よだれが気になる人に「足三里」「中脘」のツボ

先日、お昼休みを利用して、施術者で院内勉強会をしました。

副院長による中医学の基礎の再確認や、

これからの季節に対しての養生法。

院長をはじめ、各先生方の取穴のポイントなど、

経験談を交えて、ディスカッションしました。

 

これからの梅雨の時期に向けて、

東洋医学の五臓の中の「脾」について再確認。

(五臓は臓器そのものではなく体内の機能を表す)

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その働きは、飲食物を消化吸収し、栄養素を「肺」に運ぶ。

 

生物は食べたもので身体が作られていきます。

胃腸の働きを良くすることで元気な身体を作っていきましょう。

 

当院に来院される発達遅れのお子様などで、

「涎(よだれ)」の多い方がいます。

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この「涎」は東洋医学の「五液」という考えでは「脾」と同じグループです。

胃腸の働きが未熟なこともあるでしょうが、

負担をかけ過ぎないように消化の良いものを取るようにしましょう。

 

おすすめのツボで言えば有名な「足三里」

「中脘」

など。

 

指圧もいいですがお灸がおすすめ。

当院では遠赤外線のサンビーマー

新脳灸

などを使ったりします。

 

子供にお灸はじっとしていられなくて大変なこともあります。

ご自宅用には温灸器が安心です。

お灸のぬくもりを感じながらリラックスして、

胃腸の働きを高め、

元気に過ごせると良いですね。

 

今後もスタッフ全員でディスカッションしながら、

一人一人の症状に対して最善を尽くします。

 

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 神先

信州善光寺の御開帳を見てきました。

キレイに咲いていたツツジも、そろそろ見納めですね。

 

 

 

ゴールデンウィークに長野県に帰省して来ました。

 

帰省した当日、新潟県の山で雪が降っていたらしく、5月でありながら肌寒かったです

 

 

八重桜が咲いていたりと、東京とは少し違いますね。

 

 

ご存じの方もいるかと思いますが、今回信州善光寺では、7年に1度の御開帳が行われています!

患者さんに間違えて「4年に1度」と言ってしまいましたが、「7年」が正解です。

失礼しました…

 

お参りは出来ましたが、回向柱は残念ながらすごい行列だったため、写真にだけ納めさせて頂きました。

 

朝の9時時点の写真ですが…すごい行列ですね。

 

 

信州善光寺といえば、「牛に引かれて善光寺参り」という言葉に聞き覚えがあるかも方もおられるかもしれません。

その昔、信州善光寺の近くに住んでいながら、全く信仰心がなく、欲深い老婆が住んでいました。

ある日、老婆が洗濯をしていたら、牛が干していた布を角に引っ掛けて逃げてしまったのです!

 

ケチな老婆は布を取り返そうと逃げる牛を追い掛けて、やがて信州善光寺へとたどり着きます。

周囲も暗くなり、牛を見失ってしまった老婆は諦めて帰ろうとしたところ、突然頭上辺りが光り輝き、思わず背を向けてしまいました。

光がおさまり足元を見ると、不思議なことに牛の涎が床にあり、そこには和歌が浮かび上がってきました。

「牛とのみ思ひはなちそこの道に なれをみちびくおのが心を(牛と思って鬱陶しく思うではない。この道にお前を導いてきた私の気持ちを)」

「この道」とは、信州善光寺への道と、仏の道という意味を兼ねていると言います。

つまり、老婆を諭しているということですね。

 

このことをきっかけに老婆は心を入れ替え、信仰深くなって信州善光寺参りを行って極楽浄土を遂げることが出来たそうです。

 

ところで、何故「牛」なのでしょうか?

 

調べてみると、「うし」は「牛」と「憂し」を掛けた言葉のようです。

 

「憂し」とは、「苦しい」「辛い」の意味があり、それを感じ続けると目の前が真っ暗になり人生がつらくなります。

だからこそ心の内はともかく、口角を上げて笑顔を作ってみましょう。

笑顔は福を呼び、人生の方向を大きく変えてくれます。

それを信州善光寺に納められている、阿弥陀如来の脇にいらっしゃる観音菩薩が老婆に教えたかったのでしょう。

 

笑顔は針治療においても、良い効果が期待出来ます。

 

笑顔を心掛けて、治療を続けて下さいね。

 

ちなみに、信州善光寺の御開帳は今年は6月29日まで延長して行っているそうですよ!

 

東京分院 銀座鍼灸院

鍼灸師 倉科

ゴールデンウイークの診療風景

ゴールデンウイークも終わって数日が経ちました。

皆さまどんなお休みを過ごされましたか?

大阪の本院では、普段お仕事でお休みが取れない方に来ていただけるように、祝日診療をしています。

担当は私と院長ですが、今回のゴールデンウイークは娘がお手伝いに来てくれました。

4歳の時から来てくれている自閉症のKちゃん、今はグループホームで生活しながら授産施設で仕事をしています。

娘のミュージカルの舞台も何度も見に来てくれて、久しぶりのツーショットを撮りました。 

 

愛知県知多郡から宿泊治療で来てくれている自閉症のT君。朝の診療が終わると、タイガースの応援衣装に着かえて甲子園に向かう前にみんなでパチリ!!まじめなお父さんですが、熱狂的なタイガースファンだったのにびっくりです!!

 

静岡県から2歳から宿泊治療に来てくれているPVLのH君は小学校3年生になりました。誰かに支えてもらっての歩行は上手になりました。おしゃべりがとても上手でいつもニコニコのH君ですが、針治療の時は泣いてしまいます。今回は娘にたくさん絵本を読んでもらいました。良かったね!!

 

アットホームな雰囲気でゴールデンウイークの診療は終わりました。次は夏休みにたくさんの子供さんの宿泊集中治療ができるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日のオススメ本「永遠の0」百田尚樹

百田尚樹のベストセラー作品である「永遠の0」。映画化の時の主人公は岡田純一さんがつとめました。太平洋戦争で亡くなった祖父の存在を知った健太郎が徐々に祖父の生き様を知っていく物語です。亡き父が最期までどう生きたのか、その生き様に震撼します。

この話はフィクションであるけど、ノンフィクションでもあります。
正直にいって、戦争時代の道徳観や価値観に対しては、素直に共感することはできません。戦争のない時代に生まれて育った人間はそうであろうという通り、「ナンセンスだな」と感じます。でも多くの犠牲があって、失敗から学んだからこそ現代の平和な社会が築かれている事を再確認したならば、ハロウィンや成人式で狂ったような騒ぎを起こす、社会に対して無自覚すぎる、思想も危機感もないあまりにも浅はかな若者も減るのではないかなと、ため息とともに思います。

時代と社会と人を知るための一冊。共感しようとしまいと、涙なしには読めません。

前田針灸接骨院 本院 坂東

【ツボのはなし】せき・たんをしずめて胸苦しさをやわらげます

 

咳(せき)も痰(たん)も、からだの自然なはたらきで出る場合があり、安易に薬を飲んで止めようとするのはよくありません。

 

しかし、激しい咳は体力を消耗し、睡眠にも影響します。

これが長期化すれば、さらに体調を悪化させたり、持病を悪化させたりすることにもなりかねません。

また、「咳をしてはいけない場面で咳を抑えたい」「痰がからんで起こる喉の痛みと不快感を取り除きたい」こともあります。

 

今回は、そんな時におすすめのツボをご紹介します。

 

 

 

腕の内側で親指側。肘の関節から指幅4本手首に向かったところにあります。

ヒジの曲がりジワの親指側と手首をむすんだ線のヒジから1/3下がったところが孔最です。

 

親指でぐっとつかむように力を入れて、もむように押してください。

お灸も効果がありますよ。

 

 

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 服部

 

今週の宿泊のお知らせ

 

今週も全国から集中治療のために、当院の

宿泊施設をご利用頂くのはこのような方々です。

・東京都より ジストニアの患者様

・東京都より 急性小脳失調症の患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせる様に、

笑顔になっていただけるよう

精一杯サポートさせていただきます。

京子先生が季節ごとに植え替えしてくれてます。

気分も明るくなりますね

         大阪本院 前田針灸接骨院: 受付

宿泊集中治療で通い始めて約7年のHくん(脳室周囲白質軟化症:PVL)

こんにちは。鍼灸師の高橋です

今年のGWもあっという間に過ぎていきますね~。

 

さて今回は昨年の11月ぶりに宿泊集中治療にお越しのHくんのご紹介です

 

診断名は脳室周囲白質軟化症(PVL)です。症状は手足の硬さ、体幹の弱さなどがあります。

Hくんは平成27年8月から定期的に宿泊集中治療にお越しいただいております。

初診時は2歳でしたが、現在9歳です!

おしゃべりも更にパワーアップしています

 

リセプター療法が終わった後などに、Hくんから「ありがとうございました」と

しっかり言えていて、素晴らしかったです!!

 

新脳針+3つのプログラム(リセプター療法・指頭感覚法・動作改善法)を受けていただいております。

 

針は「いやだ~」と泣いてしまいますが、うつ伏せの時はあまり泣かずに出来るようになりました。

他のメニューは泣かずに出来ています

 

リセプター療法&動作改善法の様子は動画にてご覧ください!

あと明日1日、がんばろうね☆

 

大阪本院 前田針灸接骨院

鍼灸師 高橋

肩コリって治るの?

 

□ パソコン作業をしていると、肩にズシーンと重りが乗っているよう、

□ 触ってみると鉄板でも入ってる?と思うほどカッチカチ、

□ 酷くなると頭痛や吐き気まで・・・。

あなたもこんな悩みを抱えていませんか?

肩こりでツラい思いをされている方はとても多いですよね?

 

あなたにとっては信じられないかもしれませんが・・・

世の中には、『肩こり知らず』なんて、うらやましい方も実はいます。

 

でも・・・何で肩ってコルのでしょう?

肩こりになる方と肩こり知らずの方は、何が違うのでしょう?

実はここに肩こりの根本的な原因が隠れています。

 

肩こり対策としては・・・

揉んだり、指圧したり、温めたり。

首・肩の筋肉をケアして、肩こりの解消に努める方は多いでしょう。

 

ですが、これは!

『肩こり』の対処法であって、根本的に『肩こりにならない』方法ではありません。

 

肩こりの主な原因の1つが、腕の重さによって首や肩の筋肉が引っ張られることにあります。

そのため肩の筋肉が引っ張られている状況を改善しないと、肩こりと長いお付き合いになるでしょう。

肩コリにならないポイントは、肩の筋肉が引っ張られない状況を作ることです。

 

そのためのキーポイントが肩甲骨と肋骨です。

肩甲骨には首や肩の筋肉がたくさんついています。

そんな肩甲骨は肋骨が集まってでできた胸郭の上に乗っかってます。

そのため胸郭が歪んでいると肩甲骨の位置に悪影響がでます。

肩甲骨が定位置からズレると、首や肩の筋肉が引っ張られてしまいます。

これが肩こりの主な原因の1つです。

 

そのため肩こりの改善には、肋骨・胸郭・背骨を整えるのがポイントになります。

 

そんな施術が当院の指頭感覚法です。

指頭感覚法では、背骨の可動性、肋骨の可動性を高めることが出来ます。硬く固まってしまった胸郭を柔軟にし、肩甲骨を筋肉の引っ張られない定位置に戻します。

そうすることで首・肩の筋肉の負担がへります。結果、肩こりの改善につながります。

 

このツラ~い肩こりが本当に良くなるの?って、今はお思いかもしれません。

そうですよね・・・「もう何年、この肩こりと付き合ってると思っているの?」って方ばかりでしょうから。

ですが、

  • 巻き肩を解消して、肩がスーッと下せる、
  • 棚の上のものを取ろうと腕を上げた際に楽に手が伸ばせる、
  • 自転車に乗っていて安全を確認する時に、スッスッと左右を振り向くことが出来る

施術を受けられた方は、皆さん、このようにお体の変化を実感されています。

 

次は、あなたの番?

あなたは、これからも肩こりと長いお付き合いを続けられますか?

それとも、『肩こりの無い生活』を目指して、一歩踏み出されますか?

 

あなたには今、2つの道があります。

1つは今まで通りツラい肩こりを我慢しながら生活していく道。

もう1つは、ツライ肩こりとおさらばして、イキイキした自分を取り戻す道。

いかがでしょうか?

あなたも一度、当院の指頭感覚法を受けてみませんか?

 

大阪本院 前田針灸接骨院:裏戸 雅行

 

追伸:

もう何年も肩こりがある、ひどくなると頭痛や吐き気も。そんなあなたには、針施術の併用をオススメします。併用して頂くと針の刺激により血流が改善します。首・肩のケアと肩甲骨のポジションの改善、その相乗効果なら・・・!って思ってもらえたら幸いです。

 

今週の宿泊のお知らせ

ゴールデンウィークも長い方は10連休の方もいらっしゃるんではないでしょうか?

お出かけ日和といって良い程お天気も良いので外に出てたくさん身体を動かし楽しみましょう

今週も全国から集中治療のために、当院の宿泊施設をご利用いただくのはこのような方々です。

  •  愛知県より    自閉症の患者様
  •  愛知県より    発達遅延の患者様
  •  静岡県より    脳室周囲白質軟化症の患者様
  •  神奈川県より   パーキンソンの患者様

今週もお越し頂く患者様が快適に過ごせるように、笑顔になっていただけるよう

精一杯サポートさせて頂きます。

 

   大阪本院 前田針灸接骨院: 受付