆる手段で脳を刺激する事により、脳細胞の配列が変化し、損傷していない部位が壊死した細胞の機能を代替し、運動の記憶が戻る、つまり運動機能が回復されていくという理論があるのです。
※『外部からの力=刺激』となり、神経細胞間のシナプスをつくり、新しい神経ネットワークを形成していくのです。

この理論にもとづくと、従来の健側(健康な身体の半身)で日常生活を成立させるためのリハビリが主流でしたが、病側(麻痺した半身)に対するアプローチも含めた機能訓練が重要になってくると考えられます。現在ではまだ不明な点もありますが、臨床の現場では脳梗塞の後遺症改善の事例が見られます。

また、IPS細胞の研究が進み、今後の再生医療の分野においても、脳の再生が可能となる時代が来るかもしれません。

つまり脳の可塑性とは、神経系の構造や機能が外界からの刺激や影響を受けて変化する性質の事であり、形態の変化を自在に行えるという事なのです。

◎前頭葉の刺激がとても重要なのです。脳のネットワーク形成に重要な事は、目や耳、皮膚(五感)を通して入力されることが脳の活性化につながる。
脳は視覚や、聴覚野、運動野、感覚野など複数の脳エリアでその木の上雄分担しているが、
それら全体をまとめているのが前頭連合野なのです。

特に前頭連合野を刺激することで、脳を効率よく活性化させることができる。

日常の読み・書き・計算や指を使う作業や手足の体操や運動、旅行など楽しい体験や経験など、
観て・聴いて・考えるなどの感覚動作があらゆる脳の刺激となり活性化させるのです。

そして、当院で施術している新脳針の鍼通電刺激は確率共振反応(ノイズや振動など)を起こします。

特に額エリアと前頭部から頭頂部・側頭部エリアへの鍼通電刺激は脳の司令塔でもある前頭連合野に
確率共振反応を起こさせ感覚野・運動野・言語野などにも刺激が伝達し神経ネットワークが広がるのです。

『外部からの力=新脳針による電気刺激』
※前頭葉への電気刺激

 

 

新脳針は頭皮に刺鍼し0,7mmAの超微弱電流を通電し、その外部刺激は確率共振反応を引き起こし、脳の一部が損傷・死滅している場合でも、
神経伝達路を補正し、創造する機能があるため、その部分がそれを補うようにネットワークを形成していくのです。
同じように、老化によって脳神経が断絶した場合でも、神経ネットワークは形成されて行きます。

特に前頭葉への電気刺激は脳全体に神経ネットワークを広げるために重要なのです。

簡単に脳(前頭葉)が鍛えられる一例
◎私が日常で前頭連合野を鍛える有効な方法

・日常の作業を行うときは何を目的にしてるのかをしっかりと意識する。
・友人や会社の同僚などとのコミュニケーションを積極的に意識する。
・食べ物をよく噛みしっかり味わう。
・好奇心を持ち旅行の計画を立てたり、予算計算をしたり、本を音読したりする
・五感を意識して生活する
・ポジティブな言葉を使う意識をする…
etc…

なんて、いろいろ話しましたが、
いま暦では大寒の時期、日本列島冬将軍が次々とやってくる季節です。

冬は冬眠しても良い季節なので…
あまり気を張りすぎず、
『早寝、遅起き』
しっかり睡眠と栄養を蓄え、
身体機能の恒常に努めてくださいね。

院長