患者様の声一覧

Voices

自閉症(和歌山県 15歳 男性)

現在15歳の息子は5歳から10年間、前田針灸接骨院で「新脳針」の治療を受けています。息子は「自閉傾向による知的障がい」いわゆる「自閉症」です。
5歳になっても発語のない息子。母子保健総合医療センターの担当医師や地域の発達相談担当員に「親としてどう療育に取り組めばいいのか?」を訊いたのですが、具体的な話は聴けず、藁にもすがる気持ちで堂島鍼灸院に院長先生(現会長先生)を訪ねました。先生から「治療(新脳針)で必ず言葉は出ます。最初はオウム返しですが、そのうちにうるさいくらいに話ができるようになります。」との説明を受けて治療をスタート。
それからは「親としてできる限りの環境づくり」と「治療(新脳針)」を並行して継続。「睡眠障害」「(雑)音と音楽の判別」など自閉症独特の症状も改善しました。あれから10年。今では院長先生(現会長先生)が言われた通りうるさいくらい話をし、歌を歌い、簡単なひらがなの読み書きもできるようになりました。
「知的障害」を克服することはできませんが「療育」の取組み次第で、ある程度は改善できると思います。「療育」にはいろいろな方法があると思います。時間的、経済的な制限はでてくると思いますが、可能性を信じ、出来る限りのことに取り組んでいくのが「障がい児の親のつとめ」ではないかと思います。
今後は息子だけでなく、我々「親」も定期的に「治療(新脳針)」を受けて肉体的・精神的な健康に留意し、息子とともに有意義な人生を歩んで行きたいと考えています。