筋ジストロフィー (ディジェンヌ型)自力で車いすに乗り換える事が出来ました。

筋ジストロフィー (ディジェンヌ型)

 

筋ジストロフィーは

 

T.Yくん

9歳の小学生です。

いつも陽気でいろいろお話をしてくれて、施術中は私達スタッフを楽しませて治療室を和やかな雰囲気にしてくれます。

約3年前からこの症状に対して新脳針と『3つのプログラム療法』で施術を継続しています。

少し進行しやすい難病でありますが、ご家族皆さんでT.Yくんの事を応援されています。

 

最近では、日にもよりますが、調子のいい日、悪い日があるものの、

特に新脳針と動作法(ハイボルテージ)を通電するととても反応が良いのです。

この日は全ての施術後、自分で車いすに移動したいと言ってきたので、動画を取らせていただきました。

手でプッシュアップ、体幹と殿筋を使ってベッド移動、そして握力とプッシュアップで

車いすへの移動ができました。

 

近くにいたスタッフとお母さま、皆で拍手!!

 

とても感動的な一コマでした。

 

これからもT.Yくん 頑張ろうね!

 

https://maeda-shinkyu.com/director/%E7%AD%8B%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%A8%E6%96%B0%E8%84%B3%E9%87%9D/

 

https://www.instagram.com/p/CdK3a-OFkHG/

 

「京子の部屋へようこそ」を更新しました。

「京子の部屋へようこそ」を更新しました。

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

コールスローサラダにはまっています!! – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

『京子の部屋へようこそ』を更新しました。

『京子の部屋へようこそ』を更新しました。

 

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

この冬よく食べたもの~気力をアップさせる食事~ – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

院長コラム『ちょっと診ましょう!』更新いたしました。

院長コラム『ちょっと診ましょう!』
足の三里穴の偉大な効果について・・・

「東洋医学」とは?
鍼灸治療と科学のお話です。
是非!ご拝読ください。

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

足三里穴の偉大な効果 – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

NHKスペシャル…足三里穴の偉大な効果

ちょっと診ましょう

 

2024年を迎え、アッツと言う間に2月となりました。
久しぶりの『ちょっと診ましよう』になりましたが、
今年も一年頑張って投稿していこうと思っています。

さっそくチャチャの話題からですが…
我が家の愛犬「チャチャ」パグ犬 雌14歳、いよいよ立てなくなり、
その介護の時間に追われています。

しかし、チャチャは自力で立てないものの、食欲はあり良いウンチも出て、
力強く良く鳴きます。

だけど、私達が仕事で留守中、一日中ずっと家で過ごすのはとても、
困難であるため、今年に入りチャチャと出勤し事務所に居させる事にしました。

私も妻も安心です。

 

さて…

今回の”ちょっと診ましょう” は、先日、NHKフロンティアで東洋医学の最先端についての放送がされていました。
そして各国の鍼灸や漢方の現状の内容をピックアップし、
『東洋医学とは何か』と題して、鍼灸と科学についてお話ししたいと思います。


この写真は・・・鍼灸や漢方などがいつの時代から治療として施されていたのか? それは遠い昔の5千年前、
1991年にイタリア・オーストラリア国境付近にあるアルプスの氷河から奇跡的に発見された「アイスマン」からその謎が解き明かされてきました。

アイスマンとはミイラの呼称で、その身体の背中や足など、現代の経穴・ツボとされる場所に刺青の跡があった事から・・・
治療目的で鍼治療が発祥されていたのではと推測されています。

その頃から東洋医学と言える治療がなされていたとは・・・
5000年前の先人達から現代人長年の治療経験と、各国の医学と融合により、
鍼灸理論を科学的根拠として今日に確立されてきました。

中国医学3000年と言われる歴史をはるかに上回る、驚異的な治療経験から現代にいたるのでしょう。

 

その鍼灸を科学の根拠ともいえる、足三里の偉大な効果と迷走神経との関係についてお伝えいたします。

 

 

私達は病になる時、さまざまななウイルスや細菌と戦いなが生きていますが、体力や気力が落ちた時に
さまざまな病にかかっていきます。
鍼灸や漢方は感染した体内の炎症を抑えて身体を守るメカニズムを活性化してくれるのです。
そして難病の治療にも多くの効果をもたらす事ができるのです。

各国ではさまざまな鍼や灸、漢方薬など東洋医学として、さまざまな手技がなされています。

では、その一部をご紹介致します・・・

南アフリカ ダーバンにあるベルヘブンメモリアルセンター内のモクサアフリカのマーリン・ヤング鍼灸師は南アフリカ国内で薬物依存症になった方々へ「足三里」にお灸をする事で、疲労や睡眠障がいの改善に大変効果があり、免疫力の強化などさまざまなサポートをし、また耳介付近のツボ刺激により、迷走神経を介してエイズやマラリアなどによる感染症に対しても効果を高め、貧しい人々に安価で手軽な治療法だと、凄く喜ばれています。

その活動はたいへんな効果を及ぼし薬物依存症から解放される人々が増えているそうです。

(患者自身が足三里にお灸をしているシーン)

 

特に『足三里』のツボは非常に効果があり、他にもさまざまな作用をもたらします。

 

また、メキシコのベニート・フアレス自治大学・ロサス教授は細菌やウイルスの感染が原因で全身に炎症が発症する敗血症患者に鍼灸を施術しました。

 

たいていの人は細菌やウイルスに感染すると自己免疫力のシステムが働き免疫細胞が活性化し、病原体を攻撃し感染を抑え込む事で炎症反応が起きます。

しかし免疫細胞が働き過ぎると自分の細胞まで攻撃し、血管や神経までも攻撃してしまうのですが、マウス実験で敗血症を起こしたマウスの足三里に鍼灸を施す事で、
その過剰な攻撃を抑える事が証明されたのです。

 

南アフリカのもぐさと同様、足三里への鍼刺激は炎症を抑える非常に強い効果が確認され組織を回復する効果が確認されました。

 

 

【足三里穴と迷走神経】

足三里は全身を巡る神経(迷走神経)に働き、足三里を鍼で刺激するとシグナルは脊髄を登り、そして脳に到達するのです。
その脳から発する迷走神経のシグナルは脳から身体に降りる際に心臓や肺など各臓器にメッセージを伝えるたいへん重要な神経なのです。

臓器と臓器の間に、まるで迷走するかの様に張り巡らされる迷走神経は臓器同士の会話を起こさせるメッセンジャー物質が飛び交い、お互い助け合い、
生きるすべを持たせるのです。

ほぼ全身に張り巡らされ迷走するので、このような名前がついた迷走神経は、特に脳から腎臓の副腎皮質に到達し、ドーパミン(神経伝達物質)を放出し、血管を通じて全身を巡って行くのです。

≪※ドーパミン=脳では意欲や幸福をもたらし、そして免疫にも関係している≫

ドーパミンが暴走している免疫細胞に結合すると免疫細胞の暴走がストップ、炎症物質の放出が収まり全身の炎症反応が収まると言う…炎症を抑える事で、さまざまな病気の治療に役立ちます。

 

鍼灸は糖尿病や動脈硬化、腰痛、肩こりなどの慢性病、そしてうつ、不安などの精神疾患にも効果をもたらし、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、
ジストニアなど難病の治療にも期待がもたされます。

今後も鍼灸の科学的な研究が進む事で、その効果を正しく評価する事が可能となりました。
鍼灸はもはや『東洋の神秘』ではなく、科学的な裏付けを持つ治療法なのです。

※一部写真は、実際のNHKスペシャル番組より引用。

 

また、次回も鍼灸と科学についてお話しできればと思っております。

 

コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど感染症にかからないよう、
未病としても鍼灸をおすすめいたします。

もうすぐ私の一番大好きな季節・・・春
陽気で明るく元気な身体で春を迎えましょう!

院長

『京子の部屋へようこそ』を更新致しました。

「京子の部屋へようこそ」を更新致しました。

是非! ご覧下さいませ。

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

ありがとう2023 – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

院長コラム『ちょっと診ましょう』を更新いたしました!

パラリンピック発祥の地、ストーク・マンデビル病院&wheelpower訪問記

是非、ご覧ください。!

パラリンピック発祥の地、ストークスマンデビル病院訪問 – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)

パラリンピック発祥の地、ストークスマンデビル病院訪問

パラリンピック発祥の地、ストークスマンデビル病院訪問

Stoke Mandeville Hospitl & stokeMandeville Stadium Guttmann Centre(WheelPower)Visit

ストーク・マンデビル病院と併設するスタジアム(WILLPOWER)を訪問してきました。

 

私は2010年から2021年日本パラ陸上競技連盟に所属していました。
その間ロンドンパラリンピック、リオデジャネイロパラリンピック、東京パラリンピック
3大会トレーナーとして日本選手団のサポートをしてきました。
この病院はパラリンピックのトレーナーとしては憧れの病院なのです。

マンデビル病院はイギリスロンドンの北西部のアイルズベリー地区にありロンドン市内から電車で約1時間ほどの場所にあります。

 

ロンドン市内のメアリルボーン駅からイギリス国鉄で約1時間・・・窓からののどかな景色が続きました・・・

そしてStoke・Mandeville駅到着後は病院までStoke Mandeville・wayを約30分歩きました。
これまたのどかな風景が続く道路でした。

 

 

病院の正面玄関

マンデビル病院に到着!
イギリス国内でもトップクラスの総合脊損センターが設置され、多くの患者さんがこのセンターで機能回復に挑まれている素晴らしい病院です。

 

 

イギリス国立総合脊損センター ☆ Stoke Mandeville Stadium Guttmann Centre

 

あらゆる障がい者がスポーツを通じて健康で楽しいライフ生活を送る事ができるのか・・・、また競技レベルではいかに残された機能でパフォーマンスを発揮する事かできるか・・・
このような肉体的・精神的にも優れた回復プログラムを備えているマンデビル病院とwheelpowe(パラリンピックスタジアム)へ訪問する事が出来てたいへん光栄な事です。

※ストーク・マンデビル病院とパラリンピック発祥と言われる歴史は下記の㏋を参照に詳しくご覧ください。

 

1944年当初の所長であった ルートヴィヒ・グットマン博士は負傷した兵士たちに「障害ではなく、能力こそが重要である (It’s ability, not disability, that counts)」という言葉をかけ、『失ったものを数えるな! 残されたものを最大限に生かせ!』の名言を残されています。

イギリスでは第二次世界大戦中に負傷者が出る事を見越して専門別に病院が作られました。
マンデビル病院は負傷した兵士たちを治療するための病院として、特に脊髄の損傷を負った患者を受け入れる専門病院でもありました。ルートヴィヒ・グットマン博士は脊髄損傷患者のリハビリの一環として早くからスポーツを取り入れられました。

 

1948年にはストーク・マンデビル病院で入院患者によるスポーツ競技会が開かれます。
その競技会は4年後には国際的な両下肢麻痺者によるスポーツ競技大会へと発展しました。

 

 

stokeMandeville Stadium Guttmann Centre(WheelPower)

 

そして昭和35年(1960年)に、ローマでオリンピックが開催された同じ日に障がい者では初めてとなるスポーツ大会が同地で『ストーク・マンデヴィル競技会』「STOKE MANDEVILLE INTERNATIONAL GAMES」として開催されました。
その後4年後1964年東京オリンピックの年に正式な”パラリンピック”と名称が使われたのです。

パラとは(並行して、もう一つのと言う意味があります。)

この大会が後に現代のパラリンピックへと発展してきたのです。

詳しくは下記のHPを参照くください。

WikiPediaより他
参考資料


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB


https://www.shokeikan.go.jp/kikaku/byosho-field/post2.html


https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202102050082-spnaviow

 

WHEELPOWER


https://www.wheelpower.org.uk/activities/yorkshire-sports-festival/

 

車いすリフトや麻痺があっても無理なく入水できるプール この日は子供がたくさん入っていました。

各種取り揃えたジムスペース・・・ちょうど新しいマシーンを入荷したばかりでした

 

もともとグッドマン博士の考えは負傷した兵士にリハビだけではなくスポーツの楽しみを与えると言った草の根の考えでもありことから、wheelpowerは単なるスポーツ施設という存在を超えて、障がい者だけではなく健常者も一緒に施設を利用しスポーツを楽しむ事が出来る。
そして、wheelpowerはパラリンピックを目指す発掘の場所ではなく、イベント(体験会)を通じて、パラスポーツの紹介や実際パラスポーツを体験していただく事で、障がい者本人が一生涯楽しむためのスポーツと出会える事で、趣味としてのスポーツや生きる力になる事がこの施設の価値であるとおっしゃってました。またスポーツ大会なども開催され、併設する宿泊施設を利用し各地から多くの障がい者が参加されるそうです。
年々、スポーツイベントを重ねるたびにパラスポーツも進化し、新たなNEWスポーツが開発されたり、用具や装具なども進化していると・・・
お互いの立場を理解し誰もがノーマライゼーション的な考えとなりうる社会を生み出す・・・それがwheelpowerの施設大切な価値なのではないかと思います。

 

wheelpowerの施設長のマーティン・マケルハットン OBEさん(Martin McElhattone OBE)

お迎えをぃただき施設のご案内をしていただきました。
マーティンは、1984年にストーク・マンデビルで開催されたパラリンピックでイギリス代表として車いすバスケットボールに出場したパラリンピアンです。

 

 

最後にグッドマン博士と記念撮影(もちろん銅像です)

今回のストークスマンデビル病院とwheelpowerの訪問は、難病患者様を扱う私にとって、たいへん勉強になりました。
グッドマン博士の残された言葉・・・『失ったものを数えるな! 残されたものを最大限に生かせ!』の名言をいつまでも胸に、

日々研鑽に励んで参りたいと思っております。

2023年12月7日

『京子の部屋へようこそ』を更新しました。

「京子の部屋へようこそ」を更新しました。

詳しくはコチラ ↓ ↓ ↓

今年も残すところ1か月となりました – 難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院|難病鍼灸治療と90年の臨床歴|前田針灸接骨院・銀座針灸院 (maeda-shinkyu.com)