PVLの宿泊集中治療で新脳針+3つのプログラムを頑張ったAちゃん☆

こんにちは。鍼灸師の高橋です

今回は脳室周囲白質軟化症(PVL)の宿泊集中治療にお越しのAちゃんのご紹介です!

昨年の夏に初めてお越し頂き、今回は約1年ぶりの宿泊集中治療です。
普段は、東京分院・銀座針灸院に通院しています。1歳から通い始めて現在5歳のAちゃんです。

 

主な症状としては、脳室周囲白質軟化症(PVL)による下肢の硬さ、便秘などがあります。

今回も、新脳針(針治療)+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)をみっちりがんばりました

 

▽新脳針治療の様子

針を刺す時は大泣きですが、刺し終わるとピタッと泣き止むAちゃん!

今回もベルトは足だけで出来ました

この宿泊集中治療期間で合計10回、針治療を頑張りました

 

▽指頭感覚法の様子

手技で体のバランスを整えます。

 

▽動作改善法の様子

EU-910を使って筋肉にアプローチ。

 

▽リセプター療法の様子は動画をご覧ください

(YouTubeのチャンネル登録&高評価もぜひよろしくお願い致します)

お姉ちゃんも、リセプターのお手伝いをしてくれてありがとう

みんな一週間、頑張りました!!今回は、お父さんも初めて鍼治療を受けました!!

 

帰ったら東京分院・銀座針灸院でも頑張ってね

また大阪でも待ってるよ〜

 

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大阪本院 前田針灸接骨院

高橋

本日のオススメ本「ドリトル先生(シリーズ※全13巻)」(ヒュー・ロフティング)

ガスコンロの五徳を洗うために外してみたら、汁受けがひどい状態で、洗えるレベルを越したゴボゴボの立体モンスターのようだったので「買った方が早いわい」と思いAmazonで見てみると、予想の5倍ほどの値段だったことにビビりちらかして震えがとまらないバンドウです。みなさんこんにちは。

しかしいったいなんでしょう、あの値段。あんな簡単な形状のものが千円超え?もしかして、「このくらい高くつけておいたら、買い換えたくなくてちゃんとマメに洗って大事に使うようになるだろう」という遠大なエコ計画か何か?

 

というわけで、本日のオススメ本は、幼少のころハマりにハマって夢中になったシリーズ、第三弾。ドリトル先生シリーズです。

これまた各種映画化もされた有名作。

いわずと知れた動物たちとお話するイギリスのお医者さん、ジョン・ドリトル

ガラスの破片を使ってでもひげ剃りを欠かさない先生はまさしく英国紳士。
動物たちに対しても常にジェントルに接し、自分のことは二の次三の次。

先生と、先生よりもむしろ現実的ともいえる賢く勇敢な動物たちの楽しい生活、愛とジョークにあふれた会話、動物同士の愉快な関係。

“韋駄天のスキマー”が好きだったなぁ・・。

「韋駄天ってどう読むんですか?へえ?イダテンって何ですか?」と担任の吉久先生に尋ねたなぁ。

突拍子もない話だけど動物の生態や逃れられないお金の話にリアリティーがあって、ファンタジーだけど、どこか現実味を帯びた軽妙な雰囲気が大人でも楽しめることと思います。もちろん、子どもさんにはぜひぜひ!読書嫌いの子でも、もしかしたらこれをきっかけに本が好きになるかも。

それではまた、二週間後に。

 

前田針灸接骨院 大阪本院 バンドウ

一歩一歩…ゆっくり登った!槍ヶ岳登頂記

2022年10月
槍ヶ岳登頂記

 

10月に入り秋の気配が漂ってきました。
皆さんお元気でしょうか?

今年の夏休みはスタッフ交代でとっていましたが、私は遅い夏休みを、
10月になりスポーツの日の連休を利用し北アルプス、
槍ヶ岳3180m、双六岳2860mを縦走する登山に行ってきました。

北アルプスの高山へは久しぶりになります。
槍ヶ岳は3180m、日本で5番目に高い山で日本百名山でもあり、
”アルプスいちまんじゃく” の歌に出てくる山で大槍、小鑓のとんがった山が特徴でもあります。

今回の山計画は雨予報だったので念入りな日程とコースを考え、
槍ヶ岳登頂日には極力雨にかからない計画をたてました。

是非!登山記を読んでいただければ幸いです。

【登山計画】


10月8日(土)雲
新大阪→上高地(大正池)…(夜行バス)

10月9日(日)雨
上高地(大正池)→徳沢ロッジ(ロッジ泊)

10月10日(月)雨
徳沢ロッジ→槍沢(ババ平テント泊)④
10月11日(火)晴
ババ平→槍ヶ岳(テント泊)

10月12日(水)晴
槍ヶ岳→双六岳(テント泊)

10月13日(本)晴
双六岳(テント場)→鏡平池→新穂高温泉(バス)→JR高山駅→大阪(JR住道駅)

 

 

新大阪駅から夜行バスで上高地へ

現地1日目
早朝AM5時に大正池で下車、
到着時は未だ真っ暗でバス停で待機し、夜が明けてからのスタート!

天気はあいにくの曇りのち雨予報!

 

 

 

日本近代登山の父:ウォルター・ウェストン碑

 

大正池には焼岳が写りとてもきれいでした。

 

ここから、まずはトレッキング 綺麗な湿原が続きます・・・

昼から雨の予報なので、午前の内に速やかに歩行、
大正池から、梓川沿いを歩いて上高地~徳澤園まで湿原の中を移動しました。

(大正池⇒田代池⇒ウエストン碑⇒河童橋⇒明神池⇒徳澤園)

 

 

上高地の中心にある名所の河童橋・・・
今回の山旅計画では、すべてテント泊予定でしたが、
午後から大雨予報もあり、初日は徳沢ロッジに泊まりました。
(なんと徳澤ロッジにチェックインしたとたんに大雨となりました・・・なんとついてる事か)

 

現地
2日目

午前は大雨でしたので、ロッジで待機、
午後からは回復・・・雨が小降りになったところで、
雨雲データなど天候を見ながら、午後から徳沢ロッジを出発!

徳澤園から槍ヶ岳の中間でもあるババ平まで約4時間の登山開始!
少し雨に打たれながらも約3時間半でババ平に到着しました。

ババ平ではテント泊予定だったので、これから降る雨が心配だったので素早く設営。

するとテント内に荷物を入れて休憩体制に入ったとたんに大雨となり、またもやギリギリセーフ!

なんとついてる事か・・・と、嬉しくなりました。

 

ババ平テント場では、大雨が続きに外にも出られなかったので、そのままテント内で食事から19時には就寝、
夜中は風雨の嵐でしたが、朝には晴れてテントも乾いていました。

現地
3日目
ババ平から槍ヶ岳へ向けてのアタック!

これから本格的な登山がスタートです!

午前中は曇りのち晴れでしたが、風が強く体力を奪われるほど強風な状況に展開・・・
約5時間の登り! 疲労困憊ながら槍ヶ岳が雲の隙間から見えてきたときには、
感動のあまり涙が出ました!
ようやく槍ヶ岳山頂の肩に立っている槍ヶ岳山荘に到着、その脇の崖っぷちにあるテント場でテントを張りました。

崖っぷちのテント場からは、槍ヶ岳を目の前に眺めることができ、なんとも迫力あるテント場でした。

テント設営後、鎖場を登り、槍ヶ岳山頂へ・・・!
そして登頂!

槍ヶ岳山頂はとても狭いエリアでしたが、360度のパロラマを見渡せ、雲海と周囲の山々が最高にきれいでした。

 

 

 

 

 

槍ヶ岳テント場から、景色は絶景!反対の景色は富士山が見えました。

 

 

槍ヶ岳からの夕陽

現地
4日目

槍ヶ岳から双六岳へ縦走!

槍ヶ岳からはとても険しい西鎌尾根を縦走、約4時間半・・・山小屋の情報では降りなのでさほど厳しくないよ・・・と、言われ
少し安易に考えていましたが、
とんでもなく、かなり厳しく、双六小屋に到着した時には体力消耗でヘトヘトになっていました。

双六小屋から双六岳を約2時間ピストンし、そして
双六岳ふもとにある双六小屋のテント場でテント設営、19時には消灯し就寝に入りました。

ここは双六岳から槍ヶ岳を望んでいます。天空の滑走路とも呼ばれるエリアです。

 

現地
5日目

大阪へ帰る列車の時刻もあり、早朝3時に起床
4時半に双六小屋テント場から鏡平→新穂高温泉へと下山しました。

 

鏡平池
槍ヶ岳が池に鏡のように、写っています。

 

名古屋駅乗り換えのサラリーマンの通勤ラッシュ!
このようなリュックを背負って新幹線に乗りました!

久しぶりの高山

悪天候と快晴といろいろな場面を体験し計画通りの行程でした。

槍ヶ岳は人生の一ページとして、思い出を刻むことができました。

 

計画を立てて荷物を準備をしている時のワクワク感から、天候などルートを変更したり、イメージしたり五感をフルに使いながら創造力を膨らませてきました。
現地では・・・状況に合わせて時間の使い方、天候の確認、荷物の整理、リュックの担ぎ方、歩くペースなど工夫の連続!

そして自力で歩いて・・・自然の風景を見た事、風の香りを感じた事、木々の緑を見た事、川のせせらぎ、冷たい沢の水を飲んだ事、小鳥の声、暑さ寒さを感じる、出会った山人との会話、など、

自分が健康で山歩きができたことの感謝と、山に行けない難病患者様の事を考え、少しでも私の体験したお話しをして、元気と勇気を与えたい!
そんな気持ちです。

また、院長の診療の際には ぜひ!お話ししましょう!

本日のオススメ本「ムーミン谷の仲間たち」(トーベヤンソン)

こんにちは。本日のオススメ本は、とっても有名な北欧生まれのの人気者キャラクター“ムーミン”の小説です。

ムーミンそのものは何十年たっても定番の人気者、そこやかしこでグッズが売られ、テーマパークもできて、盛況しているようですが、これがもともと小説だ、ということを知らない方も実は多いようです。

私は、前回のブログの中で書かせていただいた「幼少時の図書館通い」の中で手に取った小説のほうがムーミンを知った最初で、当時は周りにムーミンの話しをしてもあまりわかってもらえないことも多かったくらいなので(田舎だったので地域性もあるかもしれません)のちにこんなにも誰もが知る人気者になるとは逆に思っていませんでした。

私の記憶の中では、ハードカバーで、表紙の色はくすんだような青一色に、線画でムーミンたちが描かれているもので、そこそこ分厚い本でした。

表紙のイラストからてっきりカバの話だと思って読み始めると、カバではなく、ムーミントロールという妖精らしく、当時私にとっての妖精というのはピーターパンに出てくるティンカーベルのような、羽根があって小さく美しいもの、という認識でしたので、

「こんな羽根もなく不格好(失礼)な妖精もいるんだなぁ」と驚きましたが、話がとても面白く夢にあふれていてすぐに夢中になり、9冊を読み終わるころ図書館の人に「これの続きは出るのか」と聞くと、

「作者がもう亡くなったから・・弟が引き継いだみたいだけど、続きがでるかはわからない」と言われ、とても切なくなったのを覚えています。

 

白くて丸々として、大きな鼻をもつムーミン一家が物語の主人公。好奇心旺盛なムーミントロール。
心優しくみんなに愛される一人っ子ムーミン、冒険家で小説家のムーミンパパ、おおらかで愛情深いムーミンママの3人が、個性的な友人たちと

楽しい冒険を繰り広げる、とっても愛おしいムーミン谷の仲間たちの生活を、ぜひ活字の世界からものぞいてみてください。

前田針灸接骨院 大阪本院 ばんどう

脳室周囲白質軟化症の宿泊集中治療にお越しのYくん!

こんにちは。鍼灸師の高橋です。

あっという間に9月も終わりますね。本当に早いですね。

皆様はどの季節が1番好きですか?私は、秋が好きです!

大好きな柿、栗が美味しい季節だからです。

干し柿や半生の柿も好きですが、やっぱり旬の生で食べる柿が1番好きです

 

さて今回は、久しぶりに宿泊集中治療にお越し頂いたYくんのご紹介です

普段は東京分院・銀座針灸院に通っています。

大阪本院には昨年の12月ぶりで、今回もお父さんと2人旅。

お喋りがとっても上手なYくんの一言目は「足が大きくなったから、サンダルを新しく買った!」と教えてくれたことです

 

Yくんの症状としては、脳室周囲白質軟化症による下肢の硬さなどがありますが、歩いたり走ったりも出来ます。

 

▽新脳針治療の様子(今回写真を撮り損ねたので、前回のものです)

 

この時もピースをしてくれています!そして今回、針を刺し終わったあとに「よゆう!」とYくん!すごいね!!

 

手足にバンドを巻いているのですが、本当は巻かなくても出来ますが、本人の希望で巻いています。

そんなバンドのことを「飾りだけどね」と言うYくん(笑)

今回も沢山の笑いを私に届けてくれて、本当にありがとう

 

▽リセプター療法の様子

今回は6階のスマイルランドにて行いました!その様子はYouTubeよりぜひご覧ください

 

今回も新脳新(針治療)+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)をみっちり頑張りました!!

 

帰ってから銀座針灸院でも、がんばろうね!!

そして大阪でまた会える日を楽しみにしています

 

1週間お疲れ様でした

 

昨年のYくんのブログはコチラ

大阪本院 前田針灸接骨院

高橋

本日のオススメ本「シャーロックホームズ」シリーズ(コナン・ドイル)

本日のオススメ本は、私が子どものころに大好きだったシリーズ、「シャーロックホームズ」です。

下の画像は1冊だけですが、実際にはたくさんあります。

 

昭和生まれである私の子ども時代、ゲームが各家に存在するほど普及しはじめたのは小学校も高学年のころでしたので、私にとっての幼少期や小学校低学年のころの楽しみといえば、バスにのって週に一度行く図書館でした。一人四冊までの制限であるため、母と弟の会員証も使って(弟にとっては読書は楽しみではなかったらしく、あっさりと4冊の権利をゆずってくれました)12冊の重たい本を持って帰り、一週間ひたすらに読む。本が一週間もたないと困るし「せっかく重たい思いをするのだから長持ちさせたい」という欲求から持ち帰る本はどんどんと文字が小さいもの、分厚いものになっていきました。

面白い本を見つけると、その作家の本をすべて読む。それがシリーズであればなおのこと嬉しく、終わるころには、今でいう「ロス」の状態に焦り、また面白いシリーズを探す。その繰り返しです。

子どものときに蓄積された読書が、いまの自分に影響を与えているのはたしかで、子どものころに胸躍った作品は、時を経て読み返しても変わらずおもしろいものです。

これからの数回は私が5~10歳くらいに夢中になって読んだシリーズをいくつか紹介させていただこうと思います。と、いうわけで話を戻して、まずはシャーロックホームズです。

シャーロック=ホームズは推理小説として優れているだけではなく、日常の細かい描写などから当時のロンドンの風俗や文化がよくわかり、読んでいる間はまるで今まさに自分がロンドンにいるかのような錯覚を起こさせる作品です。

コナン・ドイルの作品には現実的な部分と、幻想的な部分というのがいい塩梅で混ざり合っていて、ほどよく現実逃避できるところも好きです。

主人公のシャーロックは、というと、ずば抜けた才能と同時に、まさに“欠けている…”という欠点をいくつも持つ天才と変人の間のような、味の濃すぎる探偵ですが、常に彼の近くにいる親友であり医者でもあるワトソンの凡庸さが、まるで白ご飯のように安定感と読者への共感をもたらせます。

当時まだ見ぬ外国への憧れから、海外の作品を読むことが多かったのですが、シャーロックホームズのシリーズは推理小説にはまるきっかけとなった本でもありました。

シドニーシェルダンのような、一気に読まずにいられないものではなく、徒然に毎日少しずつ読める作品としてもオススメです。

 

名作は、世代を隔ててもいつまでも名作であり続けます。現代でも繰り返し実写化される題材であるのも、その証拠ではないでしょうか。

40年前に私が夢中だったように、私のずっと前の子どもたちも夢中だったように、今の子どもたちが読んでも、きっと楽しめるはずです。

 

前田針灸接骨院 大阪本院 バンドウ