おととしトイレの改装をしたときに、心優しい懇意の工務店さんが「サービスでやっとくわ!」とトイレと洗面の床を大理石調の輝くような真っ白にしてくれて、ついでに「こんなん暗いわ!これもあげるな!」と、それまでの電球を眩しいほどのLED白熱電球に交換してくれました。
その結果…ド明るいトイレが完成し…同時に自分にはそれがとても落ち着かないということを発見しました。しかも、トイレや洗面が真っ白な床だと、とにかく毛が落ちているのが非常に目立つため掃除が大変で嫌で嫌で、改装から一年もたたずして再改装を行いました。
そりゃあもう徹底的に暗色でまとめ、電球も何もかも薄暗―いものに変えたそのトイレがこれ↓。
壁は濃茶色、床も焦げ茶色(大理石調)、電球は黄色、そして壁の一面はムーミン!暗い。あー落ち着く。
洗面(脱衣所)も、同じ焦げ茶色の床で、ついでに壁紙はこちらにもオフホワイトにエンボスでムーミンが!!↓
天井だけは一点刺し色で紫。なぜかというと、エンボスのムーミン模様がブドウ柄なので、ブドウ色。誰にも伝わらないから自己申告。
以前ムーミンの本を紹介させていただいた上でこんな自宅を公開すると、相当なムーミン好きだと思われるでしょうが、ん-、キャラクターの一人“ミィ”が好きなだけでムーミン熱意は実はそこまでではなく「まあまあ好き」程度なバンドウです、みなさんこんにちは。
前置きが長すぎたのですが、最近、ハマリにハマった本をご紹介する熱意にあふれています。溢れすぎて、今回書くとすっごい長くなってしまいますので、それは次回に置いておいて、今日は『図書館のススメ』にしようかな、と思います。
さて私の住む大東市というのは、実はとても図書館が優秀で、そう広い市でもないのになんと3つも図書館があります。
1つ目は中央図書館で、最も所蔵が多いのが特徴です。マニアックな本や資料本などを探すなら迷わずまずここです。こちらに限らず図書館というのはおおむねそうですが、探している本がなければ、リクエストという用紙に欲しい本を書いて提出すると、ほぼ買ってくれます。購入されると電話がかかってきて受け取りに行きます。新品を一番に読めるので、まるで私の為に市がお金を出して買ってくれて、次回読むまでまた図書館で預かっていてくれるようなものです。実にありがたい。
2つ目の東部図書館は、廃校になった学校を改装して作られたもので、3つの中では一番新しい図書館です。新しいだけに蔵書も新品に近いものが多いのが特徴です。例えば型紙などが附属している編み物や裁縫の本など、中央図書館で借りるとテープで補修しまくったボロボロで表記されているサイズも読めたもんじゃないものが多いのですが、東部図書館で借りると感動的にピッカピカです。DVDや型紙など、附属のものがあるものは、こちらのものを借りるのがおすすめです。
ちなみに3つの図書館は、どこの館にいっても他の館のものを取り寄せてもらえて、返すときにもどこの図書館で返しても良い、というとても便利なシステムになっています。
そして今日一押ししたいのが、3つ目の西部図書館です。外観からして近代的でおしゃれな建物で、新しい設備も多く、様々な動画を見るスペースなどもあります。そして何より、目の前は自然豊かな公園になっていて景観がとても素敵です。
子ども連れで訪れても、まずは図書館の児童スペースで絵本を読んで、興味をひいた本や絵本を一緒に選んで借りた後は公園で走り回って遊んで、といったインもアウトも充実した日を過ごすことができます。
図書館の中は一面ドーンと開放的なガラス張りでイスが並んでいて、外の公園を見ながら優雅に読書を楽しめます。四季折々の良さがあるのですが、今の季節は紅葉が美しく、読書で目が疲れたらしばしボーっと公園を眺めている方も多くいます。
一番人気はやはり桜の季節ですが、ガラス越しに静かに眺めるなら個人的には紅葉のほうが「読書の秋」にふさわしい情緒を感じて好きです。
どの図書館も、頻繁に工夫を凝らしたイベントなどを行っており、先日行ったときには「福袋形式」でした。館員の一押し本を中身が見えないように袋に入れて、ヒントのようにキャッチコピーが書かれています。本のプロたちがオススメする本ということもあり、そそられます。何を読むか悩んでいるときにはそのキャッチで興味を惹かれたものに手をのばすのも一興だと思いました。
大東市にお越しの際には、一度西部図書館に足を運んで優雅な読書や公園でのお散歩を楽しんでみてください。
さて次回は、冒頭に書いたオススメ本を、今だかつてない熱意をこめてオススメしますよ~。お楽しみに。
前田針灸接骨院 本院 バンドウ