🌞朝鍼「出勤前に新脳針」火曜日の朝8:30限定メニューです

銀座針灸院では、朝鍼「出勤前に新脳針」をはじめました。

出勤前に「新脳針」療法を受けて、頭と体をすっきりさせた状態で1日をスタートしませんか‼

 

このような不調を感じている方におすすめします!

  • 朝から体がだるい
  • 疲労が抜けない状態が続いている
  • ハードワークが続いている
  • 眠りが浅い
  • 思考力・判断力・瞬発力が鈍っている
  • いらいら・不安・憂うつ
  • 今までと違う感じや、何か変な感じがする
  • 首こり・肩こり・腰痛
  • 頭痛・耳鳴り・めまい

 

前田針灸接骨院(大阪本院)、銀座針灸院(東京分院)には、全国から多くの難病患者様が来院されており、当院独自の「新脳針療法」を用いて、今までの施術では治らないとされてきた難病・慢性病・原因不明の病気に対して、多数の治療実績があります。

大人の難病(脊髄小脳変性症・多系統萎縮症ジストニアパーキンソン病

子どもの難病(脳室周囲白質軟化症てんかん筋ジストロフィー

 

またその一方で、銀座針灸院には、銀座・新橋・有楽町、東京・日本橋エリアにお勤め、お住まいで、一般的な鍼治療(首肩コリ、腰痛、自律神経症状、耳鳴り、頭痛・めまい、など)を目的として、難病ではない、さまざまな症状でお困りの患者様も多く来院されています。

ご自分の体調管理のために、10年、20年、それ以上にわたって当院での施術を続けている患者様もいらっしゃいます。

 

前田明善 副院長(勤続40年)

長年通院されている患者様を多く担当しています。

 

銀座針灸院だからこそ実感できる【朝鍼】の効果!

①難病の患者様を多く診てきたからこそ、ほかの症状にもしっかり対応した施術を提供することができます。

➁問診・触診⇒刺鍼(日本鍼/中国鍼)⇒微弱電流通電⇒吸い玉(伏臥位のみ)⇒マッサージ⇒養生のアドバイス

身体の改善を実感していただける、フルメニューのていねいな施術です

 

↑ 頭の上から足の先まで刺鍼 ↑

↑ 0.7ミリアンペアの微弱電流を注入 ↑

↑ 吸い玉 ↑

サンメディカル社のサンビーマー(遠赤外線照射機)による相乗効果

↓ ↓ ↓

  • 左:㈱サンメディカル 三宅社長
  • 右:前田為康 院長先生

 

 

火曜日の朝8時30分/完全予約制です!

火曜日限定のメニューで、朝8:30より開始です。

<朝鍼の流れ> 所要時間:40~60分

  1. 問診表と同意書のご記入(初診の方)
  2. 問診と触診
  3. 刺鍼
  4. 微弱電流を通電
  5. 抜針
  6. 吸い玉(伏臥位のみ)とマッサージ

 

料金 11,000円(初診料込み)

※使い捨ての鍼を使用する場合は、別途1,100円を頂戴します。

※事前に、電話、LINE、メールでご予約をお願いします。

 

火曜日は、銀座針灸院の🌞朝鍼「出勤前に新脳針」でスッキリ‼

ご予約をお待ちしております。

 

 

 

おにぎりよもやまばなし🍙

10月になり朝晩冷え込むことも増えて来ましたね😖🍃

9月は晴れていれば汗をかくような気温で散歩するには暑かったのですが、

日中お散歩やお出かけするにはとても気持ちの良い季節になって来ましたね😁

 

そこで!

是非オススメしたいお出かけのお供がっっ!!!

おにぎりです!!!!(ズコー)

 

テンション上がりませんか?

そろそろお腹減ったなと思い始めた時におにぎりが出てきたら!!✨😋

私のおにぎり推しが自分のキャラ作り感を出していそうなので

無駄に秘蔵のおにぎり画像を脈絡なく公開していきます🤣

 

 

おにぎりとおむすびには語源に諸説があるようで地味に面白いですよ🥸

「鬼切り」や「御結び」が元だとか、西はおにぎりで東日本はおむすびとか🧐

形は三角でなければおむすびと呼べないやら調べると沢山出てきます。

「御結び」なんてとても縁起良い響きでいいですよね😍

 

シンプル故に大昔から大きく変わらないそのレシピや形は

もう完成された食べ物あると言って過言はないでしょう!!

 

さぁおにぎりおむすびを持って青空の下お散歩いかがでしょうか!!

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 石丸

院長コラムNO.20「ちょっと診ましょう」更新されました

院長コラム 『ちょっと診ましょう』更新されました。

今回は「50歳からの元気な脳の作り方です」

ぜひご覧くださいませ。

https://maeda-shinkyu.com/director/%e8%84%b3%e3%81%ae%e6%a7%8b%e9%80%a0%e3%81%a8%e6%96%b0%e8%84%b3%e9%87%9d%ef%bc%8850%e6%ad%b3%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e5%85%83%e6%b0%97%e3%81%aa%e8%84%b3%e3%81%ae%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9%ef%bc%89/

 

 

NO.20 脳の構造と新脳針(50歳からの元気な脳の作り方)

脳の構造と新脳針

(50歳からの元気な脳の作り方)

 

こんにちは・・・

院長の前田です。

今回の ”ちょっと診ましょう”は

50歳からの人生を楽しく生きたい!
50歳は人生のターニングポイントだ!
・・・などなど50代の方は意識する人は多いのではないでしょうか・・・

今回は ”50歳からの元気な脳の作り方” について、
最新の脳科学と東洋医学から私が感じることを少しお話ししたいと思います。

 

【50歳からの人生が楽しくなる生き方について…】

このテーマについて、私は ”脳と心” の状態が大きく関わると考えています。
現在私は54歳、少しづつ身体の衰えを感じながら日々の仕事に励んでおります。

そんな私が心と身体で感じる事とは…?

①関心を持つ事

②感動する事

③感謝する事

シンプルに、この3Kを意識しています。

 

それは単純に自然界に入り、キャンプやハイキングなど野外活動をすることです。

また、たまには野外フェスやブルースフェスティバルなど・・・

音楽や地域のイベントにもよく出掛けます!

 

私の仕事上、東洋医学から”木火土金水”の5行からなる自然な身体のなり立ちを意識し

日々の生活を送っております。

 

そんなことで先日、大峰山(奈良県から三重県にかけての山脈)
大台町にある大杉谷へ渓流沿いを登山してきました。

キャンプや山を歩いていると自然に

この3Kを感じることがたくさんあります。

木・・・木を触る

火・・・火を見る

土・・・土に触る

金・・・金を触る

水・・・水に触れる

 

ハイキングは

老後も続けられる手軽な運動です、

趣味としてを続けることが容易であり、

自由なスタイルで計画を楽しみながら

身体で体感し学ぶことで五感を使うことができるのです。

【心は脳を変える事ができる】

それは・・・脳内の神経伝達物質の仕組みにあるのです!

今までのコラムにも何度かご説明してると思いますが、

脳内の神経伝達物質は神経(ニューロン)の末端(シナプス)から放出され、
次のニューロンのリセプターで受け入れられます。
これらの電気の伝わりが次の神経に伝わり情報のやり取りがされるのです。
神経伝達物質の中でも最も有名な伝達物質にドーパミンやセロトニンがあり、

これらの伝達物質(脳内ホルモンと呼称)は心の持ち方で大きく分泌するコントロールが図られます。

 

などなど他にも神経伝達物質はたくさんありますが、脳内の神経系の説明をしだすと難しくなりますのでとりあえず簡単に伝えると・・・

セロトニンは”やる気”を起してくれます。

ドーパミンは”快楽”・・・”気持ちいい” 気分を引き起してくれます。

【脳は絶え間なく作り変えられるのです】
今まで脳細胞は歳をとると増えないというのが常識でしたが私達のもつ本来の心は脳の働きという一面もあり、
神経細胞に刺激を与え活動すれば脳細胞は歳をとっても再生する事がわかってきました。
そして脳からの指令物質(メッセンジャー物質)が体内へ伝達され臓器同士の会話がなされるとお互い身体を元気な方向へと呼びかけたり、導きかけたりするのです。

また最近では脳は神経幹細胞がたくさんある事が脳科学界では注目され、70歳を過ぎても細胞が分裂し新たな細胞を増やすことができると、幹細胞の研究からわかってきました。

【気持ち次第で脳はつくりかえれる・・・新しい神経ネットワークをつくる!】

地球上では太陽と雲の関係があり、どんより雲がかかっている曇り空でも、その上空には太陽があるのです。
私は太陽はこの世の生物が生きていくための最も必要なエネルギ―原だと思っております。

(私の神様的な存在は太陽なのです)

身体も同じで、脳内の神経伝達物質(ドーパミン・セロトニンなど)の分泌をコントロールすることで、晴れ晴れした心の状態へと作り変える事ができるのです。
つまり・・・もやもやした心の裏には明るく晴れ晴れとした、心があるのです!

少しの気持ちのスイッチを切り替えると、いつしか時間が経過した時の心の状態が、ふとした時に晴れ晴れした心の太陽が出てくるのです。
(新しい神経ネットワークができると・・・もやもやが解消される)

【ストレスは歳をとるのを早めます、だから脳を守らなければならない!】

嫌な事、辛いことがあれば、必死にその状況から逃れたくなり、とにかく今を打破したくなる事がありますよね・・・

実際そのような時には私は一旦歩幅を合わせるために、並んで歩けるように、人生の歩みを冷静に考えます。

すると自然に身の回りの整理をしたり、掃除したり、何かの事に努力したり、・・・

今は焦らず、何とかなるさ・・・と自分に問いかけ・・・朝を迎えます。

 

良い情報をインプットしてやらなければ、脳はよい方向に変わりません。

つまり脳を喜ばせる事をすることが、脳が良い方向に変わるのです。

 

 

【脳は自分の力で変えられる院長の3つの刺激

◎第一の刺激は運動

散歩、ウォーキング、ジョギング・・・背筋を伸ばし、少し早歩きで心拍に負荷をかける
エスカレーター、エレベーターを使わず・・・階段を利用
物を落として拾うとき・・・一度座り込んで立ち上がる(中腰にならない)
たまには自転車に乗る・・・風を感じ、少しスピードを感じ、頑張って登りも漕ぐ!

 

◎第二は刺激は環境!

辛いことも・・・刺激
嬉しいことも・・・刺激
夫婦喧嘩も・・・刺激

何でもいいので楽しい事や嬉しい事、辛いことも全てはオーライ!
いろいろな刺激を受けて、ストレスにならないように、プラスに受け止める事が脳細胞を増やすのです。

 

◎第三の刺激はトレーニング(訓練)や勉強!

人生は訓練の場!
頭を使い考える事は脳細胞を増やします。
年を重ねてても勉強など記憶させることが大切なのです。
人生の大成目指して、一生勉強、一生訓練なのです。

 

【心身の健康を保つ院長の7つのコツ】

☆相性のよい、かかりつけ医やボディメンテナンスの施設を持つ

年齢を重ねるたびに身体と向き合う事が大切です。
特に50代からは神経の伝達が鈍くなり身体の反応力が低下し、
心(意識)と体(反応力)がアンバランスとなってきます。
内科的検査は西洋医学のドクターのかかりつけ医を作り、日常のボディケアは鍼灸や整骨など
東洋医学の専門院を作ることをおすすめいたします。

※近くの銭湯、温泉が湧き出るスーパー銭湯の岩盤浴などセルフケアで一日過ごすのもお薦すめです。

 

☆ウォーキングやハイキング(運動)で脳を健康に

歩くことは身体にも脳にもよい効果をもたらします。
中高年以降は1分間の心拍数が110~120を超えない程度の有酸素運動が適しています。
日常生活でも習慣として歩く事を意識し、できるだけエレベーターやエスカレーターを使わず
階段を利用すれば適度な負荷がかかり、よい運動となります。

また有酸素運動は認知症予防にも効果があり、特にアルツハイマー型認知症はアミロイドℬというたんぱく質がゴミとなり
脳に蓄積しやすいのですが、有酸素運動はそのゴミを排除し進行に歯止めをかけるのです。

 

☆忘れ物に注意をはらい記憶の振り返り行動する

スマホ・・・
眼鏡・・・
自宅の鍵・・・
マスク・・・
時には財布?・・・

いろいろな物を忘れますが、
朝、自宅を出発前に、上記の3つだけを確認する事にしています。

 

☆呼吸を整える事で焦りを軽減させる

腹式呼吸・・・血圧を下げる、胃腸の運動が整う、イライラを解消
つまり呼吸は脳へ伝達が引き起こされドーパミン、セロトニンが出てきます。

出来れば朝の時間・・・太陽が昇る頃、光だけでもいいので
太陽光を浴びながら簡単なリズム運動や体操、発声など
するとセロトニンがたくさん分泌され、やる気がどんどん出てきます。

 

☆一日一回大きな声で笑う

いつでもどこでも気軽に行える健康法が笑う事です。

一日一回は作り笑い、苦笑いでもいいので、鏡の前で笑うようにしましょう、

出来れば少し声を出して笑うと更に効果的です。

アニマル浜口さんの・・・気合いだ!気合いだ!気合いだ! を発生してからワハハ!と笑うと
脳スイッチが入りますよ!

 

☆解決できない事は悩まず切り替える

どうにもならない不安や悩みについては考えずに忘れる事です。

単純に開き直って一日を無事に過ごせたことに感謝して
今の生活に満足した方が幸せだと思います。

 

☆楽しい行動計画を立てて、やりがいのある目標を立てる!

ポジティブに活動することを意識すれば自然と毎日を過ごせるようになりますよ!

季節を楽しむため近くの公園を散歩したり、ピクニックしたり、時にはミニ旅行を計画したり、
年に一度は遠出の旅行計画してみるのも良いのです!

旅行は計画を立てる時が楽しみなのです。

とても脳の活性化になります。

愛犬 チャチャと自転車で、
近所の深北緑地へピクニック!

同じく深北緑地・・・
色違いの自転車を2台持っています(^_-)-☆
黄色とピンクの自転車を乗り換えるのも楽しみです!

 

こちらは・・・奈良県天川村の”みたらい渓谷”
チャチャを背負ってトレッキングに行ってきました!

 

自然界での活動が脳を活性化しエネルギーを補充する!

そしてしっかり仕事して、患者様と向き合い良い施術をする事!

これから50代後半に突入しますが頑張ります!

こんな院長の生活スタイルですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

追伸・・・来月は槍ヶ岳に行く計画を立てています!

キャンプのススメ〜焚き火編〜🔥

暑いなー、でももう夏休みも終わるなー・・・なんて思ってたらもう九月半ばも過ぎましたね

過ごしやすい気温になり、読書の秋・スポーツの秋と何をするにも適した季節に移っていきます🍁

 

そこで!おすすめしたいのがっ!!!

またまたキャンプです!!🏕(2回目)

 

本当に良いものは一度の記事ではお伝えしきれないのです・・・

そうです!!!!キャンプと言えばなんといっても焚き火です!!!!

 

 

 

火をぼーっと見ているだけでなんだか落ち着きますよね。

片手間にご飯を食べ、片手間に焚き火の世話をする・・・

あっという間に時間が経ってしまいます🌙

 

 

調べてみると、炎の揺らぎには視覚的な「1/f ゆらぎ」の効果があるそうです。

人が五感を通して「1/fゆらぎ」を感知すると、生体リズムと共鳴し自律神経が整えられて精神が安定するそうですよ

 

 

毎日の通勤ラッシュでギュウギュウになりながらもスマホを眺めてる人をよく見かけます。

何かしら事情があって「今見なければならない」人がいるのも分かるのですが・・・

たまにはスマホを手放し時間を忘れて焚き火を眺めるのもいいものですよ

 

※焚き火は扱いを間違うと大変危険です。

※キャンプサイトによって直火禁止やそもそも焚き火禁止のサイトもあります。

※ルールを守って火の始末もしっかりやりましょう!

 

 

東京分院 銀座針灸院

鍼灸師 石丸

お得な!…秋の宿泊集中治療のお知らせ!

夏の猛暑から解き放たれ、とても涼しく過ごしやすいこの季節に、

大阪での宿泊治療を受けてみませんか?

宿泊限定お得プラン!

3つのプログラム料金がとてもお得!(1回あたり3,300円⇒2,750円)

通常、銀座針灸院へ通院されている方には、更に治療費がお得!
⇒(10回回数券が大人4,950円 子供4,950円お得!)

 

当院の6階(スマイルランド)には様々な運動器具を備え付けた、広々としたスペースもございます。

3つのプログラムを受けたあと、大人も子供もリセプター療法の復習ができるのも魅力です!

フリースペース(黄色のジュータン)では歩行トレーニングなや体操など自由に運動することができます。

秋の宿泊集中治療のご案内

 

 

 

 

 

 

DAITO TIME 2022年9月号に掲載いたしました(チック症状)

DAITO TIME 2022 9月号に掲載いたしました。

内容は子供のチック症状について、
当院ではチック症状のお子様が来られています。

是非ご拝読を…

 

本文内容

子供のサインに注意!
目の瞬きが増えたは…スマホやタブレットのやりすぎ!
今年の夏休みは猛暑で家時間が多かったのではないでしょうか?
スマホ依存症からのチック症状で困っている子供が増えています!
チックとは自らの動きをコントロールする力が低下し、勝手に動いてしまう動き(不随運動)の
症状で脳の神経興奮や神経電導の誤作動と考えられています。

瞬き、咳払い、喉をならす、鼻をならす、首を振るなど、幼児から中学生までに多く、
そのままでいると、思春期や成人になってから社会生活に影響を及ぼすことにも…!

そんな悩みを…古くから伝わる東洋医学と最新の脳科学を取り入れた『新脳針』+3つのプログラム!
脳内ホルモンの調整、そして自律神経を整える事でチック症状は改善できます。

 

是非!オンリーワンの技術を受けてみてください!

NO.19 脳の構造と新脳針 (チック症状について)

NO.18  脳の構造と新脳針 チック症状について

8月に入りすっかり夏本番! お盆も過ぎましたが、まだまだ猛暑が続いています。
皆さまお元気でおすごしでしょうか?
コロナの蔓延も相変わらず、何かと不自由な毎日ですね。
戦争も含め早く平和に暮らせる日が来ること願うばかりです。
そんな中、京都の宇治にある“かさとぴあ” キャンプ場にチャチャと行ってきました。
小川がすぐ近くに流れていて、川遊びができるとても気持ちのいいキャンプ場でした。

 

一方、登山では、奈良県の大峰山脈の大普賢岳に登山してきました。

山頂1770m 鎖場と梯子の連続! 大変険しい山で休憩含め9時間の長丁場となり、
くたくたで下山いたしました。
大阪府は周囲が山で囲まれているので、いろいろなアウトドア体験がすぐに出来るところが魅力です。

さて、今回の院長コラム『“ちょっと診ましょう“』はチック症状について…
この猛暑とコロナ禍での夏休み、外出を控え家で過ごす子供たちが多かったのでは
ないでしょうか?
おそらくゲームやTV・YOUTUBEなどでスマホやタブレット漬けになっていたのではないでしょうか?
いまスマホ依存症であらゆる身体に影響を及ぼしているお子様が多くなっています。
その病気の一つでチック症状やトゥレット症候群などが急激に増えています。
チックとは心の病気、心身症精神疾患と思っている人が多いかもしれませんが、チックとは、
脳の運動を司る部位である大脳基底核や指令を送る前頭葉、感情をコントロールする、
大脳辺縁系など、複雑な脳が関係する神経の疾患です。

チック症状の病態には、
セロトニン、ドーパミン、などが関連しています。

 

チックについて
『チック』と『くせ』についてチックは不随運動(ふずいうんどう)の一つで、
自分では意識せず勝手に動いてしまう動きを指します。

チックの定義として…
『単一筋、または複数の筋群に起こる短時間の、素早い、反復する、無目的に見える、常道的な運動』とされています。
また、くせについては特に定義はなく、一般用語で医学的言葉ではないのです。
特に幼児期から学童期以降に発症することが多いため、この時期の成長期にはとても関心を持ちさまざまな行動やサインに注意しなければならないと思います。

 

チックの原因
はっきりした原因はわかりませんが
家族歴(遺伝)の場合が多いと言われています。
上記にも触れたように、最近の傾向ではスマホ、タブレット、TVやゲームなどのやりすぎによる依存症で絶えず脳が興奮状態にあるのではとも考えられています。
単純チックは6歳を中心に、複雑チックは10歳をピークに発症しやすく、いずれもよくなったり悪くなったりを繰り返す場合があります。

チックとくせの違い
チックをくせと言っている方も多いと思います。
間違ってはいませんが、『くせ』は一般用語ですので、
使う人によっては意味合いが違ってしまいますね。
おそらく皆さんが使っている『くせ』と言うのは動きが単純で小さい動作、
すなわち単純チックと言う事が多いように思います。

 

チックの種類と分類
運動チックと音声チックに大きく分かれ、
またそこから単純性と複雑性に分かれます。

単純性チック=極めて短いチックです。最初はただの神経質な癖にすぎない場合もあります。
複雑性チック=複数の単純性チックの組合せで、より長く続きます。複雑性チックの中には、卑猥な言葉や便に関連した言葉を叫ぶこと(汚言)もあります。

チックの診断
病院での診断は症状とその持続時間に基づいて診断されます。
チック症には3つの主要な病型があります。

◎暫定的チック症:運動チックまたは音声チックがみられるが、持続期間が1年以内の場合

◎持続性(慢性)運動または音声チック症:運動チックまたは音声チックの一方だけが1年以上みられる場合

◎トゥレット症候群:運動チックと音声チックの両方が1年以上みられる場合
トゥレット症候群をその他のチック症から区別するため、一定期間にわたって定期的に医師の評価を受けなければならないこともあります。
トゥレット症候群というと汚言を連想する人がよくいますが、トゥレット症候群の人の少なくとも85%には汚言がみられません。汚言を吐いたり他の人の動きや言葉を繰り返したりする複雑性チックは、わざとやっているように見えることもありますが、患者は意図してやっているわけではないのです。
また、チックとともに発生することの多い病気(ADHDや強迫症など)の有無も確認が必要です。

 

チックの治療

西洋医学(薬では)
強迫障がいに対して…SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)
不安障がいに対して…タスドスピロン、L-ドパ療法アスピプラゾール(抗不安薬)
睡眠障がいに対して…ロゼデム、非ベンゾジアゼピン(抗不安薬)

その他の新薬も含め抗不安薬や睡眠系など精神安定剤を使用することが多いです。

東洋医学(自然療法では)

一般的には皮膚に穴をあけない、皮膚を擦るだけの接触鍼(小児はり)を使用することがあり、経絡に沿ったツボや艾の温熱刺激や自律神経系などを安定させるための施術することが多いですが、当院は新脳針で脳神経への確率共振反応を呼び起こす事でチックの改善として施術いたします。

 

 

(当院では祖父から伝わるモグラの手で皮膚を刺激します…頭顔や目の周囲~全身へ)

その他、数多くの“小児はり“の種類があります。

 

 

(当院のお灸療法は籠灸を使用し、艾の”輻射熱”で身体を温めます)

 

(新脳針を受けているAちゃん)

生活環境の改善

規則正しい生活リズム、十分な睡眠、昼間の活動、スマホやタブレットなどの制限が重要と考えます。
そして保護者の理解が必要です。
保護者の皆さんが症状に対して不安になったり、叱ったりすると症状が悪くなることがほとんどです。
強迫性障害があると精神的にはとても過敏になるので、ご両親が不安やイライラすることで 子供はわざとしているわけだはなく勝手に出ちゃうので、親子のコミュニケーションが何よりの処方箋なのです。

 

当院での症例を一部ご紹介
今回は普段かかわっておる患者様の経過を中心にお話いたします。

①チック(トゥレット症候群)小学5年生、男子。5歳の頃、目をパチパチさせる症状出現。9歳、首をすぼめる、顔を振る、肩をすくめる。いろいろな症状がコロコロ変わる。小児神経クリニックに通院し、Lドパとセロトニンを服用しているが、一向に改善の気配は見られない。甲高い声をあげてしまう音声チックが悪化しており、当院に来院した。
とても緊張しやすい性格で、緊張をほぐしながら施術を続けた。4回目、音声チックが減ってきていると本人が自覚した。6回目、食が細かったが、ご飯をお替りするようになった。12回目、クラス役員に立候補。積極性がみられる。20回目、お母さん「びっくりするぐらいよくなりました」緊張が強いと目をぎゅっとつむり、肩をすくめるチッが出ることがある。30回目、本人「治療をはじめてから、とてもよくなりました」
夏休みも終わり2学期が始まったが、状態は依然として安定しているため、ここでいったん通院終了となった。
6カ月、30回の施術。はじめの10回は、ほぼ1日おき、以降は週1回のペースで通院。

②チック(持続性(慢性)音声チック症)
小学1年生、男子。3歳、まばたき。6歳、咳払い、声が出る。小学校に入学してから、音声、突発的な腕の曲げ伸ばし、肩の突き上げ、が出ている。
癇癪が強い、母子分離不安、夜尿あり。肩の痛みにも苦しんでいる。
1回目、青白い顔から血色よい表情となる。4回目、ニコニコとお喋りしてくれる。肩の痛みは半分に軽減。6回目、肩の痛み消失。7回目、肩の突き上げ減っている。9回目、夜尿がなくなった。家では、音声チックが減少してきている。スマホゲームを減らし外遊びを増やすことを指導する。15回目、ほとんど音声チックが減少、週1回ペースで3カ月来院。

③HP問い合わせの回答より
チックについて現在では、複数の原因が組み合わさって発症される場合がほとんどとされています。
チックの原因について一昔前まで、精神的なものが主な原因だと言われていましたが、
私は個々の自律神経症状や脳の興奮などもあると考えます。
当院で行っている新脳針とは、「全ての不調の原因は脳にある」という考えを基に、独自に研究した脳地図に基づいた頭部のエリアに針を刺して、0.7mmAの微弱電流を流し、刺激を与えて脳神経細胞を活性化させる治療方法です。
新脳針治療では、神経伝達物質の活性化のみならず、ホルモンバランスを整えたり、自律神経の働きを良くしたりすることで、身体本来の力を強化・調整します。
薬とは違い、副作用なく、より自然な自己治癒力で、肉体的なことだけではなく精神的にも理想的な体調に近づけます。
治療と同時に、十分な睡眠と、バランスのとれた食事など、規則正しい生活習慣もたいへん重要です。

今回はチック症状について当院の症例も含め簡単ですがお話ししました。

また次回もお楽しみにしてくださいね。