一人でアラジンブランコに乗れました♪【宿泊集中治療:Hちゃん 5歳 PVL】

こんにちは鍼灸師の高橋です。

 

今回は脳室周囲白質軟化症(PVL)の治療で北海道からお越しのHちゃんのご紹介です。

約3年ぶりに宿泊集中治療に来てくれました!

 

前回の時はまだ2歳だったHちゃん。

その時は自力で立ち上がり、足を1歩2歩前に出せるという所まで出来ていました。

その後、約9か月後に少しずつ歩けるようになったそうです!

 

現在の状態としては、

足の硬さや片足立ちの怖さがあり、階段の練習中とのことです。

あと昨年末に熱性けいれんをおこし、

脳波の乱れもあり、今回はてんかんに対するアプローチも行いました。

 

以前は言葉があまり出ていなかったのですが、今はおしゃべりも出来るようになっています!

滑舌がやや不明瞭なので、そちらもあわせて施術しました。

 

今回も新脳針+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)をみっちりがんばりました

 

▽新脳針の様子

日が経つにつれて泣かずに出来るようになったHちゃん!

(慣れた頃に終わってしまうという、宿泊集中治療あるある・・・)

 

▽指頭感覚法の様子

 

▽動作改善法の様子

 

約1週間、がんばったね

(ちなみに今回は、ママも針治療を受けて頂きました。)

 

病院の診断では、歩くことやお話しすることは出来ないだろうと言われていたHちゃん。

でも今は、歩くこともお話しすることも出来るようになりました!

 

またニコニコ笑顔のHちゃんに会えるのを楽しみにしています

 

当院では未来に向けて、お子様の可能性を少しでも多く引き出せるように、

多角的なアプローチに力を入れています。

少しでも気になった方は、お気軽にお問い合せ下さいね!

 

※前回のHちゃんのブログはコチラから、ぜひご覧ください

 

大阪本院 前田針灸接骨院

高橋

 

あなたもこんなお婆ちゃんで、ありたいと思いませんか?

□ 孫を抱っこしたいけど腰がグキッとなりそうで不安。

□ サササッと動き回るお孫さんについていくのがやっと。

□ でも、「バアバァ!」って笑顔で来てくれたら、やっぱり嬉しいし… 何より孫はかわいい、お世話してあげたい!

 

でも・・・

この腰じゃぁ・・・。↴↴↴

 

あなたもこんな悩みを抱えていませんか?

腰痛持ちのお方、特に『圧迫骨折』のご経験をお持ちの方にとっては、常に腰痛の不安が頭にあるのではないでしょうか?

 

圧迫骨折をしてしまうと、どうしても腰に負担がかかりやすくなります。

なぜなら、『背骨の流れ』が変わってしまうからです。

 

あなたも背骨がS字状になっているのは、ご存じだと思います。

背骨はお首の部分で前湾して、肋骨のついている背骨の部分で後湾、腰の部分で再び前湾しています。

 

ところが、圧迫骨折をしてしまうと、このS字のカーブの曲がり具合が変わってしまいます。

緩やかな弧を描くカーブじゃなく、『カクッ』と急に曲がってしまいます。

これが圧迫骨折をされた方に腰痛が多い原因の1つです。

 

川をイメージしてもらえたら、わかりやすいかもしれません。

川の流れが急に変わっている箇所では、氾濫や洪水が起こりやすいですよね?

それと同じです。

急な角度の変化によって、背骨にかかる負担が分散できず、腰痛が起こります。

 

さらに!

申し上げにくいのですが、残念なお知らせがあります。

『圧迫骨折』によって、変わってしまった背骨の流れは元に戻りません。

圧迫骨折した箇所は、潰れたまま固まってしまうからです。

 

「じゃぁ・・・このままずっと腰が痛むままなの?」

「もう孫を抱っこできないの?」と、あなたは思われたかもしれません・・・。

 

そんなことはありません。あきらめなくて大丈夫です。ご安心ください。

良いお知らせがあります。

 

先ほど、圧迫骨折をしてしまうと背骨のカーブの角度が急に変わり、力が分散できなくて腰痛が起こるとお伝えしました。

だから背骨にかかる負担を他の場所で分散してあげれば、腰への負担を最小限に抑えることができます。

例えば、骨盤や股関節です。

骨盤や股関節の動きを柔軟にすれば、骨盤や股関節が腰への負担を分散してくれます。

確かに圧迫骨折した箇所が元通りに治ったわけではないので、無理はして欲しくはありません。

ですが、あなたが笑顔でお孫さんを抱っこするには、こういったお体のケアが必要となるでしょう

 

そんなケアをできるのが、当院の指頭感覚法です。

指頭感覚法では、骨盤の動きを改善し、股関節の柔軟性を高めることができます。

もちろん、背骨の配列も整えるので、腰への負担も減らせるでしょう。

 

  • お孫さんから「抱っこ~」とお願いされた時、
  • グズっている時、
  • 眠たくて半目でフラフラな時、

 

お孫さんの「抱っこ~」を、申し訳なさそうに「ゴメンね・・・」と断りますか?

それとも、あなたの腕の中でスヤスヤ眠るお孫さん、そんなお孫さんの寝顔を優しく見守るバァバでありたいですか?

あなたのお婆ちゃんが小さかったあなたを抱っこしてくれたように・・・。

あなたの記憶にも残っているように、きっとお孫さんもあなたが抱っこしてくれたことは、いつまでも覚えていてくれるのではないでしょうか?

 

大阪本院 前田針灸接骨院:裏戸 雅行

 

追伸:子供の成長ってホント早いですよね。気づけば、「もう、こんなに大きくなって・・・」って感じで。抱っこしてあげれるのも今だけかもしれませんね。

NO.17 脳の構造と新脳針 (脳室周囲白質軟化症(PVL)について)

NO.16 脳の構造と新脳針 脳室周囲白質軟化症(PVL)について

皆さまゴールデンウイークも過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?
5月も中旬、まもなく梅雨入りしそうな季節になってきました。
当院の玄関・エントランスには妻が育てたアジサイが満開になってきました。
私はこれから梅雨入りが楽しみです。

 

どんよりした空模様でのアジサイ

さて、
今回は当院でのお子様の症状では、最も多いPVL(脳室周囲白質軟化症)についてお話いたします。

 

私は今までたくさんのPVLのお子様のご家族を診てきました。
その中で、待望の赤ちゃんを授かりましたが、早産で生まれ、その後に医師からPVLだと診断され、この先どのようにお子様と向き合っていけばいいのか、どうフォローしていかなければならないのか…と、
PVLのお子様がいるご家庭では、一度はそんな気持ちになられたことがあるのではないでしょうか?

 

 

脳室周囲白質軟化症(PVL)とは、在胎32週以下の早産期に多く発症し、脳性麻痺(早産期)の一つとしてとらえられています。

出生前~周産期に低酸素や仮死、出血などから、脳の血流が行き届かず虚血状態になることが原因で、早産児や未熟児で出産した場合は脳血管の発達が未熟となり、特に脳室周囲は虚血状態になりやすいエリアなのです。

 

 

 

 

 

(中の黒い部分が脳室で周囲が軟化している状態…黒の部分が大きく見える)

 

脳がダメージ(脳挫傷や脳出血など)を起こすと現代の医学では一度損傷した部位は再生しないと言われています。

そして、脳室周囲の白質部分には、上肢や下肢などの運動を司る神経の繊維が通っている場所であり、その部位がダメージを受けると上下肢などに緊張性の麻痺を引き起こしやすくなります。
脳室周囲のどのエリアにどのくらいのダメージがあるかで神経伝達が妨げられPVLの程度が異なるのです。

 

~脳室周囲白質軟化症(PVL)の初期症状~

出生後すぐは、無症状のことが多いですが、成長と共に「首すわり」が遅れたり、上肢や下肢に緊張性(下肢内転クロス症・硬い)や弛緩性(やわらかい)の麻痺が出現します。

障害される神経線維の量によって脳室周囲白質軟化症(PVL)の重症度も変わります。

 

~脳室周囲白質軟化症(PVL)成長と共に発症しやすい主な症状~

・下肢の麻痺(片側または両側)
・下肢の過剰な緊張(かたさ、つっぱり、緊張など)
・下肢股のクロス症状(内転筋緊張)
・尖足(足関節のツッパリ、踵がつかない)
・四肢の麻痺(片側または両側)など

 

 

先ほども述べましたが、脳室に近い部位には下肢の運動をつかさどる神経線維が在る為、足から症状が表れてくることが多いです。
筋肉が緊張して動かしにくくなり、つま先立ち(尖足)になり 歩行がやりにくくなります。

脳のダメージの範囲によっては、軽い症例で収まり麻痺がほとんど出ない場合もあり、足関節の硬いくらいで歩くのも可能である状態から、重度では四肢麻痺になる事もあります。
ダメージの部位が更に広範囲だと言葉の障害や精神面の遅れや視野の障がい認識を伴う知的障がいなども伴う事があります。

 

脳室周囲白質軟化症(PVL)に対する新脳針の効果!

上記にも説明した通り、脳室周囲白質軟化症(PVL)は、脳の「脳室周囲白質」という部分が出生時に何らかの原因で虚血状態となり局所的に壊死してしまう疾患です。
しかし、ダメージを受けた部位をリハビリや運動療法で新たな神経回路を生み出し、傷ついていない他の領域が、ダメージを受けている領域の機能をカバー(代償作用)をするのです。
しかも、乳幼児期の脳は、凄く発達します。
ですから、この初期の時期にいかに適切に脳に新脳針で刺激を与え神経ネットワークを広げれるかで、子どもの将来が大きく変わってくるのです!

 

※当院では、破壊されてしまった神経の周囲細胞を新脳針で神経活動を向上させさせ神経回路の代償を高める働きを促します。

 

症状が出ている脳のエリア(運動・感覚・言語・視覚など)の脳地図エリアに刺鍼し0.7mmAの超微弱電流を注入し確率共振反応から脳の代償作用(神経ネットワーク拡大で神経バイパスを作る『脳の可逆性』)を引き起こし、そして脊髄を通して体幹から四肢の各関節の受容器(リセプター)が反応します。
またメッセージ物質が各臓器同士の会話を交わしたり、手足の筋肉や血管、神経にも呼びかけ身体をを動かそうと指令が送られるのです。

 

 

 

新脳針で刺激を与えることで眠った神経回路を呼び起こし、同時に麻痺が出ている上肢や下肢からも刺激を入れて緊張を和らげたり、麻痺により力が入りにくい場合は神経反応を高めます。

 

~新脳針の治療風景~
多くの感覚や運動能力を高め成長を促すように治療が可能でなのです。

 

 

 

 

更に新脳針に加え『3つの連携プログラム』(リセプター療法・動作改善法・指頭感覚法)をプラスして受けていただくことで相乗効果が期待できます。
多くの感覚や運動能力を高め成長を促すように治療が可能です。

 

 

3つのプログラムとは…

https://maeda-shinkyu.com/care/receptor_care/ リセプター療法

https://maeda-shinkyu.com/care/move_care/ 動作改善法

https://maeda-shinkyu.com/care/shitou/ 指頭感覚法

個人によって異なるお身体の状態を一つ一つ確認し、感覚運動やバランス運動などコーディネーショントレーニングとして運動や感覚を統合し(リセプター療法)、ハイボルトやマイクロカレントなど物理療法機器を使い電子エネルギーを注入して身体に反応を呼び起こしたり(動作改善法)、マッサージやストレッチや整体など徒手療法を用いたり(指頭感覚法)、
あらゆる運動や感覚を刺激することは、脳から脊髄への神経刺激を伝達し、硬くなっている筋肉や腱を緩め、関節の可動域を広げ、日常生活動作をしやすいように導きくのです。

 

 

 

~3つのプログラムのリセプター療法施術風景~

脳室周囲白質軟化症(PVL)による体の緊張は、成長(筋肉の成長)と共に強くなってきますので、「新脳針」や「3つの連携プログラム」を継続して治療することにより、座位や歩行の遅れや言葉の遅れを改善し、進行していく緊張を低下させ柔軟性を高めます。

 

 

たとえ…PVLがあっても、多少麻痺や緊張があっても、そのお子様が秘めている伸びしろをしっかり捉えて、どんどんできることを伸ばしていく!
まだまだ伸ばせるところはたくさんあるのです!

いつしか魔法に掛かったかのように、気が付けば…あれこれできる子供に成長していますよ!

さあ! ワクワク!
私たちと一緒に頑張りましょう!

院長 前田為康

宿泊集中治療で通い始めて約7年のHくん(脳室周囲白質軟化症:PVL)

こんにちは。鍼灸師の高橋です

今年のGWもあっという間に過ぎていきますね~。

 

さて今回は昨年の11月ぶりに宿泊集中治療にお越しのHくんのご紹介です

 

診断名は脳室周囲白質軟化症(PVL)です。症状は手足の硬さ、体幹の弱さなどがあります。

Hくんは平成27年8月から定期的に宿泊集中治療にお越しいただいております。

初診時は2歳でしたが、現在9歳です!

おしゃべりも更にパワーアップしています

 

リセプター療法が終わった後などに、Hくんから「ありがとうございました」と

しっかり言えていて、素晴らしかったです!!

 

新脳針+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)を受けていただいております。

 

針は「いやだ~」と泣いてしまいますが、うつ伏せの時はあまり泣かずに出来るようになりました。

他のメニューは泣かずに出来ています

 

リセプター療法&動作改善法の様子は動画にてご覧ください!

あと明日1日、がんばろうね☆

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 高橋

肩コリって治るの?

 

□ パソコン作業をしていると、肩にズシーンと重りが乗っているよう、

□ 触ってみると鉄板でも入ってる?と思うほどカッチカチ、

□ 酷くなると頭痛や吐き気まで・・・。

あなたもこんな悩みを抱えていませんか?

肩こりでツラい思いをされている方はとても多いですよね?

 

あなたにとっては信じられないかもしれませんが・・・

世の中には、『肩こり知らず』なんて、うらやましい方も実はいます。

 

でも・・・何で肩ってコルのでしょう?

肩こりになる方と肩こり知らずの方は、何が違うのでしょう?

実はここに肩こりの根本的な原因が隠れています。

 

肩こり対策としては・・・

揉んだり、指圧したり、温めたり。

首・肩の筋肉をケアして、肩こりの解消に努める方は多いでしょう。

 

ですが、これは!

『肩こり』の対処法であって、根本的に『肩こりにならない』方法ではありません。

 

肩こりの主な原因の1つが、腕の重さによって首や肩の筋肉が引っ張られることにあります。

そのため肩の筋肉が引っ張られている状況を改善しないと、肩こりと長いお付き合いになるでしょう。

肩コリにならないポイントは、肩の筋肉が引っ張られない状況を作ることです。

 

そのためのキーポイントが肩甲骨と肋骨です。

肩甲骨には首や肩の筋肉がたくさんついています。

そんな肩甲骨は肋骨が集まってでできた胸郭の上に乗っかってます。

そのため胸郭が歪んでいると肩甲骨の位置に悪影響がでます。

肩甲骨が定位置からズレると、首や肩の筋肉が引っ張られてしまいます。

これが肩こりの主な原因の1つです。

 

そのため肩こりの改善には、肋骨・胸郭・背骨を整えるのがポイントになります。

 

そんな施術が当院の指頭感覚法です。

指頭感覚法では、背骨の可動性、肋骨の可動性を高めることが出来ます。硬く固まってしまった胸郭を柔軟にし、肩甲骨を筋肉の引っ張られない定位置に戻します。

そうすることで首・肩の筋肉の負担がへります。結果、肩こりの改善につながります。

 

このツラ~い肩こりが本当に良くなるの?って、今はお思いかもしれません。

そうですよね・・・「もう何年、この肩こりと付き合ってると思っているの?」って方ばかりでしょうから。

ですが、

  • 巻き肩を解消して、肩がスーッと下せる、
  • 棚の上のものを取ろうと腕を上げた際に楽に手が伸ばせる、
  • 自転車に乗っていて安全を確認する時に、スッスッと左右を振り向くことが出来る

施術を受けられた方は、皆さん、このようにお体の変化を実感されています。

 

次は、あなたの番?

あなたは、これからも肩こりと長いお付き合いを続けられますか?

それとも、『肩こりの無い生活』を目指して、一歩踏み出されますか?

 

あなたには今、2つの道があります。

1つは今まで通りツラい肩こりを我慢しながら生活していく道。

もう1つは、ツライ肩こりとおさらばして、イキイキした自分を取り戻す道。

いかがでしょうか?

あなたも一度、当院の指頭感覚法を受けてみませんか?

 

大阪本院 前田針灸接骨院:裏戸 雅行

 

追伸:

もう何年も肩こりがある、ひどくなると頭痛や吐き気も。そんなあなたには、針施術の併用をオススメします。併用して頂くと針の刺激により血流が改善します。首・肩のケアと肩甲骨のポジションの改善、その相乗効果なら・・・!って思ってもらえたら幸いです。