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「節分」は「季節の分かれ目」だと、知っていましたか?

本日は節分です。

そして、まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では明日はもう「立春」です!

節分といえば、恵方巻きですよね!

 

 

 

 

京子先生より、恵方巻きをいただきました。

立派な恵方巻きですね!!

とても美味しそうです。

 

立春というのは、春のはじまりの日のことを指します。

「節分」は「立春」の前の日のことを言います。

漢字を見てお分かりになるかもしれませんが、節分は「季節」の「分かれ目」、つまり「ここから季節が変わりますよ」という目印の日なんです。

日本の季節は春夏秋冬と四つあり、季節の分かれ目も「立春」「立夏」「立秋」「立冬」と四つあります!

元々節分は四つあるのです。

それなのに何故、二月三日の節分だけが特別なこととして残ったのでしょう?

 

 

それは、昔の暦では立春は新しい年のはじまり、つまりお正月だったからです。

「立春正月」と呼びます。

 

「えーっ、一月のお正月を迎えたばかりなのに?」

 

と疑問に思うかもしれませんが、昔の暦と明治時代のはじめに採用された新しい暦とのずれがあり、旧暦では二月四日の頃がお正月だったのです。

ですので、旧暦と現在の暦とで新年の迎え方が二つあるのです。

節分の豆まきは、悪い鬼を追い払って、福を招き入れ、清々しい気持ちで立春正月を迎えるためのもの。

一月はお正月、二月は節分、三月はひな祭り…と、毎月、福を招く行事がありますね。

まだまだ寒さが続きますので、温かくしつつ家族で豆まきをして、恵方巻き(ちなみに、方角は「北北西」です!)を食べて、元気に過ごしましょう!

 

 

 

 

 

 

コロナ対策のため、個々での食事になってしまって寂しいですが美味しい恵方巻きを食べて、引き続き良い治療が出来るよう努めさせていただきます!

鍼灸師 倉科