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今回の看板のテーマは・・・

こんにちは。鍼灸師の髙橋です。あっという間に7月ですね。

今年も残りあと半分。本当に早いですね。

 

7月といえば、七夕!!

私は東北出身ですので、小さい頃は仙台七夕祭りに出かけた記憶があります。

懐かしいです

七夕は学校の行事や、給食で七夕ゼリーが出たりと身近でなじみのあるものでした。

なんとなく知っているけれど、その由来などはあまり深く考えたことがなかったので、今回少し調べてみたら、東洋医学に通じるところもあって面白かったので、

ブログにしようと思いました!

 

 

七夕とは、織姫さまと彦星さまが天の川を渡って1年に1度だけで会える日。

この七夕のお話は、中国古代の民間伝承がもとになっているそうです。

織姫と彦星は中国だと織女(しょくじょ)と牽牛(けんぎゅう)。

他にも韓国やベトナム、ブラジル、アメリカでも七夕やその行事があるみたいですね。知らなかったなぁ~~。

 

そして七夕といえば、色とりどりの短冊や、様々な形をした飾りを笹竹に吊るしますよね。

昔は高ければ高いほど、天(星)に願いが届くと考えられていて、

屋根の上まで高く掲げていたそうです。

 

 

短冊はよく「五色の短冊」といわれるそうですが、なぜ五色なのでしょうか?

調べてみると、この五色は古代中国の「五行説(ごぎょうせつ)」という自然哲学からきているそうです。

ほぉ~~!

あまり聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、

五行といえば、東洋医学(中医学)を理解するために欠かせない考え方です。

(沢山あるのでまたおいおい紹介できたらと思います!わかると色々応用できて面白いので☆)

 

「五行説」とは、万物は 木・火・土・金・水 の五種類の元素からなるという説です。これにそれぞれ属する色が、

木=青

火=赤

土=黄

金=白

水=黒

 

となって、短冊の五色になります。

のちに青は緑も含むようになり、黒は縁起が悪いとしてその代わりに色の中でもっとも格が高い紫が用いられるようになったそうです。

他にも、昔七夕に食べられていた索餅(さくべい)が進化していきそうめんとなり、

七夕にそうめんを食べる地域もあったりするそうですね!

 

 

ということで、タイトルにある今回の看板のテーマは「七夕」でした!

 

まだまだこの世界には知っているようで知らないことが沢山あるなぁと

改めて実感しました。

日々、こういう好奇心や興味、関心を持って過ごしていきたいですね

 

今年の七夕の天気はどうですかね?

ちょうど梅雨の時期なので晴れるかどうか微妙ですが、

七夕の日、夜空を見上げようと思います

 

鍼灸師 髙橋