東京分院の銀座針灸院から研修に来ています。

本日11/21から一か月間、

東京分院の銀座針灸院から

石丸亜樹嘉先生が研修に来ています。

銀座針灸院_スタッフ紹介|難病専門|新脳針でPVL・パーキンソンに挑む (maeda-shinkyu.com)

 

 

大阪本院の施設やオプションメニューなどの治療内容、

スタッフや患者様との交流など、多くの物事を経験してもらいます。

皆様も見かけたら声かけて下さいね。

 

『太陽と地球からの恵み、…そしてテントサウナ!』

11月も半ば、秋も深まり、いよいよ冬を迎える準備をしているところですが、

まだまだ温かい日が続いております…

皆さまお元気でしょうか?

 

私は久しぶりの休日にテントサウナのイベントへ行ってきました。

ここは滋賀県琵琶湖の近江舞子にある雄松館のプライベートビーチです。

今回の目的はさまざまな鋭気を自然界からいただきく事が目的です。

 

前日の土曜日仕事を終え夕方に近江舞子に到着、

駐車場で車中泊し、早朝から日の出と共に朝日光を浴びながらテントサウナに入りました。

 

 

 

 

 

 

夜から朝に変わる朝日光には脳内物質の一つである”セロトニン”が分泌しやすくなります。

そのセロトニンの分泌は、体内のリズムが整い、やる気と勇気が湧いてくるとてもポジティブに働く、
神経伝達物質のです。

そして日光にはビタミンDが含まれ、体内にカルシウムが吸収し免疫力がついてきます。

 

 

私は昨年の秋にも参加したことがあり、今回で2回目!

⇓(昨年のブログ)

https://maeda-shinkyu.com/news/%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%b5%e3%82%a6%e3%83%8a%e3%81%ae%e5%8a%b9%e8%83%bd%ef%bc%81/

 

このイベントは、サウナテントパーティーというサウナ愛好者の有志の方々で開催されていますが、

ほとんど広告や告知などなく、SNSでさりげなくお知らせしている程度なので、

開催日程を見逃す事が多いのですよ。

 

この日の気温は約15度で肌寒かったですが・・・

ビーチにはテントサウナが3つあり、それぞれテント内には薪ストーブが設置され80~100℃の高温状態に保たれ、その薪ストーブの周囲にある木製の椅子に座って汗を流します。

そして、薪ストーブの上のストーンにアロマ水をかけ、熱したサウナストーンにかけると一気に蒸発し水蒸気によって体感温度が上がしくみ…これをロウリューと呼びます。

 

ローリュウはもともとフィンランドから伝わったもので

サウナで熱々になった身体を琵琶湖の湖水で一気に冷やします。

「サウナ→冷水→外気浴(休憩)」の順番を繰り返し行う事で、サウナの効果を得られます(温冷交代浴)。

サウナの中にいると水圧もかからず体がどんどん温まり、血管が広がって大量の血液が体を流れます。サウナ浴中は通常時の約2倍もの血液が流れるのだとか…。

血流が良くなることで全身の細胞の代謝が高まり、必要な酸素や栄養を届けてくれます。このことからサウナは免疫力を高め長寿の秘訣や、病気の回復として多くの人から愛されています。

 

また、緊張している時やストレスがかかっている時、胸がドキドキしたり体がこわばったりします、そのこわばりで神経の伝達が鈍りイライラしたり、筋肉が血管を圧迫し、血流が悪くなることで血圧が高くなり動悸がするのですが、サウナに入る事でとで体が温まり、筋肉のこわばりが解け、神経伝達も促進し精神的にイライラしている場合から体から心までリラックス状態へと変換してくるのです。

この日もテント内ではロウリューを楽しみました。

 

交互浴の間の外気浴(休憩)は焚火にあたり身体を温めます。

ダイレクトな火の熱で身体が温まる事は、精神的な癒しの効果『1/fゆらぎ』といった科学的根拠となる癒し効果があり、炎青見る視覚や燃えるパチパチ音など聴覚から癒しを与え精神的安定をもたらすため、うつ病などにもとても有効なのです。

 

またサウナの中にいるとスマートフォンや本などを見ることができないため、自己コントロールでしっかりと身体に向き合い、目を瞑ったりゆっくりと呼吸することで、心を落ち着かせることができます。

そして同じサウナテントに入っている人達と楽しい会話などをすると、コミニティーとなり更に気持ちが明るくなります。

普段仕事に追われている人、常に忙しい人などには特におすすめです。

 

まとめ…
テントサウナの効果

リラックス効果

快眠の促進

疲労回復

自律神経の安定

肌荒れ予防、デドックス効果

新陳代謝からのダイエット

免疫力アップ

多幸福感

イライラ・うつ・不安解消

(朝日や焚火があれば更に効果あり)

 

 

ご家族で参加されている方が多く、大人から子供まで利用することができ、

サウナ好きの私には、このテントサウナパーティーは素晴らしい企画だと思いました。

 

アウトドアでも珍しいテントサウナの体験…
自然の恵みを肌で感じ取り、五感をフルに使い、楽しい休日を満喫しました。

また診療時にテントサウナ体験話しをしますので…

お気軽にお声かけください(^^♪

 

ストレスには炭酸水に期待✨気滞だけに⛄️

長年欲しいなぁと思っていた炭酸水メーカーを買ってしまいました!

今までちまちまペットボトルの炭酸水を購入していたのですが、

ずっと続けた場合のコストと引越しの勢いに乗ってしまいました

なんという自慢・・・いえいえこれにも意味があるんですよ!🥸💦💦

 

 

東洋医学に「気滞」という言葉があります。

シンプルに言うとストレスが溜まって悶々モヤモヤな状態を指します😶‍🌫️

現代人にはとっても身近で多くの方が当てはまるような証です

なんとこの炭酸水!気滞の方にはとてもいい飲み物なんですよ!!(ドドンッ)

 

これまたシンプルに言うと、発泡する気体は身体の気を動かします。

本来身体全体を巡る「気」が「滞っている」時に動かしやすくなるんです

 

 

じゃあ炭酸ジュースでいいじゃん?

絶対ダメではないのですが、ジュースの成分は糖祭りなのがネック

日常的に飲むと糖分多過ぎでバランスを崩してしまいます。

ただの炭酸水ならば水と同じ感覚で継続して飲むことができるので、

炭酸水メーカを買ってから気軽に飲み鬱々をした時にはこれでサッパリします!(自慢)

 

実はオナラやゲップも同じような意味があるんです。

身体に滞っている「気」を動かそうという働きなんですよ🥸

マナーとしていつでもどこでも出来る訳ではありませんが、

可能であればオナラゲップも我慢せずにして下さいね。

これも人に備わった身体を治そうとする立派な力です!!💪🏻🥴

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 石丸

一歩一歩…ゆっくり登った!槍ヶ岳登頂記

2022年10月
槍ヶ岳登頂記

 

10月に入り秋の気配が漂ってきました。
皆さんお元気でしょうか?

今年の夏休みはスタッフ交代でとっていましたが、私は遅い夏休みを、
10月になりスポーツの日の連休を利用し北アルプス、
槍ヶ岳3180m、双六岳2860mを縦走する登山に行ってきました。

北アルプスの高山へは久しぶりになります。
槍ヶ岳は3180m、日本で5番目に高い山で日本百名山でもあり、
”アルプスいちまんじゃく” の歌に出てくる山で大槍、小鑓のとんがった山が特徴でもあります。

今回の山計画は雨予報だったので念入りな日程とコースを考え、
槍ヶ岳登頂日には極力雨にかからない計画をたてました。

是非!登山記を読んでいただければ幸いです。

【登山計画】


10月8日(土)雲
新大阪→上高地(大正池)…(夜行バス)

10月9日(日)雨
上高地(大正池)→徳沢ロッジ(ロッジ泊)

10月10日(月)雨
徳沢ロッジ→槍沢(ババ平テント泊)④
10月11日(火)晴
ババ平→槍ヶ岳(テント泊)

10月12日(水)晴
槍ヶ岳→双六岳(テント泊)

10月13日(本)晴
双六岳(テント場)→鏡平池→新穂高温泉(バス)→JR高山駅→大阪(JR住道駅)

 

 

新大阪駅から夜行バスで上高地へ

現地1日目
早朝AM5時に大正池で下車、
到着時は未だ真っ暗でバス停で待機し、夜が明けてからのスタート!

天気はあいにくの曇りのち雨予報!

 

 

 

日本近代登山の父:ウォルター・ウェストン碑

 

大正池には焼岳が写りとてもきれいでした。

 

ここから、まずはトレッキング 綺麗な湿原が続きます・・・

昼から雨の予報なので、午前の内に速やかに歩行、
大正池から、梓川沿いを歩いて上高地~徳澤園まで湿原の中を移動しました。

(大正池⇒田代池⇒ウエストン碑⇒河童橋⇒明神池⇒徳澤園)

 

 

上高地の中心にある名所の河童橋・・・
今回の山旅計画では、すべてテント泊予定でしたが、
午後から大雨予報もあり、初日は徳沢ロッジに泊まりました。
(なんと徳澤ロッジにチェックインしたとたんに大雨となりました・・・なんとついてる事か)

 

現地
2日目

午前は大雨でしたので、ロッジで待機、
午後からは回復・・・雨が小降りになったところで、
雨雲データなど天候を見ながら、午後から徳沢ロッジを出発!

徳澤園から槍ヶ岳の中間でもあるババ平まで約4時間の登山開始!
少し雨に打たれながらも約3時間半でババ平に到着しました。

ババ平ではテント泊予定だったので、これから降る雨が心配だったので素早く設営。

するとテント内に荷物を入れて休憩体制に入ったとたんに大雨となり、またもやギリギリセーフ!

なんとついてる事か・・・と、嬉しくなりました。

 

ババ平テント場では、大雨が続きに外にも出られなかったので、そのままテント内で食事から19時には就寝、
夜中は風雨の嵐でしたが、朝には晴れてテントも乾いていました。

現地
3日目
ババ平から槍ヶ岳へ向けてのアタック!

これから本格的な登山がスタートです!

午前中は曇りのち晴れでしたが、風が強く体力を奪われるほど強風な状況に展開・・・
約5時間の登り! 疲労困憊ながら槍ヶ岳が雲の隙間から見えてきたときには、
感動のあまり涙が出ました!
ようやく槍ヶ岳山頂の肩に立っている槍ヶ岳山荘に到着、その脇の崖っぷちにあるテント場でテントを張りました。

崖っぷちのテント場からは、槍ヶ岳を目の前に眺めることができ、なんとも迫力あるテント場でした。

テント設営後、鎖場を登り、槍ヶ岳山頂へ・・・!
そして登頂!

槍ヶ岳山頂はとても狭いエリアでしたが、360度のパロラマを見渡せ、雲海と周囲の山々が最高にきれいでした。

 

 

 

 

 

槍ヶ岳テント場から、景色は絶景!反対の景色は富士山が見えました。

 

 

槍ヶ岳からの夕陽

現地
4日目

槍ヶ岳から双六岳へ縦走!

槍ヶ岳からはとても険しい西鎌尾根を縦走、約4時間半・・・山小屋の情報では降りなのでさほど厳しくないよ・・・と、言われ
少し安易に考えていましたが、
とんでもなく、かなり厳しく、双六小屋に到着した時には体力消耗でヘトヘトになっていました。

双六小屋から双六岳を約2時間ピストンし、そして
双六岳ふもとにある双六小屋のテント場でテント設営、19時には消灯し就寝に入りました。

ここは双六岳から槍ヶ岳を望んでいます。天空の滑走路とも呼ばれるエリアです。

 

現地
5日目

大阪へ帰る列車の時刻もあり、早朝3時に起床
4時半に双六小屋テント場から鏡平→新穂高温泉へと下山しました。

 

鏡平池
槍ヶ岳が池に鏡のように、写っています。

 

名古屋駅乗り換えのサラリーマンの通勤ラッシュ!
このようなリュックを背負って新幹線に乗りました!

久しぶりの高山

悪天候と快晴といろいろな場面を体験し計画通りの行程でした。

槍ヶ岳は人生の一ページとして、思い出を刻むことができました。

 

計画を立てて荷物を準備をしている時のワクワク感から、天候などルートを変更したり、イメージしたり五感をフルに使いながら創造力を膨らませてきました。
現地では・・・状況に合わせて時間の使い方、天候の確認、荷物の整理、リュックの担ぎ方、歩くペースなど工夫の連続!

そして自力で歩いて・・・自然の風景を見た事、風の香りを感じた事、木々の緑を見た事、川のせせらぎ、冷たい沢の水を飲んだ事、小鳥の声、暑さ寒さを感じる、出会った山人との会話、など、

自分が健康で山歩きができたことの感謝と、山に行けない難病患者様の事を考え、少しでも私の体験したお話しをして、元気と勇気を与えたい!
そんな気持ちです。

また、院長の診療の際には ぜひ!お話ししましょう!

気温急降下↓↓【寒暖差疲労】にご注意ください‼

気象庁の1カ月予報で、「10月は寒暖差が大きくなる」と発表がありました。

 

<原因>

一日の最低・最高気温の差が大きくなると、私たちの体はその気温差に対応するために、何度も熱をつくったり逃がしたりして、必要以上にエネルギーを消費します。

自律神経は常にフル回転状態となるため、自律神経が過剰に働き、疲労がたまる「寒暖差疲労」が起きやすくなります。

 

夏は、冷房や冷たい飲み物による冷えが多いですが、秋は一日の気温の急激な変化により自律神経が乱れ、必要以上に体が冷えてしまうことが多いです。

気温差が8度以上あるときは注意です。

 

 

また、リモートワークによる外出の減少や、日照時間が短くなることによる脳内物質「セロトニン」不足、も寒暖差疲労を起こしやすくしています。

 

<症状>

「体の不調」と「こころの不調」があります。

冷え・ほてり・むくみ

肩こり・首こり・腰痛

頭痛・めまい・耳鳴り

食欲不振

便秘・下痢

いらいら・不安・落ち込み

 

<予防と改善>

体の内側も外側も温めましょう。

①毎日湯船に入る(首まで温める)

➁軽い運動(体に負荷をかける)

➂食事(ニラやネギ、生姜、ニンニク)

 

 

寒暖差疲労のことを知って、予防や改善にお役立てください。

また、「新脳針」療法によって、自律神経のバランスの改善、免疫力の向上、冷えや肩こりなどの不調を取り除く。

しっかり治療してください。

 

 

 

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 服部